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森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

東海一一型(その3) (ファインモールド 1/72)IJN ANTI-SUBMARINE PATOROL BOMBER

2025年08月10日 | 飛行機の模型
今回は東海の続きです。前回は基本塗装がほぼ終わったくらいでしたね。でもやっぱ終わりませんでした(笑)

キャノピー周りがなかなか仕上がらず、「その2」の後も結局何度かマスキング&塗装をやり直しました。
でもまあ、仕方ないですねえ。ここら辺を適当にやっちゃうと後からだとやり直しがもっとメンドクサクなりますからね。

大体は目処がついてきたなあ、と思ってたら翼端灯などの灯火類をどうするのか考えないままだったことに気付きました(無計画すぎる、、)。キットはプラのままなので透明にしたいなら、クリアーのランナーで作って貼って研ぎ出すとか、塗装前にやっとかないとアカンのですけどね。深く考えてなかったという。

プラにクリアー塗料を塗るだけでもいいかなーと思いつつでも透明にはしたいなあとあれこれ考えて、エポクリアー(エポキシ接着剤・硬化後透明になる)でやってみることに。結果からいうと、案外上手くいきました。
ただ、一度盛るだけではボリュームが足りないので、何度か少しづつ盛り上げないといけません。

東海は、翼の上にも4箇所灯火があります。多分、夜間に編隊を組むためのものと思われます。特徴的なので、やっぱクリアーで仕上げてよかったですね。

方向舵の下側のは、尾灯(?)と思うのですが、インストでは白に塗る指示が。要は透明なんだろうと思いそうしましたっていうか、エポクリアーそのままです。
このエポクリアー技法、思いつきでやってみましたけど案外いけるなという印象。なんとなくですが他にもいろいろ使えそうな気が。「じゃあ何に使えるんだよ」と聞かれても即答できないのですが(笑)

ピトー管は真鍮線と真鍮パイプに置き換えます。翼部のレーダーアンテナは主軸はプラのままで、横のアンテナ部を真鍮線にしました。主軸も真鍮にしたいんですけどアンテナ部とどう繋げたらいいのか見当もつかない(ハンダ付けくらいしか思いつかないけど、そんなのよーしません)ので折衷案、ですね。
これらはディテールアップというよりは、どっちかというと以後折って無くすのがイヤという意味合いの方が大きいですね。AFVのバックミラーのステーとかもそうですね。

キャノピー上のアンテナ支柱は、洋白線を叩いて平たくしたものを成型して接着。
これプラのままだと最後にアンテナを張るとき(髪の毛を使う予定)、ここがグーンとしなっちゃうんですよ。金属にすると当然堪えてくれるというわけです。

プロペラは前回書いた通り、ちょっと溝を彫ってペラ部をペーパーで均してから黄橙色を塗ります。
黄橙色はもちろんプロペラ先端の帯(危険範囲の注意用)のため。そこをマスキングして上から茶色を塗ります。ここのデカールはもちろんキットにもあるんですけど、たぶん貼るのを失敗する(経験上わかるのだ)ので先回りしました。失敗したら、また白→黄橙色→茶ですからねえ、、。

でもまあ丁寧にやったらきちんと貼れると思いますので、普通の人はそうして下さい(いわれんでもやるわ)。それにしても、ファインモールドのキットはデカールはかなりキッチリ丁寧に再現してくれるのでいいですね。こうやって塗装する場合も、そのデカールを参考にマスキングすればいいわけで。

というわけで、小物類の工作塗装接着も終わり、今度こそ基本塗装&工作は終了です。記念にプロペラを回します。カッコイイ!!「自分、いつでも出撃可能っス!敵潜、来るなら来いや!」
これ、左手でエアダスターを吹きながら右手でシャッターを押すという、まあ人に見せられたもんじゃない姿で撮ってます。いやー、黄橙色の帯が綺麗に円になったら「ヨシャ!」ってなりますねえ(平和だなあ、、)。

これから、楽しい楽しい仕上げ&汚し塗装に入ります。ちょっとだけやり始めてますけど、ほんと楽しい、、。
で、この東海は所属する模型クラブ(徳島モデラーズ倶楽部)の展示会に出したいなあと思ってるんですけど、この進捗状況ではちょっと怪しくなってきました。まあでも出来るだけ頑張ります。

徳島モデラーズ倶楽部の展示会は、9月6・7日に徳島市シビックセンターで開かれます。是非おいで下さい。私も東海はともかく、他の作品(過去作ばっかですけど、、、)を展示する予定です。

会の公式HPはこちら→https://tmcofficial.web.fc2.com/

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東海一一型(その2) (ファインモールド 1/72)IJN ANTI-SUBMARINE PATOROL BOMBER KYUSHU Q1W1 LORNA FINEMOLDS 1/72

2025年05月18日 | 飛行機の模型
今回は東海の製作記その2です。前回は基本塗装までできたところまででした。完成までもう少し、と思ってたのですがあれこれモタモタしてしまってます。

基本塗装は終わったのですが、手直しがあって行って戻ってとなりました。基本塗装が終わったところで、まずキャノピーと機体の隙間をエポパテで埋めます。隙間といっても72のキットとしては問題ないレベルなんですけど、せっかくなので出来るだけならしてやります。
キャノピーに傷が付くと大変なのでマスキングしてやります。パテはほんの少しで、擦り付けるように埋めていきます。多すぎると硬化後の成型が大変になりますからね。

これが大体できたところ。接合部のラインも彫ってやります。この画像だけでも「基本塗装が終わった」という言葉がいかに「森男大本営発表」なのかがよくわかりますね(笑)終わってねーじゃん、、、。
前方のキャノピーは下部の接合部に段差ができたので機体を削ってならしてます。これ、ちゃんと着ければ段差なく収まってると思うのですが私の接着の仕方がまずかったみたいです。酔った勢いで接着したのがまずかった、、。

キャノピー枠の塗装がいまいちだったので、一部をやり直し。
枠の縦横を分けてマスキングして吹いてやります。あー、メンドクサイ。これなら最初からもっときちんと塗装したらよかったなー、といってももう遅い。

日の丸が一部剥がれて下地の銀がでてしまったので、こっちもやり直し。
これは塗膜の段差を消そうとして、上手くいかなかったところ。小手先で済まそうとしてもアカンですねえ。

なので全部落としてもう一度やり直し。あー、メンドクサイ。
胴体の日の丸もダメだったので同じくやり直し。あー、メンドクサイ。でもまあ、プラモって「メンドクサイ」の塊ですから仕方ないですねえ。とはいえ、気をつければそのメンドクサイはかなり減らせるんで、こういうのはアカン見本ですね。

私はメンドクサイことがとにかく大嫌いなんですけど、そのメンドクサイの権化のようなプラモ製作が好きっていうのは我ながら理解不能です。何でこんなメンドクサイことがフェイバリットな趣味なのか、、、。

とかとかどーでもいーことを考えながら手を動かしているうちに、なんとかリカバーできました。
緑の色調がちょっと違ってしまったのですが、最後の仕上げ塗装はパネルごとにいじる予定なのでまあ大丈夫でしょう。

本体の目処がついたので次は小物パーツを取り付けていきます。まずは電探のアンテナ。キットパーツでもよかったんですけど、真鍮線に置き換えました。左が完成形で右が工作前の状態。
まずプラパーツを付けてから、アンテナ部を切り取り、基部に真鍮線を受ける半丸の凹みを付けて真鍮線を接着。その上にエポパテを盛って接合部を成型します。こういうのは、本体につけてから工作する方がやりよいですね。

アンテナ線の太さは実際どういう感じなのかよくわからなかったので、キットパーツに近い太さのを使いました。で、そもそも私日本軍の電探についてほぼ全く知らないんですねそういえば。電探電探と知った風にいってますけど、レーダーの基本原理すらおぼろげにしか知らないという。

無線含め、電波兵器全般の知識自体があやふやなので、もうちょっと勉強したいなあ、と。日本軍のは特に。で、「レーダーはじめ日本軍の電波兵器は基本的にダメだった」とはよく聞きますけど、ほんとにそうだったのか、意外とそうでもなかった(これは日本軍あるある)のか、よくわからんです、、、というようなことをこの工作をしながら考えてしまったのでした。

絵でもそうですが、こうやって手を動かしているとアレコレ考えてしまうものですけど、そういうのは大事だなあと。この工作をしなかったら思いもしなかったわけで。

閑話休題。尾輪の軸は洋白線で置き換えます。分かりにくいですけどキラッと光っててイイ感じです。
とはいえこれは見た目のためではなくて、折れ防止ですね。私は未来を見通すことはできませんが(当たり前だ)、こういうことに関してはほぼ100パー予測できます。「プラそのままだったら、以後の作業中にぜってーに折って無くして泣く」と、、、。先周りしておいて損はないですねはっきりいって(威張れるこっちゃないよな、、)。

脚回りも付けていきます。このキットは、脚はじめパーツは少ないながらもイキフンチリバツでとてもよいですね。
定番のブレーキパイプを追加してやります。こういうのは釣り用の糸鉛を使うとよいですよ。位置などは適当です。東海って実は資料がないんですよね。世傑も丸メカもないという。マイナーだから出ないというよりは、1冊に出来るだけの資料がないんでしょうね。有名なわりに資料がない機体のひとつですね。

プロペラはスピナーのラインが浅いのでコリコリと彫り込んでやります。

ブレード部も表面をきちんとペーパーをかけて平面を出して(この場合は曲面ですが)やります。プロペラはレシプロ機の特徴的な部位なのできちんと仕上げてやるとイイ感じになりますね(多分)。

東海は対潜哨戒機なので武装は防御用のルイス1丁のみです。ファインモールドのナノシリーズのに置き換えました。これ、スゲー精度でびっくりしますね。
位置的に機体の焦点部になるので、とてもいいアクセントになってくれます。それにしても、機銃がルイス1丁ってのは心細いといえば心細いですねえ。せめて13ミリクラスのが欲しいところ。

とはいえ、これを使うときって大体はもう手遅れ(涙)なんだよなあ、とも。スピードからなにから、グラマンやコルセアに補足されたらどうしようもなかったことは見当がつきますからねえ、、。

とはいえ、爆弾を付けると「ギラッ」とした感じになります。
「小ぢんまりとした可愛い飛行機だなあ」って思ってたんですけど、爆弾を付けたとたんに顔つきが変わったような。「おおお、、」って思いましたね。やっぱり攻撃機なんですよね。

で、この時期(昭和20年ごろ)なのに爆弾がむき出しなんですね。九六陸攻の時代じゃあるまいし、なんで爆弾倉式にしなかったんだろ?と思ったんですけど、任務的に潜水艦を見たらすぐ落とさないとアカンのでこうしたんかなー、と。相手は潜水艦だから、速度よりも速攻で爆弾落とせる方がいいわけですね。なるほど。こういうのも作らないと気付かないところですね。

というわけでやっと完成が見えてきました。けどまだまだかかりそうだなー、という気も。なんであれ、ここまで来たら完成させたいですね。
で、前回の製作記はついこないだと思ってたんですけど半年も前でした。うーん、あっちゅうまですねえ。1機に1年かけるってどんだけー、ですけどまあ仕方ないか、、、。

というわけでまた。

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東海一一型(その1) (ファインモールド 1/72)IJN ANTI-SUBMARINE PATOROL BOMBER KYUSHU Q1W1 LORNA FINEMOLDS 1/72

2024年11月16日 | 飛行機の模型
今回はファインモールドの東海の製作記・その1です。こないだ作り始めました。

わりと突発的に着手したのですが、それはなぜかというと
1・東海が好き
2・そういえばファインモールドの飛行機キットを作ったことがなかった

というのが理由です。理由1は、そのままですね。東海、好きなんですよ。理由はよくわからんのですけど、子供のころその存在を知ってからずっと好きなんですね。でも、どこがどういいのか?といわれてもよくわかんないという、自分にとって不思議な機体なのです。対潜哨戒機という比較的地味な機種ですし、性能は申し分なかったようですが登場が戦争終結直前と言うこともあって華やかな戦歴も特にありません。でも、案外好きな人多いんじゃないかなあ、という気がしてますがどんなものでしょう。

理由の2ですが、先日うちの模型クラブの展示会に鈴木社長自らが新製品の零戦の試作品を持参・展示紹介されたんですね。まあ凄い出来栄えでした。楽しみだなーと思ってたのですが、よくよく考えたら私ファインモールドの飛行機キットって作ったことなかったんですね。キット自体は幾つか持ってるし、もちろん作りたいと思ってはいるんですけどね。AFVキットはたくさん(当社比)作ってるんですけど。なのでそんならまず1個作ってみよかい!と

で、以上2つの理由で着手となったわけです、、ってほんと「それがどーした!」ですね(笑)回りくどくてほんとすいません。

さて、飛行機キットなので最初はコクピットからです。ファインモールドのキット全般の特徴としては、少な目のパーツでも細部の省略を感じさせない、かつディテールアップしたかったらその基礎としても十分というところ。このキットももちろんそうです。
パーツ数は適度ですし、でも省略されている感じもしない。作りやすさと精密さがきちんと同居しております。フロアのリベット表現とかもきちんとしてますね。シートベルトは再現されておらず、別売りになってます。私は自作しました。ベルトは板鉛で、バックル部はエポパテです。きちんと再現してるわけじゃなくて雰囲気でテキトーにやっちゃってます。

電探などの機内装備はちょこちょこと塗り分けてそれっぽく。
計器類の色の違いもテキトーです。どーせ調べても分からないし(最初からあきらめるなよ、、、)、塗り分けたとてほとんど見えなくなりますからこれでいいのです!

操縦席前の計器はモールドがなく、板状のパーツにデカールを貼ります。
こういう割り切り方はこれはこれでいいなあと思います。こっちも楽ちんですし(笑)こうやって計器板を片側に接着しとけば、塗装汚し仕上げまでこれまた楽ちんですよ。

コクピットは汚し塗装までやって、ほぼ仕上げてから胴体を張り合わせます。
飛行機キットは工程的に「まずコクピットを塗装・仕上げる→胴体張り合わせ→また塗装」というのがメンドクサイですね。AFVキットだとほぼ全部組み立ててからの塗装なので、一度塗装と仕上げをしてから、また塗装という2段階工程は心が折れちゃうんですね(笑)

でもまあこうやって士の字になって飛行機の形になるとよっしゃ次いくど!という気になるわけです。
キャノピーは仮に置いただけです。こうやってテンションを上げるのも大事ですね。
それにしても、東海は綺麗な形をしてますね。なんか、いいんですよね。そういえば、このキットが出たのは結構前なんですけど、なんか脈絡なく唐突なリリースだった記憶があります。「え?なんでこれ?嬉しいけど(笑)」という感じでした。やっぱり好きな人が多いっていう感触があったのかなあ、と。

前後しますが、主翼を張り合わせる前に脚収納部の縁を薄くしておきます。
右が加工前で左が加工後。加工はリューターです。ちょっとのことですけど、やっとくと精密感ウプ!です。薄くするところは縁だけで、段が付くように削ってますが、死角になるのでそういうのでイイのです。でも完成すると多分あまり見えないのでやらなくてもいいです(どないやねん)。あと、収納部内部も先に塗って汚しまでやっときます。

さて本体の塗装に入ります。まず翼前縁の黄橙色を塗ります。キットにここのデカールも入ってるんですけど、私は基本塗装後、ハゲチョロとか汚しとかを執拗にグネグネやるタイプなので、多分破っちゃうだろうなあ、と思ったので最初からあきらめて塗りました。
大戦中盤以降の日本機製作においては「黄橙色の塗装が完了したらほぼ完成は約束されている」と古来から伝えられています(でまかせです)。というくらいメンドクサイんですよねー。なのでデカールが入っているのはほんと有難いっていうかわかってらっしゃる!って感じですね。端麗に仕上げる場合はデカールで十分と思います。

次に下面を塗ります。インストによりますとこの機体は灰色と銀のどちらでもいいとのこと。今回は銀の筆塗りにしました。クレオスラッカーの8番です。いや、ほんとこの銀はいい塗料ですねえ、、。ムラもあまり出ないし発色も素晴らしい。
ムラは個人的には気にならないレベルです。汚しは油彩でするので、これくらいのムラだと逆に変化が付いていいな、ということでパネルラインに沿ってムラを散らすように塗りました。、、って、正直なところエアブラシを掃除するのがメンドクサイだけなんですけどねー。「エアブラシで金属色を吹いた後の掃除」は「人生において可能な限りやりたくないことランキング」のかなり上位に入りますよねえ、、。金属色用にもう一個買えばいいんでしょうけど、それもなあ、という。

で、筆塗りがつい楽しくて塗らなくていい上面まで塗ってしまったという。
なんか新鮮でいいですね。このまま進めて、架空の民間機バージョンにしても素敵だなあ、と思ったり。でも対潜哨戒機って、民間で使うにしても使い道が思いつかないですね(笑)気象観測機とかですかねー。

しかし、用途的に機首にいろいろ集中しているので胴体内部はがらんどう(多分)なので、爆雷の重さ分くらいは荷物積めるんじゃないかなーと。爆撃機みたいにお腹にハッチをつけて、資材をパラシュートでも投下できる軽輸送機にしたらいけるんじゃないか、とか、後ろにキャノピーをちょっとだけ延長させて座席付けて、軽旅客&遊覧機ならいけるかなあ、とかとか妄想が膨らんでしまうのでした。

さてエンジン周りはこんな感じ。エンジンは1個パーツなのがエライ。これもよい割りきりと思います。ご覧の通りカウリングで結構見えなくなりますし、プロペラつけたらチラッと覗くだけになりますからね。
カウリングの吸気口(?)は内側を削って縁を薄くしてます。その後ろの「への字型」のパーツは多分何かのダクトなので穴をあけました。こういうのは、ランナーに付けたまま切り取ってそこを持ち手にするとやりよいですね。実物は穴空いてないかもですが、まあいいでしょう(ほんとテキトーだよなあ、、)

濃緑色を塗ったところ。ここでやっと黄橙色のマスキングを剥がします。こういうのを剥がす時はほんと楽しいですねえ。
で、この配色になるとグッと日本機っぽく見えてきますね。
飛行機のプラモはこうやって徐々にテンションが上がっていくんだなあ、と。久しぶりなので忘れてました。戦車とはやっぱテンション発生の感じが違うなあ、と。今さらながらに思っちゃったのでした。

胴体部の上面の緑と銀の塗りわけは、波々になってます。でもマスキングがメンドクサイので、エアブラシでは直線にします。
で、銀をドライブラシして波の凸凹を表現してみました。
塗料の発色と伸びがいいので、黙ってたら分からないくらいにはできたんじゃないかなーと思います。いや、楽ちんでよかった(笑)主翼前縁のぼかしも同様にします。

日の丸はキットのデカールを使おうと思って貼ったんですけど、その後事故で一部を破いてしまい、泣く泣くマスキングして塗装で表現。

とはいえ、サークルカッターですぐマスキング&塗装できますからまあ他国の機体に比べたら超楽ちんですね。「日本機が好きでよかった」と思える瞬間でもあります(笑)インストではこの塗装例だと、胴体の日の丸の白は黒なんですけど、好みで白にしました。これまたテキトーですいません。けどせっかく作るんだったら、自分の「好き」を優先したほうが楽しいよな、と。もちろん実物に忠実に作るのもそれはそれで楽しいんですけどね。ケースバイケースですね。

あと、ついでなので主翼上面の斜めの線もマスキングで塗ってしまいました(これもデカールあります)。
で、塗ったはいいんですけどこれは何のための線なのかな?と。あれこれ考えたんですけど多分これ編隊を組むための線かな?と。後ろの左右の2機がそれぞれこの線が直線に見える位置に来れば、三角形になるなあ、と。

そのつもりで見ると、操縦席を中心軸に線が伸びていますね。操縦手が左右後方に振り返って僚機が直線上にいなかったら、その旨伝えて調整すると。なるほど、、。

そして胴体のCマークは、僚機との定距離を保つためのものです(これは推定ではなくて事実。インストにも書かれてます)要は視力検査みたいなもので、Cの切れ目が見える・見えないを距離の基準にしてるんですね。
よって、黄色の斜め線で角度、Cマークで距離を決めれば綺麗な三角編隊になるわけです。なるほどなあ、と。そしてその三角は、電探とか爆雷投下など機材や戦法の関係上必要な角度や大きさだったんでしょうね。この推測が正しいのなら、この斜め線は編隊長機のみに描かれてたんでしょうね。追従する僚機には不要なものですからね。そして尾翼の斜め線も長機の印なのかもしれません。機番が90「1」なので、そうかもです。

とはいえ、以上は全て推測(Cマーク以外)です。でもこうやってあーでもないこーでもないと考えるのは楽しいですね。こういうのも模型の楽しいところです。

というわけで今回はここまで。中断アイテムの多い拙ブログ製作記ですが(ほんとすいません。でもどれも完成させるつもりなんですよー)、これはここまできたらさすがに完成する、、かも、です。ここから楽しい楽しい汚し塗装ですからねえ、、。とはいえ、今別にメインで作ってる模型があるので、休み休みになると思います。のんびりやります。

