森男の活動報告綴

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第19回中四国AFVの会に行ってきました。

2019年04月20日 | 模型の話題
先週の4月14日、福山市で開かれた「第19回中四国AFVの会」に行ってきました。簡単ではありますが、今回はそのレポートをしたいと思います。上のイラストは、パンフに載せたせんしゃん漫画を見た人でないとわからんネタなのですが、まあご了承下さい。まあなんちゅうか、参加者特典であります(そんなええもんか?)。
 
ここ数年、訪れてくれる方の数はほんと増えてるな、というのが実感としてあったのですが、今年もまあ凄い熱気でした。10時が開場となってるのですが、個人的な準備が一段落して、会場をふと見たら、テーブルは作品でぎっしり。そして人もギウギウ。それが10時15分くらいでした(!)
以前は午前中なら普通に余裕で出品作を写真に撮ることができたのですが、今年を含めて最近は、お昼ご飯どきなどを狙わないとゆっくり作品を撮れないくらいです。うーん、ほんとありがたいことです。

私が運営のお手伝いをするようになった4-5年前は、あまりに誰も来ないので、実行委員と協賛クラブ員、ゲストの皆さんで、それぞれのお宝キットを賭けて、空いたテーブルの上で花札とかやってましたからね(真っ赤なウソです)

あ、すいません。冗談はこれくらいにして、レポートです。

コンテストの大賞は伊勢さんの「メイドインジャパン」です。
 これはもう、なんというか、写真を見れば余計な解説は不要な作品ですね。伊勢さんはここ何年もずっとコンスタントに受賞されてる方ですが、今回ついに大賞をとられました。いやー、昭和な感じがたまらんです。
 
情景金賞は森下さんの「デザートウォーリアー」
 森下さんも常連です。さすがの出来栄えです。レイアウトや車両の作りこみなどの大枠的な凄さだけでなく、地面に散らばるゴミなどのディテールの細やかさが作品の土台を支えているように思います。

単品金賞は片上さんの「兵(TUWAMONO)」です。片上さんは去年の大賞受賞者です。フィギュアが乗っていないのに、兵士の息吹を感じさせる作風はさすがです。

以上は正賞の上位作品紹介でした。
 
せんしゃん賞はこちら。三間屋さんの「排気口ファンの風になりたい」です。
要するに、エレファントの排気口ファンが、アノ映画のアレに見えたので、アノフィギュアを乗せてみた、という作品。いやー!素晴らしい!!!
 余計なことをしなければ(褒め言葉)普通に単品で全然OKな作品なのに、モンローのフィギュアを置いてしまうことで一切合財を台無しに(褒め言葉)してしまう、その男気に惚れてしまいました。「こういう勇気・男気をワタチも持ちたい!」ということでせんしゃん賞に選ばせてもらいました。

モンローもイイ感じなんですけど、それに増して、兵隊さんのちょっと呆れた顔が素敵スギ(笑)
ほんと、こういうのは、皆さんどんどん作りましょう(笑)

せんしゃんキットを使った作品に贈る「せんしゃんシャンソン賞」の候補作は今年は3点もありました。

まずはこれ。「ゴールデンせんしゃん」(すいません、作者名を失念しました!よろしければご一報を!)
いや、素晴らしい。ぱぱっと素組して、金色に塗って「ゴールデンせんしゃん」。誇張も誇大もありません。そのまんまです。「額面どおり」です。でも、そんな気持ちよさこそが「せんしゃんワールド」の真骨頂なんですよ!(もちろんこの瞬間、今さっき考えた)。色紙は「私が書きました」とありました。「そりゃそーだろ!他に誰が書くんだよ!」とツッコんでしまうのですが、この色紙にはそんなベタなツッコミをゴックンゴックンと飲み込んでしまうような説得力があります。「この色紙、自分で買いに行ったんだー。100均かな?失敗した用に何枚か買ったのかな?」とかイヤラシイ想像も無限に膨らみます。いやー、たまらんです。握手!

でも、「せんしゃんシャンソン賞」は眞田さんの「せんしゃん和風迷彩」に決定!これはもう、申し訳ないんですけど、ドストライクでした。
 キットをストレートに作りながら、塗装でここまでの個性を出せるというのは並みの腕前では無理ですね。かつ、車体の黄色帯は日本軍の戦車のアレを踏襲しており、ミリタリーモデリングの枠をキッチリと遵守しているのも素晴らしい。
 唐草模様は、私も描いたことはありますが、これ、ほんと難しいんですよ。グルグル巻きのバランスがちょっと崩れると、途端にそれっぽくなくなってしまうんですね。かなりのバランス感覚と技量が必要とされるのを知ってるだけに「これをする暇があったら、もっと他に、例えば人類のために貢献する何かができたんじゃないですか?眞田さん!眞田さん!(2回呼び掛ける)」と、呆れてしまいました(褒め言葉です)。最高です!ハンパナイスです!!
 
