森男の活動報告綴

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三式中戦車 ファインモールド 1/35 (その1)

2015年03月22日 | AFVの模型
今メインで作ってるのは、ファインの三式中戦車です。

例によって、本土決戦仕様です。先日少し書きましたが、このキットはリリース直後(15年くらい前)に購入し、完成していたのですが今回塗装を全て落として再塗装・再仕上げすることにしました。これがラッカーシンナーで塗装を落とした段階。完成しても出来栄えがあまり気に入らなかった上、引越しや移動のために徐々に壊れていき、最後には標的戦車ならぬ試験塗装戦車(試し塗りとかの実験台)となって長いこと作業机の上に陣取っていたのですが、ずっとそれを見ていたら不憫になってきたのでした、、、。また、三式中戦車はその後の四-五式に比べてちょっと弱っちいイメージがあるので、何とか強そうにできないかなあと、だんだんやる気になってきたわけです。とはいえ、何をするといえば、例によってキャタピラの増加装甲しかないわけです(笑)以前タミヤのマーダーⅡを作ったとき、増加装甲でアウトラインがちょっと変わって、違う形に見えて新鮮だったのでもう一度やってみたかったというのもあります。

足回りのキャタピラはヴィジョンモデル、増加装甲はモデルカステンです。ヴィジョン製品はとても安くてよくできてる優れもののですが、ピンやセンターガイドの穴が開いていないので、増加装甲にする際の針金を通すことができないし、増加装甲にするとかなり間近で見られるので、ここはやはり精密なカステン製に軍配が上がります。チハ用だけでは単調ですので、シャーマン用の予備キャタピラセット(T49)を使いました。もちろん、トロフィーという意味もあります。ちょっとやりすぎたかもしれません。これじゃ、動けないかも(笑) しかしまあ誰に迷惑をかけるでなし、強そうだし、ま、いいかな、と(笑)

キャタピラの増加装甲で、一番悩むのが固定方法です。専用フックがない三式は針金などで固定するしかないのですが、それを最終的にどこに結ぶのかが難しいです。あれこれ考えながら、それっぽくなるように固定していきます。砲塔は、キューポラくらいしか取っ掛かりがないので、そこに回してぶら下げ、針金だけでなく極細のワイヤーとチェーンで固定したような感じにしています全体的に小うるさく、ガチャガチャした感じになりましたが、必死な感じが出てるっぽいのでこれでいいかな、と思います。チェーンを使ったらイカツクなってよかったなあと、ひとり悦に入ってます(笑)最初は車体前部上面が全て埋まるまでキャタピラを載せていたのですが、さすがに重すぎだろうということで、ムシロ製の土嚢を積んだことにしました。エポパテを載せて車体に馴染ませ、硬化し始めくらいのときにデザインナイフで目をつけます。弾がかすったか砲弾の破片かで破けたようにしました。塗装後、中の土がデローっと出たような表現をするつもりです。

これはおまけ。ベースに乗せる防火用水です。紙粘土で作りました。バリエーションは無限にありますので、雰囲気重視で。そういえば、これも気がつくと街からいつの間にかなくなってたアイテムですね。うちの近所にもあって、通学の時毎日目に入ってたのですが、あれは一体いつどこにいったんだろう、、、。

おまけその2 先日模型屋さんに行ったら、買い逃していたサイバーの「日本陸軍歩兵(ペリリュー1944)」があって、喜んで買いました。九九式軽機が入ってるので、欲しかったのです。が、中を見て「あっ」と声をあげてしまいました。ちょ、ちょっとつらいっす、、。94式拳銃も「、、、、」といった感じ、、、。

以前出てた、日本兵セット(硫黄島)の九六式軽機がとてもよくできてたので、期待していたので悲しかったのであります、、、。こちらが以前の96式。「ぴしーっ」としてるでしょ?なんで昔のほうがいいんだろ? ちなみに、96式と99式の区別の仕方は、マガジンのカーブがゆるいのが99、きついのが96です(弾丸の形状が違うので。上の写真でもわかります。そこは評価したいです)あと、銃床に単脚があるのが99、ないのが96です。でも96の外観で口径は7・7ミリという引っ掛け問題みたいな個体(過度期の試作品?)もあるそうなので注意したいところです。どーでもいいですかそうですか。

というわけで、また。






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