あと、ファインモールドの零戦、楽しみですね。しかし買ってもいろいろあってすぐは作れないんですけどね。残念ですが。でもまあ、そんなお前の都合は知らんがな!ですね(笑)すいません。買って眺めるだけでシアワセだよな、、とかいってニッパーをつい入れちゃうかもですが(笑)

それでは。

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零式艦上戦闘機五二型 ハセガワ 1/72 (Mitsubishi A6M5 carrier fighter   Hasegawa 1/72) 

2019年01月27日 | 飛行機の模型
今回はハセガワの零戦五二型の完成品を紹介します。零戦はほんとカッコいいですね。

基本的には、キットをストレートに組んでます。ブレーキパイプと照準器を追加したくらいですね。塗装は、クレオスのラッカーを基本に、油彩で色調に変化を付けてます。


排気管のススはパステルです。排気管の錆もパステル。


零戦はやや後ろ斜めからのアングルがいいなあと思うのですが、どんなもんでしょう。


とはいえ、真横からもイイですね。塗装・デカールは「3-104」の岩本徹三機。撃墜マークがカッコよすぎです。

岩本氏は、実に凄い方だと思います。岩本氏に限らず、日本陸海軍航空隊のパイロットって凄い人たちばかりですね。各種戦記を読むにつけ、ほんとうにそう思います。

零戦は側面から見ると、垂直尾翼→胴体の微妙なアール→風防の形状→カウリング→スピナーまでのラインが、絶妙ですね。

空冷式エンジンの戦闘機のひとつの完成形であるのは間違いないなあ、と。以前、零戦に水冷エンジンをつけたタイプを作ってみようかな?と思ったことがあるのですが、どうやってもカッコよくできそうになくて、あきらめました。「完璧なもの」っていうのはそういうことなんですよね。後付け、付けたしの余地なんてないんですよね。でもいつか作ってみたいなあ(どないやねん)。

こちらが上面。銀のハゲチョロはクレオスのシルバーを面相筆で施してます。ハゲチョロはそこかしこにやってしまうと、とりとめがなくなってしまうので、按配がとても難しいです。まあ、これもやりすぎなのかもしれないんですけど(笑)。この辺はもう好みですね。

機銃弾の交換用パネルとか、操縦席の周辺とか、人がよく触ったり踏んだりするところを重点的にハゲチョロさせていくわけです。主翼付け根(赤いラインの内側)は、裏にフラップがあって構造上弱いので踏んだらダメなのです。なので、ここがはげることはありません。

照準器のガラス部分は自作しています。0・2ミリの透明プラ板です。ちょっとしたことですけど、こういうのをやるだけでグッと実感が増しますね。


裏側はこんな感じです。ハゲチョロなどのウェザリングは表と比べるとかなり少ないです。

ほとんど見えないところでもありますし、塗料の明度的にウェザリングをハードにしてもわかりにくいのでそれなりにオミットしています。

脚のUP。ブレーキパイプは釣り用の糸鉛です。ちょっとした追加加工ですが、これだけでもグッと実感が増しますね。


デカールの段差を消すために、クリアーを全体に吹いてから研ぎ出しています。なので、機体上面は半ツヤとツヤ有りの間くらいの感じになってます。

好みもあるとは思うのですが、個人的には飛行機のツヤはこれくらいでもそれっぽいかな?という気がします。でも、完全ツヤ消しでもカッコいいですし、難しいところですね。

零戦は斜め後ろからのスタイルもいいんですけど、斜め前からもいいですね(なんやねん)。まあ、結局、「零戦はカッコいい!」ってことなんですけど(笑)。


というわけでお終いです。零戦はじめ日本機は年1個くらいは作りたいなあと思ってるんですけど、全然できてませんね。今年こそは!と思ってますが、どんなもんでしょうか。


零戦は、特にまた作りたいですね、大西学長は「零戦は日本の魂である!」とつねづね主張しておられましたが、私も「そのとおりであります!!」と激しく同意するのであります。零戦は有名で人気があるので、思想とか政治とかそういうメンドクサくてややこしい場に引っ張り出されがちなので気の毒です。零戦っていうのは、そういうややこしいあれやこれやを超越したものとして、「どーん!!」と私たちの心の中に存在しているんじゃないかと考えています。この作品は、そういう意図も込めて作ったつもりです、、、っていうことをさっき思い出しました(笑)

最後の最後で、なんかわかったようなわかってないようなことを書いてしまいました(すいません)。
それでは。


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九六式三号艦戦改造キット製作記 (その1)

2018年12月16日 | 飛行機の模型
以前製作した、1/48の九六式三号艦戦の改造用パーツ(ファインモールドの二号一型ベース)を、レジンキットにしようと思ってます。とはいえ、まずは原型の見直しからなので先は長そうです、、。

メインのパーツはこんな感じです。機首とラジエター、スピナーくらい。あと写真には入ってないのですが、キャノピー基部の機体上面パーツも準備します。
グレー色のは、以前型取りしたものの残りです。単品用なので、気泡とかは気にせずにささっと簡単に抜いて、後から個別に修正する前提だったものです。そのため、それなりの仕上がりなので、キットにするためにはもうちょっと原型を詰める必要があるんですね。

メインの機首パーツは、とりあえずパネルラインのスジ彫りからやり直そうとしました。しかし、サーフェイサーなどの塗膜が分厚くて、厚いところで0・2ミリくらいになってたので、スジ彫りをやり直そうとするとパリパリと塗膜が剥がれてどうしようもありません。なので、まずシンナーに原型を漬けて、サーフェイサーなどを溶かすところからスタートしました。
サーフェイサーが溶けて下地がでてきたら引き上げて、エポパテを盛り直してスジ彫りをやり直します。

これが大体目処が付いたところ。あんまり違いがわからないですね(笑)
これでも、かなりやり直したんですけどねえ、、。排気管の出っ張りは、どうやったら綺麗に抜けるのか考えどころですね。

スピナーは、以前製作したもので何とかなりそうです。ラジエターカバーは、原型の時点で結構歪んでたので修正しました。
というわけで、メインパーツの修正はほぼ目処が付いたのでやれやれ、といった感じです。これらを塗装して、表面を綺麗にしてから、型取り作業に入ります、、、。と言葉で書くと数十文字ですが、これまでの経験上、なんだかんだで結構かかりそうな予感がしますね(笑)。

さて、以前の三号艦戦のエントリーでちょっと書いた「日本航空機総集」(出版共同社)の各巻をちょこちょこ買い集めています。この本、ほんと凄いですね。日本で製造された、試作機を含む飛行機のほぼ全て(多分)を図面や写真を交えながら紹介しています。
80年代に改訂版がでたようで、そんなこんなで比較的安価で入手できるのもいいですね。

「三菱篇」の九六艦戦のページは、三号艦戦の3面図が掲載されています。恐らくこれが「世傑」などに掲載されている図面の大元であろうと思われます。
三号艦戦についての記述はちょっとだけです。で、その記述の直前には、二号一型の主翼にエリコンの20ミリ機銃を2丁搭載した実験機「九六式一号艦戦改(A5M1a)」があったと書かれてます。これはこれで、とても気になりますね。「やっぱメッサーみたいにガンポッド式だったのかなあ?それとも無理やり主翼に押し込んだのかなあ?いや、半埋め込み式ならなんとかなるかな?」とか、あれこれ考えてたらたまらんですね(笑)

この本のシリーズは、1950年代後半の出版です。恐らく、一次資料を基にしているので資料としての風格がハンパないですね。試作機については、ほんと知らない機体ばっかりで「えっ!こんなのあったの!」という連続です。日本機マニアなら必携の本といえるでしょう(いまさら、何を偉そうに、、、)。で、この三菱篇の巻末には、本庄季郎氏と堀越二郎氏の寄稿が並んでます。もちろん、当時両氏ともご存命だったわけで、、、。なんて凄い見開きなんだ!
「風立ちぬ」ファンとしては、たまらん光景です(笑)

漫画版の「風立ちぬ」で紹介されていた、当時の各社の試作機のこともあれこれ知ることができます。「キ5」は漫画の中でかなり可愛らしく描かれてて「いくら何でもこれは宮崎さんのディフォルメが入ってるだろう」と思ってたんですけど、「川崎篇」の図面を見たら、まんまでした(笑)。これは私が図面を参考にして描いた絵です。ほんとに、デフォルメはしてませんよ(笑)
こういう可愛らしい戦闘機が本気で作られてた時代って、なんかいいですよねえ、、、。インジェクションキットで欲しいんですけど、まあ、無理でしょうね、、。私のレジンキット事業(笑)が軌道に乗ったら、こういうのを72でキット化したいところですけど、まあ、作るのは難しいし、出来たとしても売れないでしょうねえ、、。

まあ、それはそれとして、絵としてはこんな風に、この本で紹介されてるイイ感じの機体を描いて、独立したエントリーで紹介できればなあと思ってます。

あ、話がずれてしまいました。三号艦戦のキット化の話でした。

デジタルモデリングの時代にアナログモデリング、かつ日本の試作機というマイナーアイテム、しかもベースは絶版キット、さらに個人解釈の勝手なデザイン、、、という、どう考えても発売前から売れないのは必至という困ったプロジェクトです。でもまあ、それでいいのであります。やりたいからやるのであります。3個くらい売れたらいいな、くらいのつもりでやってます(笑)。なんちゅうか、そんなこんなで日本軍らしくていいなあ、という気もしますしね(笑)

でもまあ、売れる売れないは2の次3の次、なんですよね。個人的に「できるだけキッチリしたキットにできればいいなあ」ということなんですよね。早く製品化できるよう頑張りたいです。とはいえ、なんだかんだありますので、半年から1年後くらいに発売できればいいな、という感じです。なんであれ、なにぶん素人仕事ですので、生温かく見守っていただければ幸いです。

で、製作中にどこかのメーカーがインジェクションキットで出してくれたら嬉しいなっ!とも思ってます(笑)。それが一番手っ取り早いよなあ、と(コラコラ)

それでは。

三号艦戦の製作記事はこちらです。


製作後、あれこれ考察を書き連ねたのがこちら。

というわけで、「三号艦戦サガ」(笑)はまだまだ続きます。

<2019年8月25日追記>
後日、調査の結果、以上のエントリーに書いた機首の形状については「世傑」図面が正しいらしい、という結論に達しています。お詫びの上訂正します。詳しくはこちらをご覧下さい。
<追記終わり>

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アベンジャー アオシマ Avenger Aoshima 1/72

2018年01月14日 | 飛行機の模型
今日はアオシマのアベンジャーの完成品を紹介します。この間のカーチスのエントリーを書いたとき「アベンジャーを作った」と書きましたが、そういえば紹介してなかったな、と思いまして。

当然素組みです。アオシマのキットを作るときの共通のテーマは「アオシマのキットをアオシマのキットらしく作る」です!(なんか威張ってるな、、)。塗装はクレオスのミディアムブルーに、タミヤエナメルでウェザリング。マーキングは手描きです。

ミディアムブルーはほんと好きな色です。この色はなんというか、青の落ち着いた感じがたまらんです。ただ、ちょこちょこパネルごとに色を変えてます。

確か、5-6年ほど前の作品です。キット自体は知人からいただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。

そういえば、私は往々にして、人からキットをいただきます。ありがたいことです。しかし、よく考えると酒席とかで酔った勢いで「あれ持ってませんか?作らないならくださいよー」とか言ってるような気が、、、。そのくせ、ほとんど作れてないので申し訳ないです。ほんとすいません。

アベンジャーは、斜め後ろからのアングルが好きですね。決まってます。

で、スケールはキットの表記では1/72となっていますが、かなり小さいですね。全幅から計算してみたら約1/93くらいでした。その辺の鷹揚な感じも、さすがアオシマ、という気がします(笑)。まあ、ちゃんと1/72にしたら、大きくなって値段を上げざるを得なかったからでしょうね。それよりもラインナップを充実させたかったんだろうな、と。

マーキングは、お気づきの方もいらっしゃるかもですが、バミューダトライアングルの遭難機(チャールズ・テイラー大尉機)です。アベンジャーといえばこれ、でしょう(そうか?)。昭和の男の子としてはノストラダムスとかこういうのに弱いんですよね、、、。資料はドラゴン(確か)の完成品にこのバージョンがあって、その画像を見てそのままパチってますので、その旨ご了承下さい(無責任だなあ、、)。「第二次大戦航空史話(中)」(秦郁彦著 中公文庫)にはこの遭難について書かれた章があり、とても興味深く読みました。余談になりますが、テイラー大尉は対日戦に参加してたんですね。沖縄初空襲(44年10月)が初陣で、レイテ沖海戦にも参加したとか。バミューダトライアングルと日本がちょっととはいえつながりがあった、というのはなんか変な感じがしますね、、。日本つながりでいうと、1925年には同海域で日本の船(来福丸)も行方不明となっています。ノストラダムス同様、この件は「人を引き付ける何か」があるんでしょうね。ちなみに、私はオカルトマニアではないです、念の為(笑)。事実がどうであれ、テイラー大尉はじめ、遭難された方々は、ほんとお気の毒です、、、。

で、私が6-7歳のころ、田舎のばあちゃんちに遊びに行ったとき、年上のいとこたちがテレビである映画を見始めたのですが、小さい私は映画の趣旨が全く分からず「つまんねえなあ」と思いながら見てました。で、突然、アベンジャーが出てきて、コーフンしたような記憶があります(笑)。今から考えたら、あれは「未知との遭遇」だったんですね。それ以来この映画を観てないのですが、また観てみたいですね。

閑話休題。裏側はこんな感じです。アオシマキットの特長である可動部は、補助翼と、主翼の折り畳み機構です。

当然、両方生かしてます。主翼の隙間が実に男らしいですね。無改造では絶対に脚を畳んだ状態に作れない、脚の収納部も実に男らしいです。

キャノピーは、かなり磨かないといけなかったので、枠のモールドは削り取って塗装のみで再現。マスキングがめんどくさかったので(コラコラ)手描きです。かなりガビガビになってしまいましたが、まあ全体的な調和、という意味ではイイ感じ、、、、でもないか、、。