もう一つは永美石さんの「せんしゃんHG」これも、素晴らしすぎて、たまらんです。永美石さんは毎年せんしゃん作品を作ってくれてて、かつ毎年グレードアップしてるので警戒しているんですが(笑)、今年もやってくれました!!フェンダーとキャタピラが付いて、メッチャ強そう!! 砲も勝手に(笑)換装されてる!!
 これまたもう、タマラン作品です。ちょっとやそっとの手間ではできない作品です。先の眞田さんじゃないですが「こういうのに注ぐ技量や時間があるなら、もっとほかにすることあるだろう!」という周囲の目を一切気にせず、猪突猛進するその心意気には頭がクラクラします。大丈夫ですか!永美石さん!! しかし、それがわかりつつも、眞田さんの作品に軍配をあげさせてもらいました。申し訳ないなあ、、、と思ってたら、この作品は、なな、なんと金子辰也賞を受賞!!

いやー、なんちゅうか、ほんちゅうか(昭和的ギャグ)、たまらんですね。授賞式での金子さんの評を聞いてたら、私が作ったわけじゃないのに、なんか泣きそうになってしまいました(泣笑)。

というわけで、いろいろあってほんとに楽しい会でした。いやー、毎年たまらんですね。来年も楽しみです、、、、という紋切り型の終わり方をするかと思いきや、ここでお知らせです。

来年の中四国AFVの会は松江で開催します!

中四国AFVの会は、来年第20回目を迎えます。その節目の記念的な開催を、島根の「模型の会「轍」(わだち)」さんがホストクラブとなり、松江で行うことになりました。中四国の会は、今年の福山はじめ、これまで岡山・倉敷のほか、数年に一度くらいの頻度で、高知、下関といった協賛クラブのホームグラウンドで開催しています。これは、協賛クラブが広範囲に渡っているこの会の特長の一つとなってます。第20回目で松江で開催できるというのは、中四国ならでは!ではないかと。

今回の閉会間際に、その発表がありました。写真は「令和」ならぬ「松江」の額縁を手にガッツリ協力体制をアピールする未完成チームの大山氏(右)と、「轍」会長の坂本氏。どーでもいーのですが、大山さんは最近ダイエットに凝ってるらしく、この写真でも、その成果がわかったりわからなかったりしますね。ついでに、そのTシャツ、いーですよね。この人の猫のイラスト、私も好きです。こんなの、ノベルティで作りましょうよ(個人的通信)
恥ずかしながら、私は松江に行ったことがなくて(っていうか、山陰地方にすらきちんと行ってないなあ、、)、坂本会長にいろいろお話を伺うと、松江はとてもいいところらしいです。「次は松江?遠いなあ!」なんていわずに、行ってみようよ!と私は声を大にして言いたい。個人的には、とりあえず、夏に轍さんの展示会があるので、観光がてらに行ってみようかなあ(ほんと失礼だな!!)、と思ってます。

というわけでお終いです。

さて、今回の中四国AFVの会の様子をまとめた「中四国AFVの会ニュース」を、来月開催されます静岡ホビーショーの同会ブースにて、無料で頒布する予定です。ぜひおいで下さい。

また、来月発売のアーマーモデリング誌でもレポートが掲載されるとのことです(取材に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました)。こちらもぜひご覧下さい。

で、私個人としては、その「中四国AFVの会ニュース」を大絶賛製作中です。なんのこっちゃない、私がやっとるんです(笑)
ビールを飲み飲み、今日一日やって、なんとか目処がついたかな?ちゅー感じっす。飲んでなかったらもっと早くできるんですけどねー(笑)関係各位の皆様、今しばらくお待ち下さい。今日はもう、寝ようかな(コラ)

というわけで、また。

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第19回中四国AFVの会の準備とか告知とか花見とか。

2019年04月07日 | 模型の話題

前回、友ケ島の訪問記をUPするつもり、と書きましたが、やっぱりまだちょっと忙しいのでまた今度にさせてもらいます(すいません)

というのも、来週に開催されます中四国AFVの会の準備がまだ終わってないんですね。ほぼ最後の仕事となるのは、コンテストの「せんしゃん賞」「せんしゃんシャンソン賞」の賞品の段取りです。上の写真は、そのトロフィーです。

