森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

F4U-1A コルセア アリイ 1/48 (その4 完成)

2015年02月22日 | 飛行機の模型
コルセアが完成しました。

とはいえ、途中写真を多く載せてるのであまり新鮮味がないですね(笑)。まあでも、ほんとカッコいい飛行機です。日本陸軍機の塗装は、ほんと似合うなあと思ってるのですが、どうでしょう。「なんじゃこりゃ」という人もおられるでしょうが、まあご勘弁下さい。なんであれ、こういう風に遊べるのは模型のいいところだし、模型ならではの楽しみ方だと思います。例えば絵で「日の丸コルセア」を描いても、模型ほどのインパクトはないんじゃないかなーと。立体になると変な説得力が出てくるといいますか、、、。

塗装は、ラッカーを下地、ウェザリングは油彩です。パネルラインに沿って、縁からボンヤリと色に変化をつけています。油の類がでろーっと垂れ出てくるような表現は、油彩が一番やりやすいですね。ハゲチョロはクレオスの銀。クレオスの銀は、少量ならペトロールやエナメルシンナーで落とすことができます。理由はよくわかりませんが、何度でもやり直せるのでありがたいです。やりすぎたら(大体やりすぎる)麺棒に溶剤をつけて、ふき取ります。ハゲチョロは、230円くらいの面相筆を使い捨てるつもりでやってます。

「フムナ」も手書き。三式戦のを参考にしました。これ左右で「フムナ」「ナムフ」と表記が逆なんですね。

140モーターはよく回るのですが、ちょっとやかましいです(笑)展示会では周りに迷惑かもですね。前からのアングルも「やったるでえ!!」といった感じでカッコいいです。

でもやっぱり一番好きなのは後ろからのアングル。(これも前に書きましたね、、、)

というわけで、着手から半年以上もかかって、やっと完成です。キットは中古で500円くらいだったのですが、思いっきり元を取ったような気が(笑) オオタキ・アリイのこのシリーズはほんといいキットですね。そのうちまた何か作ろうと思います。

オネエちゃんの絵は前回からほとんど変ってないですが、しつこく掲載。もったいないので、ウェザリングはほとんどしていないです(笑)


恒例の裏庭特撮写真は、今日は天気が悪くて撮れませんでした。また撮れたら番外としてUPしたいと思ってます。これはピンボケですが、なんか迫力があるので載せときます(笑)

それではまた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピンボケでフラフラ

2015年02月08日 | 雑記
今日は日記形式です。酔っぱらって散歩すると、ピンボケ写真しか撮れないので注意しましょう。

●月●日 

久しぶりに土曜日が休み。近所に、日曜はやっていない小さなお好み焼き屋があって、ずっと気になっていたので食べにいく。お店は住宅地の中にあり、古くからやってる様子。しかし、タウン誌などで紹介されたこともないみたいだし、流行ってるようにも見えない。でも、私の知る限り、30年は営業しているみたいなのでそれなりに客は入っているようにも思える。というわけで「常連だけで回ってるんじゃないか、いきなり行くと変な目でみられるんじゃないか」と躊躇していた。しかし最近「一見でも大丈夫っぽい」という情報(どんな情報や、、)を入手したので、思い切って行ってみることにした。

結果から言うと、大当たりだった。私がこれまで食べてきたお好み焼き屋の中で一番美味しかったといっても過言ではない。いや、ほんと。お姉さん(私より年上みたいだけど、おばさんと呼ぶより「お姉さん」が似合う感じの人)一人でやっていて、席はカウンターのみ。手際が凄くよくて、びっくりする。アメリカとかの鉄板焼屋で胡椒入れとかをくるくる回すやつ(なんていうんだっけ)みたい。でも、アレみたいにわざとらしくなく、さりげなくかつ見事なコテさばき。思わず見入ってしまう。こういう、熟練の技って見ていてほんと気持ちがいい。

お好みはゆるふわっとした感じで、でも裏表はちゃんとカリカリとしている。多くも少なくもないソース(多分自家製)と、さりげないダシの味付けが絶妙。私は比較的味音痴の方なのだけど、それでも一口で「あ、これ凄い!」というのがわかる。あっという間に食べてしまった。「こんなに美味しいのに、何で本とかに載らないんですか?」と聞くと「お店が狭いし私だけでやってるから、たくさん来てもらっても悪いからねえ、、」とのこと。うーん、かっこいい、、。こういう店は、いつまでもひっそりと美味しいお好みを焼き続けてもらいたいなあと思う。

