森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

森男のこんなん買いましてんニュース 2022年11月号

2022年11月20日 | 日記
今回は「こんなん買いましてんニュース」です。私が最近買ったものをつらつらと紹介するだけのニュースです。要は買い物自慢(笑)です。そうやって少しでも減価償却をしたいという必死な心意気を買ってやってください。「買いましてんニュース」だけにな!!!(テンション高いな)というわけでスタート!

●タミヤのパンサーA型
ご存知の通り、タミヤの傑作ベテランキットです。MMの発売は75年ですが、元になったモーターライズキットは68年!にリリース。今も現役として売られています。でももちろん全く問題ない凄いキットです。

でもなんで今これを買ったかといいますと、以前ちらと紹介したケイブンシャの「プラモ入門大百科」のパンサーの改造作例を作りたいなあとずっと思ってるんです(いつ作るかとかはまた別の物語(笑))。
それにしてもこの箱絵はほんと最高ですねえ。カッチョよすぎます。

改造はD型の車体にA型砲塔を載せたタイプにするというもの。D型後期型と紹介されてますが、今はA型前期型というらしいですね。新しい資料とかが出てきたんでしょうね(全然詳しくないもんで、、、)。
「大百科」の記事はA型の車体機銃部を切り取ってDのクラッペを再現するなど、子供にはまあ不可能に近い改造を紹介しています。当時は「こんなの無理!!」って読んでました。まあでも今ならできるかなあ、と。要はリベンジですね(笑)

でも、こういう風に子供にはまず無理なことでも、とりあえず紹介するのは大事だよな、とも思います。子供って背伸びしたがりますからね(笑)。自身を振り返ると、この本に限らず模型誌などでも「今はできなくてもいつかは、、」って思わされるものが提示されていました。そういう憧れを目標にしてずっと背伸びしようともがきながら、技術を少しづつ身に付けていったような気がします。

まあそれはそれとして、この作例はいつかキッチリ作りたいなあと。他にアレコレやりたいことあるので、いつになるか見当もつかんですけど、とりあえずキットだけ買って身を引き締めておこうと買った次第(笑)。久々にキット検分しましたけど、ほんとによく出来てますね。タミヤのこの頃のキットはオーパーツばっかですね(笑)

●ICMのドイツ兵のキット
買って応援ウクライナ、ということでICMの第一次大戦時のドイツ兵キットを買いました。「WWⅠ German Infantry in armor」です。アーマープレートを身につけた兵士を再現したものですね。

買って応援、とはいえこのキットは戦争前にリリースされたものなんですけどまあいいじゃないですか(笑)。たまたま模型屋さんのサイト見てて「あ、まだあるんだ」と購入した次第。
特に今すぐ必要、というわけじゃないんですけど、ウクライナ云々関係なく海外のキットはあるときに買っておかないとすぐ入手できなくなりますからねえ。

武器のランナーがたまらんです。C96、ランゲラウフ、MP18/Ⅰ、08/15、モーゼルM1918対戦車銃などなど激シブな銃が多々入ってます。これが2枚入ってます。同社の武器セットを買い逃して困ってたので、買ったというのが大きいかも。

C96とランゲラウフは、ストックありなしタイプ、ストックホルスターと細かく分けられててお得感が半端ないです。箱絵だけだと、モーゼルライフルだけと思っちゃうんで、損してるキットですね。

ヘッド込みでフィギュアの造型も素晴らしいです。MBやミニアートもそうですけど、ウクライナのメーカーってフィギュアの造型レベルが高い。なんか、国民性みたいなのがあるんでしょうねえ。とりあえず1体シュトルムトルッペンを作ってこないだのHJ誌の作例のオースチンに添えてみたいです。

それにしても、今まさに戦争で酷い目にあってる国の人が作って売ってる商品をネット通販で買って、世界中の人が読めるブログ(日本語だけど)で「買って応援」とか書いてUP。しかもその商品が100年以上前の戦争のドイツ兵のプラモって、もうわけわかめわからんスギですねえ、、、。

ネットやネット通販、ブログ、マイナーなプラモとか、それぞれ単体ではまあ理解できるんですけど、それらを自分が組み合わせて、今現在困窮しているある国を応援しようというメッセージを全世界に発信(何人見てるかはおいといて)することができるわけです。そして、私は基本指しか動かしていない。うーん、凄い世の中ですねえ、、。