「せんしゃん賞」は、要するにネタ的な作品に贈る賞です。ネタ的な作品って、正賞にはあまり選ばれない、キワモノ的な扱いになってしまうのですが、製作するに当たっての労力はシリアスな作品と同じくらい大変なものです。かつ、「受ける」というハードルを越えなければいけないという、実にシビアなジャンルなのです。なので、実行委の方から「せんしゃん賞を作りましょう」という話があったときに、そういう作品をねぎらえるような趣旨の賞にしましょう、ということにしたわけです。

去年までは賞品としてせんしゃんキットを差し上げていたのですが、キットがなくなってしまった(絶版なので、お持ちの方は貴重品ですよ(笑))ので、今年から盾を作ることにしました。
 
「せんしゃんシャンソン賞」は、せんしゃんキットを使った作品の中から選ばせてもらう賞です。トロフィーは、上の写真の通り立体となってます。なので、せんしゃん賞は浮き彫り的なものにすることにしました。
 
せんしゃんシャンソン賞のトロフィーはエポパテによる一品モノでして、毎年製作しています。でも、せんしゃん賞も毎年作るのはさすがにしんどいので(笑)複製できるように考えてみました。
 
複製にシリコンゴムを使うのはちょっとメンドクサイので、100均の「おゆプラ」を使ってみました。
お湯につけると柔らかくなって、自由な形にすることができる粘土なのですが、その特性を生かして型取りにも使えるのです。これは某SNSで知り合った方から教えてもらいました(ありがとうございます)。
製品はこういうもの(左)です。それをお湯につけて、原型(右下)に押し付けると型(右上)が出来るわけです。
 
その型に、タミヤのエポパテを押し付けると簡単に複製できるんですね。下の左が原型で、右が複製品。
複製品に銀色を塗って、それらしくします。
下地はクレオスのラッカーのシルバーで、その上にメタルカラーのアルミを塗って綿棒でこすってやるとピカピカになってくれます。アップにすると荒い仕上げが目立ってアレなんですけど、まあ時間がなかったので勘弁して下さい。
 
このおゆプラ、とても使いやすいですね。簡単なパーツの複製とかに重宝しそうです。
 
そんなこんなでAFVの会の準備は大体終わりました。あー、やれやれです。トロフィーはそんなに大きいものじゃなくて、手のひらに乗るくらいのものです。左右の7.63ミリモーゼル拳銃弾と8ミリモーゼルライフル弾と比べるとよくわかっていただけるのではないでしょうか(そうか?)。来週、どなたの手に渡るかは分かりませんが、「なんじゃこれ?こんなのいるか!」とか言われずに、少なくとも受け取っていただければ幸いだなあ、と思います(笑)
 
という訳でもう一回告知です。第19回中四国AFVの会は、来週の日曜日4月14日、福山市市民参画センターで開催されます。コンテスト形式ですが、基本的にはAFV模型の展示会ですので、見学の方(無料)も全然ウェルカムです。「コンテストに参加してないと行きずらいなあ」と思われる方もおられるかもですが、全然そういう感じではありません。そもそもが、AFV模型を趣味とする人たちの展示会&交流会ですので、気軽に来ていただければと思います。
 
前回も書きましたが、私個人としてもコンテストにエントリーできるように作品を大絶賛製作追い込み中です。間に合うといいんすけどねえ、、。
 
でもまあ、忙しいのは忙しいんですけど、今日プチ花見に行ってきました。いやー、桜ってほんといいですねえ。
こういうのを見たら、なんちゅうか、俺も頑張らねば!!って思っちゃいますね(?)
 
花見の後、買い物に自転車で出かけたら、たまに通る道の脇に素敵な花見スポットがあるのを発見。いやー、たまらんです。
 来年はここで花見しようかな?と。お弁当とかをきちんと持っていきたいなあ、と。いやー、いいところ見つけました。
 
というわけでおしまいです。最後に、お知らせです。先日携帯を替えました。ずーっとガラケーだったのですが、バッテリーとかが死にかけてて、とうとうスマホにしました。でも、前の機種が古すぎて電話帳のデータ移行ができませんでした(笑)なので、私に電話がかかってきても、どなたからなのかはわかりません。ワンギリとかの心配もあるので1回の着信では返信するのは怖いので2回以上かけて下さい。ないしは、ショートメールを下さい。お手数ですがよろしくお願いします。電話番号はもちろん以前と同じです。で、電話帳の移行はアナログで順次やっていく予定ですけど、いつ終わるやら、、、。メンドクサイので機種変更を先延ばし先延ばしにしてたんですけど、自業自得ですねえ、、。
 というわけでまた。

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