で、思い出したのが村上春樹氏の古いエッセイ。行きつけの定食屋を紹介した回で、首に傷のあるわけありっぽい渋い兄さんが一人でやってて、お店は住宅街の中で目立たない看板しか出しておらず、メニューは日替わりとコロッケ定食のみ。そしてそれがメチャクチャ美味い、という内容だった。コロッケの美味しさや、店主とお店の佇まいの描写がとても上手く(プロなので当たり前だが)、強く印象に残っていた。でも、あれは恐らく氏の創作だろうと思っていた。多分、グルメとかそういう風潮(当時は「グルメ」なる概念が定着し出した時期)とは逆に「こういうお店のあり方もあるんですよ」という氏なりの理想像を示したかったんじゃないかと。

しかし、このお好み焼屋を知って考えをちょっと改めた。「ひょっとすると、コロッケの店はほんとにあったのかもなあ、、」と。

いやー、また行きたいけど、次はいつ土曜休みかなあ、、、。

△月△日 

あまり乗ってなかった軽自動車を処分する。友人にタダで譲ってもらったもので、最初はセカンドカーにしていたのだが、全然乗らず経費が無駄すぎるので廃車にすることにした。まだまだ乗れるのでもったいないと思って維持していたのだが、さすがにもう限界だった。仕方がない。

鍵を業者さんに渡して、ドナドナされていく車を見送ってふと自分のキーホルダーをみると、鍵は残った車と家の2つだけ。シンプルライフである。昔は、原付とかバイクとかで鍵がジャラジャラしていたのだが、ここまで減ると気持ちがいい。「いっそのこと鍵なんて持たない生活にしたい」とふと思ったが、それは止めておきたい。「森の生活」はドリームだからいいのである。キーホルダーは、大好きなバンド・ミッシェルガンエレファントのもの。もう15年以上付けてるので、メッキがだいぶ剥がれてしまった。ちなみに、今作ってるコルセアの機首のジョリー・ロジャーはこのバンドのシンボルマークを写したもの。わかる人だけにわかってもらえれば、と思ってたけど書いてしまった(笑)

×月×日

そのコルセアは、何とか進んでいる。やっと待望のウェザリングに入る。ハゲチョロはほんとに楽しい。ハゲチョロは大好きなのだが、やっぱりずっとやってるとさすがにうんざりしてくる。でも、ちょっと休憩するとまた楽しくなる。業だなあ、と思う。もうちょっとで完成するはず。

模型を作ってるときは根を詰めすぎて疲れてくることが多い。なので「これができたら、ちょっと模型は止めて他の事をしよう」といつもいつも思うのだが、完成の目途が付いてくると「次は何をつくろうかな」と無意識に物色しはじめてしまう。バッドカルマである。
というわけで、また三式中戦車を作りたくなって、キットを買おうかなと思ってたら15年ほど前に作ってしまいこんでいたものがあるのを思い出す。試しに塗装をシンナーで洗ってみると、意外と綺麗に落ちてしまったのでこれを再度製作することにする。これはAM誌で紹介された、マズルブレーキのない初期生産型(1号車だったかな?)にしたものだが、今度は通常型にするつもり。洗い出して気付いたのだが、車体前部上面のハッチを車体に合うように律儀に整形していてしんみりしてしまう。なんというか、昔の自分に出会ったみたい、、、。プラバンで延長しているのが偉いなあ、、。今なら(略)カステンの旧キャタピラはさすがにガビガビでアウトだったので、在庫のビジョンモデルのを使うつもり。脱落したパーツは、なんだかんだで部品取りになってしまった一式中戦車があるので、心配はない。そんなこんなで、なんかメーカーさんに悪い気もするけれど、これはこれでキットを大事にしているといえなくはない、、、と思う(でもごめんなさい、、)。三式はちょっと無理して強そうに見せてる感じがとても好きである。ほんとかっこいい、、。

◇月◇日

黒田硫黄「アップルシードα」を購入。書店で見かけたときはびっくりした。「黒田がアップルシードて、、、」
士郎正宗と黒田硫黄は一見真逆なように見える。でも、読んでみるとそうでもないかなーと思っちゃうところが黒田氏の底力なのかも。まあ、なんであれ黒田節フルスロットルで納得&満喫。タイアップとかメディアミックスとかそういう感じのものだと思うけれど、黒田氏なりの作品としてきちんと完結してくれれば嬉しい。大戦中のドイツの仮装巡洋艦を題材にした「あたらしい朝」もびっくりしたけど、氏のとらえどころのなさ(いい意味で)は、マジで素晴らしい。例えば、まったく興味のない人に「自転車レースってかっこいい!」と感じさせるのがほんとの才能なのだと思う。(漫画評の伏せ字は、作者の方に失礼かなと思うので、もう止めます)

というわけでなんかフラフラしている毎日です。それでは。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする