森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

やっぱ人とは会わないと、、

2014年05月19日 | 模型の話題
この土日、静岡ホビーショーに行ってきました。

「ショー」なので、いろいろと展示されたり売られたりしてます。見ているとほんと勉強になったり、お金が出ていったり。

でもまあ、いろんな人と出会って、お話しするのが一番楽しいですね。ついこの間会ったばかりの方、久しぶりに再会した方、初めての方、いろいろな方とお話させていただき、さまざまな刺激をいただきました。本当にありがとうございました。

この間も書きましたが、やっぱ人と直接対面して話をするのはいいですね。当たり前のことではありますが、普段会わない人との連絡はメールとかが基本なので、そのことをついつい忘れがちです。気をつけたいところです。

それにしても、10式戦車は凄かったなあ、、、。こういうのも、生で見ると見ないとでは大違いですね。この存在感・空気感は実際に見ないとわからないですよね。これも収穫でした。

こちらは、夜、戦車の回りに設置された警備用の有刺鉄線のアップ。なんかそこらのホームセンターで売ってるのに比べると、本気な感じがするようなしないような、、。

あと、毎年会場と駅の行き来は徒歩なんですが、静岡は古いイイ感じの建物がちらほら残ってまして、それに出会うのも楽しいです。今年は、かっこいい蔵を発見。いや、素晴らしい。

というわけで今日はこの辺で。疲れがとれず、困ってます(笑)










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せんしゃんキット製作記 その3(完結)

2014年05月11日 | 模型の話題
というわけで、せんしゃん製作記の完結編です。

キットができたので、次は完成見本を作ります。パーツは砲塔・車体・キャタピラ左右・お花・砲身の6点のみなので、組み立てはすぐできます。砲身は5ミリプラ棒を使います。

見本は、きれい目のスタンダードバージョンと、汚しやディテールアップを施したハイテックバージョン(笑)の2種類。スタンダードは、箱絵の色に近い濃い目の黄緑で。後姿がキュート(笑)ハイテックはダークイエローにダークグリーンのドイツ戦車っぽい色にしました。ジェリカンなどのパーツは、ジャンクパーツの箱からタミヤの古いキットのものを出してきて使いました。ベテランの人は、どのキットのどのパーツか分かるのでは。また作りなおしたくなるかもしれないので、パーツの固定は木工ボンドを使っています。泥は百均の「木粉ねんど」を水で溶いたものをこすり付け、乾燥後、自然な感じになるよう水で多少落とします。色はタミヤエナメルをしみこませています。この方法は、簡単で効果的、しかもいくらでもやり直しがきくのでお勧めです。

マーキングは「中459」→「ちゅうしこく」(笑)機関部の網は銅のメッシュを切り抜いて張ってます。というわけで、手をつけてから半年ちょっとでやっと完成。他の事をやりながらだったこともあり、結構長くかかってしまいました。キャラの創作から原型・キット・パッケージの製作まで、ほんといろいろ勉強になりました。

完成記念に「パチッ!」ごっこをやってみました。

「危うし!せんしゃん」


「やつら、もう勝ったつもりだな。教育してやるか!!」

「せんしゃん、キターーーーッ!」
あははは!(平和だなあ、、)

完成品とキットは、中四国AFVの会でPR展示しました。ご覧になった方もいらっしゃると思います。そして、中四国AFVの会では、せんしゃんとすだこの公式キャラ決定を記念して、今年から「せんしゃん賞」を設けました。選考基準はホンワカしたイイ感じの作品。そもそも、このキットは、その賞品にするために作られたのです。で、まあ売れるなら売ってみようか、という感じでいま話を進めています。とはいえ、ゴム型から作りなおしになるので、予定は未定です。また決まり次第お知らせします。