●ブラート襲撃車の3Dプリンターモデル

以前、このブログで蘭印軍が使ってたブラート襲撃車のことについてあれこれ書きました。

それを読んだある方からメールを頂きました。「ブラート襲撃車の1/72の3Dプリンターモデルを作ってるのですが、おひとついかがですか?」とのこと。

「お願いします!」と答えないわけがない(笑)届いたのがコレ。素晴らしい!!
この方は、ブラートに限らず非常にこの時期の軍事関係に造詣の深い方のようです。ブラートの資料も多々お持ちのようで、その上での造型なのでとても正確なんじゃないかと思います(思います、というあやふやな表現になっちゃうのは、私には断定できるだけの根拠がないからです。すいません)。でも、私がみてもかなりキッチリと再現できているように思います。佇まいからしてほんとそれっぽいです。

こうやって立体で見ると、現地製造にしてはかなり考え抜かれた&洗練されたスタイルであることが改めてよく分かりますね。うーん、仕上げて塗装したいなあ、、。

そしてこういうのを見ると「これ35で欲しい!!」ってやっぱ思っちゃうんですよね(笑)。

あと、私は初めて3Dプリンターの製品を買ったんですけど、いいですね。なんとか自分もこういうのできるようになりたいです。とりあえず入門書みたいなのがあれば買って調べてみたいなあ、と思ってます。

●MGCのS&W M645(大昔のガスガン)

高校生くらいのころ売られてた固定ガスガンです。安く出てたので買いました。当時ガン友達の金田君(仮名)が持ってて、メッキの感じとか全体の高級感に「おおお、、」となりました。その記憶が今でもあって、ネットで見掛けてつい(笑)
外観内部ともども状態もよくて、メッキも綺麗。ガス抜けもなくてバッスバス撃てます。木グリもいい、、、。この辺の銃はほんと門外漢なんですけど、645は好きですねえ、、。カッチョいいっす。
このころ(35年くらい前)のMGCのガスガンって、1万ー1万5千円くらいの高級機種でした。まあとても手が出ない。金田君(仮名)は堅実に貯金するタイプだったので普通に買えたんですけど、散財家(笑)の私には無理でした。例えばマルゼンのガスガンは5000円台からでしたから、すぐ買えるそっちの方を買ってましたね。

今の目で見ても、かなりの再現度でさすがMGC、という感じ。
メッキの感じが凄いですよね。これでモデルガンなら、、と思いきや昔「SIGHT」という伝説的なトイガンの同人誌がありまして、これを発火タイプにカスタムした方が寄稿しててびっくりしました。

これ、私もやってみたいですけど、まあもう、いいかなと(笑)これはこれできちんとオリジナルで持っておこうと思います。

●リーバイス505

ジーパンを買いました。膝が破れてもう限界になったのです。買ってから10年ちょっと。10年も履いてるとこれくらい色落ちするんですねえ。ちなみに洗う時は洗剤使ってません。洗剤使ってたら真っ白かも。
リーバイスの505は、好き、というよりはほんとスタンダードなジーパンなのでこれを選んでるという感じ。で、前よりウエストがワンサイズ小さくなったのが嬉しい(笑)あと、私の数少ない自慢ポイントなんですけど、裾は詰めなくてもお店で売ってるままでそのままはけるんですよ。えへへ。

ジーパンってナウなヤング(笑)はジーンズ・デニムとかっていうんでしょうけど、私はもう開き直ってジーパンでいーじゃん、となってます。おっさんで上等!かかってこいや!(笑)。ベストじゃなくてチョッキ!スーツじゃなくて背広!(笑)。
で、ジーパンのいいところはこういう風に長年はいて、色落ちとかを楽しめる点。ペルシャ絨毯じゃないんですけど使い込んで「お、やってるね」っていう服ってあんまないんですよね。育ててる感がいいです。今回買ったのも10年ははきたいです、、って、そのころは還暦間近か、、。上等じゃねえか!かかってこいや!(笑)

●「学研のX図鑑 戦車」

1975年ごろ出版された、子供向けの戦車入門書です。実に濃くて素晴らしい本です。
執筆陣が実に豪華で、界隈ではとても有名な本なんですよ。

でも、私子供の頃この本見たことないんです。この辺に興味を持ち出す5年くらい前の出版なんですね。当時出会わなくてほんと残念、、。パラパラ見ててほんとレジェンド本だな、と。今でも知らない戦車が多々載ってるし(笑)

冒頭から「装軌車」「装輪車」「半装軌車」の違いを教えてくれます。(笑)でもこういう風に「子供に分かるようにきちんと伝えたい」っていう姿勢って大事ですよね。
日本戦車もキッチリ解説しているのが偉いです。
執筆陣はこのとおりの豪華スギ。腰が抜けます(笑)。ああ、ほんと凄い本だなあ、、
で、この本は今も出回ってます(ちとプレミアついてますけど、、)ので興味のある方はぜひ。

こういう児童書って昔は普通にありましたけど、今はちょっと出せないかも、ですね。採算的にも世評的にも。お母さん方が「子供に何教えてくれてんねん!」って怒ってくるでしょうね(笑)

でも、子供って知的好奇心のベクトルはほんとそれぞれなので、どんなものかは関係なく、それぞれの好奇心をきちんと満たしてあげる環境を、大人たちがきちんと作ってあげないとアカンのでは、とも思うんですよ。大人が「これはいい・これはダメ」って事前に決めるのは逆によくないんじゃないかな?と。

兵器とはいえ工業製品ですからそれらの知識は決して「ダメ」なものではないですよね。平和産業である自動車や造船などに直接に結びついているので、私たちの生活に密接している、大事で大切な知識といってもいい。私はこれらの知識から、世界の国々の歴史や地理、文化などに関心が広がっていきましたからね。

あ、話がずれてきたのでここまでにしときます。すいません。

というわけでお終いです。それにしても50前のおっさんが買ってるものとして「果たして俺はこれでいいのか、、」と思ってしまうようなアイテムばかりですね(笑)。でも「これでいいのだ!」(笑)。

まあでも逆に、こういうのを買ってるからいいのかも、とも思います。皆さんも「今自分が欲しい!」というものをどんどん買いましょう!(なんかよくわからん〆だな、、。けど、まあ、いいか、、)

というわけでまた。アデュー上海!(テンション高いな、、)


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大阪日本橋のジョーシンスーパーキッズランド本店で拙作が展示されています

2022年11月05日 | 模型の話題
大阪日本橋にある大型模型店・ジョーシンスーパーキッズランド本店がこのほどリニューアルオープンしまして、私が時々作例を作らせてもらっている月刊ホビージャパン誌の作例展示コーナーが設けられました。

ありがたいことに私にも声が掛りまして、作例3点が展示されてます。

展示作はこの3点です。

「四式自走砲ホロ」ファインモールド 1/35

2018年3月号掲載。フィリピンでの実戦の様子をイメージして作りました。製作記はこのブログでも紹介してますのでよろしければご覧下さい。↓
https://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/d56dc9403181473c0e2b3bff4423faed

「四式軽戦車 ケヌ」(ドラゴン 1/35)
2017年5月号掲載。本土決戦の架空ジオラマです。

「テンポ A400」(ミニアート 1/35)
月刊ホビージャパン2022年9月号掲載。これは先日紹介したものですね。作例としては最新作です。

展示はこんな感じです(写真提供・ジョーシンスーパーキッズランド本店)
お店からこの写真が届いた時、びっくらこきました。ご、豪華だ、、、。破格の扱いだ、、、。貴族様みたいだ、、。国賓待遇だ、、(もうええわ)。

後ろが鏡になってて、裏側も見れるようになってるんですね。ケヌのジオラマは建物の裏も頑張って作ったのでこれはありがたいです。
作品解説はもちろん私が書いてます。下はホビージャパンさんが発売した陸自のFH70の展示となってます。お隣も他の作者の方の作例が展示されています。

で、模型店で私の作品が展示されるのは初めてなんです。子供の頃、模型店のショーケース内の完成品をみて「すげー!!」となってました。私のがそういう場所に展示されるのは、ほんと嬉しいです。しかも大阪の大きな模型店で、、。

模型は3次元なので、生で見たり見てもらったりするのがほんとはいいんですよね。もちろん写真でも全然OKなんですけど、そもそもは3次元を念頭に置いて作るので(当然ですが)、細部や全体の構成など現物を見ないと気付いてもらえないところもある訳です。

とはいえ、生で見てもらう機会って展示会など年に何度かある程度なのです。なのでこういう風に人がたくさん来るところに常設的に展示してもらうというのはモデラーとしては実にありがたいことなのですね。どれも頑張って作ったものなのでなおさらです。

というわけで、お店に行かれた際はぜひご覧になってください、っていうかお店に行って何か買い物してください(笑)。5階の建物丸ごとホビーショップという、でんでんタウンのランドマークともいえる(商店街組合の案内パンフの表紙になるくらい)お店です。展示場所は2階です。展示期間は半年ほどとのこと。

お店の場所、営業時間などはこちらです。でんでんタウンのど真ん中です。↓

最後になりましたが、月刊ホビージャパン編集部とジョーシンスーパーキッズランド本店の皆様に心からお礼申し上げます。



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