で、これがこのキットの目玉、主翼を折り畳んだ状態。可動軸を利用して、一応、畳んだ状態で翼を仮固定できるようになってます。グリグリ動かしてるととても楽しいです。でも、軸も当然プラなのですぐ折れてしまいます。確か、製作中に折れて金属線で継ぎ足したような記憶が、、。

車輪の固定は、車軸をあぶって潰して止める、という超古典的なアレです。うーん、昭和だなあ、、。

アベンジャーはじめグラマンの翼の折り畳み方は、とても面白くて好きです。確か、子供のころ(「未知との遭遇」を観たのと同じ頃)特攻機が艦艇に突入している写真にこの状態のが写っているのがあって「なにこれ?」とびっくりした記憶が。

こうやって見ると、なんか別の乗り物に見えますね(笑)

これが箱絵です。このキットに限っては正確には「アベンヂャー」なんですねえ(笑)


アオシマのキットは、ほんといいですね。とはいえ手持ちのキットはこれだけです。もっと欲しいんですけど、買ってもなかなか作れないですし、しかもその気になったら案外簡単に手に入る(オークションでもレア箱以外なら常識外れのプレミアはまあ付かないし、そもそもライバルがいない)ので、のんびり構えてます。

ちなみに、ドントレスも頂きものです(ありがとうございました)。ワイルドキャットといい、このシリーズはなぜかアメリカ機が充実してますね。逆に、ドイツ機はFw189のみ(多分)、という不思議さ。日本機の渋すぎるラインナップといい、実にワンダホーなシリーズです。

というわけでお終いです。今はカーチスを作ってますが、すでに次は何を作ろうかなあと考えてます。

全部、とはいいませんけど、好きな機体は制覇してみたいですね。アベンジャーも1/48でいつかキッチリ作ってみたいなあ、と思ってます。

それでは。

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カーチスP36A アオシマ 1/72 (その1)

2017年12月16日 | 飛行機の模型
前回のエントリーで少し書きました、製作中のアオシマのカーチスP36Aを紹介します。

アオシマの1/72の飛行機キットは私は大好きでして、出来るだけ作りたいなと思って取り組んでます。とはいえ、これまで完成したのはバッファローとアベンジャーだけなんですけど。カーチスは、とても好きな機体なので頑張りたいところです。こちらが箱絵。

どうも初版は昭和30年代らしく、かなりの年季の入ったキットです。箱絵も何種類かあるようです。子供のころ一度作ったことがあるのですが、確かこの箱絵でした。

こちらが取説。昭和、ですねえ、、。「車がぬけぬようにする」って、サムライだなあ、、。


とりあえず、ざっと組んでみます。とはいえ、組んだのは数年くらい前。この状態でずっと放置していたわけです。

組んでから、適当なグレーを吹いて、スジ彫りとか凹みとかを確認して今後の対策を練ります(というほど大げさなことじゃないんですけど)

基本的には、キットのふんわりした温かい感じ(笑)を最大限生かした作品にしたいと思ってます。なので、手を入れるのは最小限にとどめるつもりです。ディテールアップとかはやりません、、っていうか、このキットをキッチリしたスケールモデルにしようとするのはかなり大変でしょう。そういうのがやりたければ、モノグラムのキットが一番でしょうね。そういうんじゃなくて、なんといいますか「アオシマのカーチスを、アオシマのカーチスらしくキッチリ作ったらこういう風になる」というようなものにしたいんですね。分かりにくいですか(笑)

で、機首回りは凸凹がはげしいので、エポパテで出来るだけならしていきます。

結構エポパテで埋めちゃってますけど、これでも最小限にしたつもりです(笑)


整形で消えてしまったパネルラインの凸モールドとリベットは出来るだけ再現しています。凸モールドはリード線、リベットはエポパテです。

以前製作したバッファローのときは、この辺は適当に誤魔化しちゃったのがちょっと引っ掛かってたので、出来るだけ頑張ってみました。でも、リベットはまだちょっと大きいですね。とはいえまあこの辺が限界です。

キャノピーは突き出しピンの跡が、どーんと上面の真ん中に残ってます。

こういうのにひるんでいるうちはアオシマスター(造語)への道はまだまだといえるでしょう。私はもう平気です(キッパリ)。でも、メンドクサイなあ、、。

まず、220番のペーパーでざっくり削ってしまいます。思い切りが肝心です。次に400番、1000番のペーパーまで番手を上げていきます。


普通ならもっと番手を上げるのでしょうけど、私はものぐさなのでここでお終い。次に登場するのがこれ。浦和のモーターツール。かなり安い商品ですけど、かなり素晴らしい性能で愛用しています。

で、この軸には綿棒の軸がぴったりなんですね。二つに切ったやつを差し込んで、タミヤのコンパウンド(細目と仕上げ目)を付けて磨いてやると面白いようにピカピカになってくれます。

それがこんな感じ。ちょっと曇ってますけど、まあこんなもんでしょう。


キャノピーの最初の写真から、ここまでで「ミッシェル・ガン・エレファント」のアルバム「ギヤ・ブルーズ」の「ウエスト・キャバレー・ドライブ」から「ブライアン・ダウン」までくらいでした(作業開始から聴いていたのです)。

えー、ミッシェルファン以外の方に説明すると、約30分くらいです(なんやねん)。やる前のメンドクサさからくる気の重さから考えると、案外すぐできるものなんです、ということが言いたかったわけです(なんやねん)。

バッファローに続いて、今回もモーターライズにします。ア●●ンで売ってた直径6ミリのマイクロモーターを仕込みます。10個で1000円くらいです。安いなあ、、と思ったのですが、よくよく考えたらマブチの130モーターが130円だったので、まあ相場なんでしょうね(笑)

でもこの小ささで100円というのは安いですね。

カウリングのパーツに付けた状態がこれ。エポパテで固定してます。乱暴な固定方法ではありますが(笑)、案外簡単で確実です。硬化前にモーターをグネグネ動かして芯出しをしておけば、まあ大体、おおむね大丈夫です(適当だなあ、、)。

ちなみに、このキット、最初期はリモコン版もあったようです。要するに本体にモーターを仕込んで、そこからリード線が延びて、電池ボックスとスイッチが外にあるような状態だったみたいです。

私はカーチスP36はとても好きな機体なのですが、客観的に見ると、第二次大戦初頭の戦闘機としては2軍とはいかないまでも、残念ながら1・5軍くらいの選手ですね。その上P40が有名すぎるために、さらに日陰になっちゃってかわいそうです。もちろん、それほど広く使われなかったし、大活躍もしていないので仕方ないのですが。マイナーな機体が大活躍するフィンランド空軍でもあまりパッとしなかったのも、この機体らしいなあ、という気もします。そういうのも含めていいなあ、と思ってしまう変な機体でもあります(笑)で、このキットはもちろんフィンランド空軍仕様で作るつもりです。

資料はMG誌の1985年12月号です。っていうか、これのみ、です(笑) この号は、フィンランド空軍のP36を作例と戦記でキッチリと紹介していて、今でも一級の資料だと思います。この号に限らず、同誌のフィンランド空軍シリーズのカラー塗装図はほんとに綺麗で素晴らしいですね。

というわけで、完成までどれくらいかかるかちょっと分かりませんけど、少しずつでも進めていきたいです。

うーん、こうやって立体で見るとP36はほんとカッコいいですね。アオシマの72キットについても、その魅力についてまたいろいろ書きたいと思ってます。

それでは。

※アオシマのバッファローの製作記などはこちらです。興味のある方はご覧ください。

その1
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/5974f5ce82219557116597ecfa6ba2d2

完成
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/c34172ef5886f4dcbe2d06b810ef03e0

特撮
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/7e485d3b124bfed34e6f74c3edadc07e

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紫電改 ハセガワ 1/72 Shidenkai Hasegawa 1/72

2017年11月04日 | 飛行機の模型
紫電改(ハセガワ 1/72)が完成しました。久しぶりに72の飛行機を作って、とても楽しかったです。

基本的にストレート組みです。ディテールアップは機銃の銃口を開けて、張り線を追加したくらい。


デカールもキットのまま。箱絵がメチャクチャカッコいい343空の菅野隊長機です。


ハゲチョロは出来るだけ頑張りました。っていうか、これがやりたかったから作ったといっても過言ではないという(笑)


いやほんと、紫電改はカッコいいですねえ。


ハゲチョロは、クレオスのラッカーの銀を使用。この銀は、ほんと発色がよくて、銀の塗料としてはいまだに一番ですねえ。

キャノピーは磨いてる最中にちょっと割れてしまいました。交換しようかな?と思いましたが、これはかなり以前のキットでして、長年同じ箱に入っているパーツを泣き別れさせるのも可哀相かな?とそのまま使うことに。でも今から考えたら交換してもよかったかも(笑)

塗装はラッカーベースに油彩で色調に変化を付けています。納得のいく感じになるまで結構時間が掛かるのですが、それでも面積が小さいので楽といえば楽です。

ハゲチョロは全面に施すのではなくて「剥がれるところは剥がれるし、あまり剥がれないところはあまり剥がれない」というのを念頭に置いてやってます(これでも)

久しぶりにハセガワの昔のキットを作ってちょっとびっくりしたのは、デカールのノリの強さ。経年変化もあるんでしょうけど、ノリが「でろーっ」とした感じでとても強くてよかったです。最近のって、弱すぎて困ることが多いですからね。

張り線はトラディショナルな技法、自分の髪の毛を使いました。よくよく見ると歳のせいか、色素が薄くなって真っ黒じゃないのにちょっとショックを受けました(笑) 油彩で黒く塗ってます。

エンジンからのオイル漏れも楽しいウェザリングポイントですね。いくらなんでもここまでは汚れないとは思いますが、そんなことは知りません(笑) 消耗品の増漕に垂れ跡が付くのも変なのですがそんなことは(略)

脚カバーは裏面はのっぺりしたモールドで、今の製品に比べたらかなり分厚いです。でもまあ、そこはグッとこらえました。手を入れだしたらキリがないですからねえ、、。メンドクサイですし(笑)

では簡単に製作記を。部品を切り出した状態。部品が少ないので最初に全部切り出しちゃいます。

かなり昔のキットですが、それでも全体のフォルムの素晴らしさとかパネルラインのピシッとした感じとか、今の目でみても全然大丈夫です。この頃のハセガワのキットはほんと傑作揃いですね。このキットは30年以上前(要は子供のとき)に作りました。また作るとは思ってなかったなあ、、。

基本塗装が終わった状態。いや、実にさっぱりした感じです。この辺で「OK!」と満足していた子供のころを思い出します。いやほんと、このままでもいいくらい。


でも嫌な大人はここから頑張ろうとします(笑) まず油彩でパネルの色調に変化を付けてます。パネルラインの境目を濃く、中心部を薄くすることを念頭に置いて、じわじわ色調を変えていきます。

油彩は乾燥が遅い反面、「決まる」まで何度でもやり直したりちょこちょこ手を加えたりすることができますので、ほんと気に入っています。こういうのは好みと相性なんでしょうね。

裏面はほとんど見えなくなるので、それなりに。この辺も嫌な大人の面目躍如。脚の収納部もムラムラですが気にせずそのままいっちゃってます。


次にハゲチョロ。先に書いたとおり、よく剥がれるであろうところをガンガン攻めます。フラップの上面は攻めてはいけません。ここ、フラップを収めるために、強度を増す構造材が入れられないから踏んだらダメなんですよね、多分。


油彩とハゲチョロでテカテカになってしまうので、最後にパステル粉をまぶして全体のトーンを落ち着かせ、統一させます。100均の丸筆がやわらかくて使いよいです。お化粧の要領で(やったことないけど)パフパフやったげるとイイ感じです。

排気煙のススも、パステルです。

というわけで完成です。ほんと、この箱絵はカッコいいですねえ。「呉の空は俺が守る!」って感じですねえ。子供のころ店頭でこれを見て「うわーっ!めっちゃカッコええやん!」と思ったのを今でも覚えてます。ハセガワのこの頃の72の箱絵はどれもほんと素晴らしいですね。

ベースは、木の板に麻紐を切りほぐしたものを水溶き木工ボンドで接着、着色したものです。簡単ですけどとてもそれっぽくなります。

今回、久しぶりに72を製作しました。小さいのですがそれぞれの工程が早く済むし、リベット打ちとかも最初からあきらめられるので(笑)さわやかにサクサク進められるのがよかったです。また何か作りたいなあと思ってます。これは次に作ろうと思っている在庫の一部です。こう見ると、なんと言いますか偏ってますねえ(笑)

こうやって、次はどれにしようかなあ、とか考えてるときが一番楽しいかも、、。

プロペラが回ってると、とても飛行機らしくていいですよね。迫力も出ます。でも、モーターが入ってるわけじゃなくて、息を吹きかけて回してるだけです。プーと吹いて回った一瞬をカメラで撮影してます。ちょっと人に見せられたもんじゃないです(笑)

でも、イイ感じの写真が撮れるので楽しいですね。「ワシらの2000馬力がいい音出しとる、、、」って感じが出てるといいなあと思います。

というわけでお終いです。紫電改はほんとカッコいいですねえ、、、。それを改めて感じさせてくれるとてもいいキットでした。

製作中、ふと「こんなカッコいい飛行機が、ほんとに松山や呉の上空をブンブン飛び回ってたのかなあ?」と思ってしまいました。でも、それは間違いない事実なわけで。なんといいますか、歴史というか時間というのは不思議なものですね、、。

それでは。



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F4U-1Aコルセア(アリイ 1/48)を特撮しました。

2017年10月22日 | 飛行機の模型
今回は、以前製作したアリイのコルセアを特撮したので紹介します。

自宅の隣は空き地で、以前は草ぼうぼうでした。なので、二階の窓から身を乗り出して、飛行機の模型を撮るとイイ感じの写真が撮れてました。でも、整地されてしまい、残念に思ってました(地主さんからすると関係のない、迷惑な話ですが)。しかし、その後じわじわまた雑草が生えだして、撮影の機会をうかがっていたのです。

とはいえ、一度ブログに製作過程をUP(最後にリンク張ってます)してますので、説明もへったくれもないので(笑)、アルバムのような感じで見ていただければと思います。

アオリ気味のアングルは迫力が出ていいですね。コルセアはほんとカッコいいです。

あまりにカッコいいので、日の丸の日本軍仕様にしたらもっとカッコいいのでは?と思ったのが製作動機なんですね。

コルセアはプロペラが大きいので(大きくするために逆ガルにしたとか)、正面から見ても迫力があります。


太陽光は、キャノピーがキラッとしてくれるのでいいです。


コルセアは、このアングルからの姿が好きですね。


改めて見ると、翼全部の端が丸いのに気付きました。胴体も丸いですね。他の米軍機と違う印象を持ってたのはそのせいかなあ、とか。


うーん、ほんと日の丸の似合う機体だなあ、と思うのですが、どんなもんでしょうね。気のせいでしょうかね(笑)


お姉ちゃんの絵は手描きです。過去のブログで工程を紹介してますのでよろしければご覧ください。


こちらの撃墜マークも手描き。ベテランの乗ったコルセアなら、これくらいなら墜とせるだろうなあ、と思うのがクヤシイです(笑)


特撮、といってもたいしたことはしてません。模型に棒を差して片手に持ち、窓から外に差し出して、もう片手でカメラで撮影してます。まあ、人にはとても見せられない姿ですね(笑) 棒はフォトショップで消去してます。修正前はこんな感じ。

近所に住んでる、なじみの野良猫ちゃんが下に写ってます(笑)

これが修正したもの。パッと見はわからないと思います。これで作業時間は10分もかかってません。素人で簡単にできるのが凄いですねえ。奥の草が生えてないところも、生えているようにしてみました。

映画の「ダラスの熱い日」の中で、カルカノ(イタリアのライフル)を持ったオズワルドの写真を偽造しようとするシーンがありましたが、それは超アナログな作業で(切り取った顔をノリで貼り付けたりとか)プロ中のプロにしかできないように見えました。多分、今なら誰でもそのレベルのものは簡単に作れるはずです。プロなら全く偽造とは気付かれないものが作れるでしょう。そう考えると、怖いですねえ、、。今は「証拠写真」という言葉自体が無意味になってるのかもしれません。

話がずれました。すいません。というわけでお終いです。特撮はほんと楽しいので、またやりたいと思います。空き地も、もうちょっと草がボーボーに生えてくれたらいいんですけどねえ(いや、だから迷惑な望みだって)。

それにしても、コルセアはカッコいいですねえ。また、こういう「強い米軍機を無理やり日本軍機にしちゃう」シリーズはまたやってみたいです。とりあえず、アリイのシリーズ(よくできてて、しかも安い)を攻めたいですねえ、、。

コルセアの製作記はこちらです。
(その1)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/fe7fd1837f7283572f6e8d26a2f9923d

(その2)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/d69a6d874d8d33ab259dbbdcd740e80f

(その3)
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/4b7169efea523dfb211b9d82aabe447d


(その4)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/7184e653399ee3341c88651b5c93e060


あと、他の模型をこの空き地で特撮した過去のエントリーも貼っときます。よろしければどうぞ。

零戦五二型(ハセガワ 1/48)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/32178d1dc9e7706e3d2c3929e142c033


零戦その2 http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/02b5790400ed4d7e6688c514c396626f


ブリュースターB239バッファロー(アオシマ 1/72)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/7e485d3b124bfed34e6f74c3edadc07e


イリューシンIL28(タミヤ 1/100)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/4b50115b6a8166f16b3c8b612b0a6101

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イリューシン IL-28 タミヤ 1/100 (その2 完)

2015年11月14日 | 飛行機の模型
今日はイリューシンの特撮写真の紹介と、このマーキングの実機について少し書きます。


特撮、とはいっても特別なことはしていません。家の隣が草原の空き地で、自宅の二階から空き地を背景にして撮影、支えの棒をフォトショップで消しただけです。でも、太陽光で撮影するとなかなかそれっぽくなりますね。


背景はほんとに雑草なんですけど、なんか森林地帯みたいにみえますね。

空中に浮かんでる姿は、ほんとシュッとして綺麗です。

しかし、この空き地、残念ながら先日整地されてしまい、草が一切なくなってしまいました。絶好の撮影場所だったので残念ですが、自分の土地じゃないので仕方ないですね、、、。

さて、このキットの箱絵はほんと素晴らしいです。今はちょっと箱のデザインが変わりましたが、私は昔の箱の方が好きですね。あまりにかっこよすぎて、イリューシンといえばこの中国空軍の機体だと刷り込まれてしまいました(笑)


ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、このマーキングは1965年に中国から台湾に亡命した機体のものです。その経緯はこの本で知りました。


タイトルどおり、古今東西、故国を捨てて亡命したパイロットたちの話がまとめられています。この本によりますと、亡命時、この機体の乗員3名のうち後部銃座の通信士は死亡しています。亡命に反対したため射殺されたとのこと。ウィキでは、迎撃機の銃撃で死亡となっています。前回書きましたが、前部と後部は飛行中行き来できないように思いますので、そのほうが説得力がありますね。でも、ほんとのところはどうだったんでしょう、、、。

操縦士と航法士は亡命を認められ、中華民国空軍に迎えられます。操縦士は空軍大佐にまで出世し、退役するのですが、中国に残した母親や親族が忘れられず、1991年、カナダ経由で帰国したところ逮捕されてしまいます。裁判にかけられ、懲役15年の判決を言い渡され投獄されたそうです。今も生きているなら70代後半なのですが、どうされてるんでしょうね、、、。航法士は1977年に中華民国空軍を退役してアメリカに移住したとのことです。

当時はベトナム戦争たけなわで、中台の政治・軍事的緊張はかなりのものだったはず。彼らの亡命の理由については書かれていないのですが、台湾側は中国の爆撃機が飛来したとなると全力の迎撃体制に入ったでしょうから、決死の覚悟の亡命行だったことは間違いないでしょう。箱絵でおなじみとなってるこの機体にこんなエピソードがあったんですねえ、、、。この機体は台湾で展示されているそうなので、いつか機会があればぜひ見てみたいものです。

この本に書かれた多くの亡命の事例は冷戦時代のものです。政治経済などあらゆる物事がグローバルな感じになってしまった今、「亡命」という言葉に郷愁すら覚えてしまいますね。私は幼少のころ、冷戦時代の末期を過ごした世代なのですが、当時は「第三次世界大戦」という言葉が、ありえないとは思いながらも、それなりにリアリティを持つ時代でした。今となっては笑い話みたいですが、当時のあのなんともいえない緊張感はちょっと忘れられません。なので、このイリューシンには、機体そのものとこの亡命のエピソードと合わせて、どこかとてもひきつけられるものがあります。その辺に付随してつらつらと考えると、タルコフスキーの「サクリファイス」などは、あの時代をちょっとでも体感した世代でないといまいち理解できないのかもなあ、と思います。「冷戦も、昭和とともに遠くなり」という感じでしょうか(笑)。

というわけで、特撮写真を最後にあと二枚だけ。せっかくなので(笑)

こうしてみると、キャノピーがちょっとキラッとするのがリアリティを増すポイントのような気がしますね。


うーん、特撮はやっぱり楽しいです。またそのうち撮影にぴったりの原っぱとか探してみようかな、と思ってます。


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