賞品は1個でいいので、残りのキットはゲストのみなさんにお礼の意味を込めてプレゼントしようということになりました。でもまあ、どっちかというといやげものに近いかもですね。しかし、ゲストのみなさんは快く受け取ってくださり、安堵しました。でも、あとで冷静に考えると、日本を代表する模型メーカーの各トップや超有名なプロモデラーの方々に自作の模型を渡すとは、かなり大胆な犯行でしたね。冷や汗タラタラです(特に、某会長にこのパッケージで渡してるんだもんなあ、、、)。この場をお借りして、失礼をお詫びするとともに、お礼申し上げます。

さて、会場の設営を終えて、ほぼ自分の仕事を終えた私は、展示作品を見ておりました。開場から間もないので、来られたばかりの参加者があちこちで作品をテーブルの上に置いています。

ふと、脇を見ると、ある方がこれをテーブルに置きました。「ん?どっかでみたなあ、、、なにこれ?、、、ひょっとして、せんしゃん!?」

その方に「これ、せんしゃんですか?」と話しかけると「はい」とのお返事。「え?なんで?」「いや、AFVの会のHPにプロフィールが載ってたんで、作ってみました」「、、、、。え?」

びっくりです。お話を伺うと、HPでせんしゃんを知り、「せんしゃん」で検索するとこのブログが引っかかり、その画像も見られたとのこと(画像検索で引っかかります。ちょっと笑えるので暇な人はやってみてください)。

いや、そりゃ100歩譲って来年以降ならまだ分かるのですが、まさか今年いきなり作ってこられる方がおられるとは、ほんと驚きです。そして、とても嬉しいです。

私の絵から、その方なりの解釈で立体にされてますので、当然私の作ったものとアプローチとテイストが違うのがとても興味深いですね。これは今まで味わったことのない感覚です。いやー、素晴らしい&面白い!!!聞けば、この方はガレージキット(キャラクター系)を製作・販売されているとのことで、造形・仕上げともどもキッチリされていることが分かります。

私のキットも見ていただき、不明だった車体後部のディテールが分かったので追加されるとのこと。まあ、私しか知らない、というか私がでっち上げたので申し訳ない気もしますね(笑)。

というわけで、第1回目のせんしゃん賞は見事この方が獲得されました。パチパチ。聞けば、せんしゃんができたらすだこも作りたい(!)とのこと。楽しみです。私は、すだこは(以下略)

いやー、それにしてもこういうことってほんとあるんですね。なんといいますか、キャラの創作からキットの製作まで、苦労がなかったわけではなかったので、やっててよかったなあと思いました。来年はどうでしょうか?楽しみです。

あと、キットに限らず、せんしゃん&すだこに関してはいろいろやっていきますので、末永くお付き合いしていただければ幸いです。

それでは。













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せんしゃんキット製作記 その2

2014年05月05日 | 模型の話題
というわけで、キット製作記・その2です。
今回、キットを製作するにあたり、とてもやりたかったのがパッケージ作りでした。

プラモは「未完成品が商品としての完成形」という、よく考えると変なモノです。でも、だからこそ魅力的なモノなのですね。その魅力の一端を担ってるのがパッケージです。インスト(組み立て説明書)など完成品にはない要素も、もちろんその中に含まれます。

特に、タミヤのパッケージはほんと素敵で、見るだけでテンションが上がります。ホワイトバックもいいですし、ツインスターもまぶしい。詳しく丁寧なインストにはメロメロです(なんやねんお前)

というわけで、せんしゃんキットのパッケージはタミヤのパロディにすることにしました。しました、というか最初から100パーそうするつもりでした(笑)

箱絵はいろいろ参考にしましたが、メーンの参考元はM4A3シャーマン。手近にあったのがその理由ですが、偶然ながらせんしゃんに似ている車両なのでよかったです。「SHERMAN」「SENSHAN」(笑)まず箱のトップの絵を描きます。せんしゃんの線画(バッジ用)に、水彩絵の具でリアルっぽく色をつけます。ロゴは、中四国AFVの会のキャラなので、「中四」マークに。車両の名前とかは、フォトショップで打ち込んでいきます。これが、全ての基本形となるわけです。

側面は「実車について」「模型要目」の解説を入れます。もちろんふざけまくります。反対側はラインナップのキットのイラストを描きました。もちろん、これらはウソ(笑)。けどこの箱の横のラインナップは、ほんとテンション上げてくれたよなあ、、。「次はこれを買おう!!」と思いながら作ってたわけで。今から考えると見事にハメられてたわけですが。

イラストがそろうと、次に箱に張っていきます。寸法に切って、ノリで張るという、見たまんまの作業です。内職みたい。箱は、ネット通販で買いました。ネットオークションのおかげか、いろんなお店がいろんな種類の箱を少数ロットで売っているので助かりました。でも、ちょっと大きかったかも。ま、ボリューム感が出ていいといえばいいですね。

インストも、できるだけ頑張ります。普段レジンキットを買った時、簡単すぎるとちょっと残念な気がします。なのでこれだけでも楽しんでもらえるようなものを目指します。A4二つ折りの4P。これでも、結構大変でした。4コマ漫画は、AFVの会のPR用に描いているもの(一応連作)。近いうちに公式HPで公開しますので、その際はまたお知らせします。

内容はタミヤのインストのテイストをあれこれ盛り込んでパロりまくってます(いいにくい)。できれば詳しく見てほしいのですが、販売する可能性もあるので、これくらいで。すいません。基本的に、MM2桁くらいまでのイメージで製作しました。世代にもよるでしょうが、結局MMって2桁までのインパクトが凄いんですよね。「MMイコール2桁」みたいな。

インストの製作に関しては「プラモインストブック」(大日本絵画)、パッケージは「パンツァーグラフ!2008年12月号」(モデルアート社)がめちゃめちゃ参考になりました。タミヤのキットはキッチリしたフォーマットがあるような印象でしたが、これらの本で各キットを見比べると、インスト・パッケージとも結構それぞれ独自のアレンジをしています。

なので、全体の平均的な印象を抽出するには、大量のデータがないと難しいわけです。「パンツァーグラフ!」は発行日までに発売された全MMの箱絵がキット解説とともにずらりと並んでいるので、ベストでした。インストも今はもう全然持ってないので「インストブック」がなければ大変でした。

パッケージやインストを眺めていたら、ほんといろいろ発見がありました。例えば、シャーマンの箱絵の車名は縦書きですが、実はほとんどないパターンです。でもこれまでずっと「こんなもんかな」と思って見てたわけで。いやー、やってみないと気付かないもんですね。というわけで、今回改めてタミヤパッケージの素晴らしさ・凄さを感じることができました。これだけでも十分な収穫だったような気がします。

あと、これは決して盗用ではなく、あくまでタミヤリスペクトのパロディのつもりで製作したことをお断りしておきます。念の為。

最後に、パーツを小袋に入れてプチプチで包み、箱に入れて完成。結局、部品は11個分、キットは9個できました。2個は完成見本に回しました。

それにしても同じものがたくさん並んでると、テンションが上がるのはなぜなんでしょうね(笑)

というわけで、予想通り長くなってしまったので今日はここまでです。すいません。次こそは完結編です(多分)。

●余談 GWに入る前日、道路を気持ちよく走っていたら紺色の服を着た人に行く手をさえぎられ、青い紙を渡されました。ショックでかの助。どうも、近日中にその人の所属する会社にそれなりのお金を振り込まないとどえらいことになるそうです。いやーっ、ここだけの話、赤い紙を渡されるレベルだったような気がしていたので、停められたときに真っ青になりましたが、青い紙だったのでほんっっっっっとによかった。ついていないようで、ついていると思います。いや、マジで。青と赤には天地の差がありまする。

学生のときバイクでバイト先に向かう途中、赤い紙をいただいたことがあります。きわめてメンドクサイことになりました。しかも、その日バイトの給料日だったんだよなー。

というわけで、みなさん道はゆっくり走りましょう。スピードなんか出したって、いいことなんてひとつもないですよ。うう。










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