森男の活動報告綴

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大阪日本橋の大型模型店「ジョーシンスーパーキッズランド本店」に拙作3点が追加展示されました。

2023年11月19日 | 模型の話題
大阪日本橋にある大型模型店・ジョーシンスーパーキッズランド本店の月刊ホビージャパン誌の作例展示コーナーに、拙作が3点展示されていることは以前お知らせしましたね。

先日、新たに拙作3点が追加されましたのでお知らせします。

新規展示作はこの3点です。

「九九式艦上爆撃機」(ハセガワ1/48)

「REAL FINISH WORKS 模型をリアルに仕上げる! フィニッシュワーク虎の巻」(Hobby Japanムック)に掲載されています。

これはかなり前(15年くらい)の作品ということもあって、展示も最近はほぼしていません。ですけど、とても思い入れのある作品なのでこういう形で改めて見ていただけるのはほんと嬉しいです。

これがきっかけで、その後ホビージャパンさんはじめ模型誌ライターのお仕事をするようになったという意味でも思い入れがあるのですが、それとはまた別に個人的に非常に大切なことを教えてもらった作品でもあります。その経緯は以前書いてますのでよろしければどうぞ。
久しぶりに読み返したのですが、なかなか暑苦しいながらも(笑)、私のいいたいことはちゃんと書けてる、と思いました。長いのですがほんと読んでみて下さい。

次は「九五式小型乗用車 くろがね四起」(ファインモールド1/35)

月刊ホビージャパン2017年8月号掲載。掲載はちょっと前なんですけど、同じのを2個作ったというのは今のところこれが最初で最後ということもあって印象に残ってる作例です。また、作っててほんと楽しかったのもよく覚えてます。たまに「プラモって楽しいなあ!!」って心の底から思わせてくれるキットに出会うんですけど、これもそれ、でした。


次は「 Ⅳ号戦車H型 ニーベルンゲン工場製中期型」(ミニアート1/35)です。

月刊ホビージャパン2023年3月号掲載。先にも書きましたが、模型誌ライターをもう15年くらいやらせてもらってます。主にAFV担当なんですが、ドイツ戦車って実はこのⅣ号までやったことなかった、という。なので嬉しかったですねえ、、。またやりたいなあ、、。でもまあ、全然詳しくないので焦るんですけどね(笑)

というわけで以上です。以前から展示されているのはこの3点です。

「四式自走砲ホロ」ファインモールド 1/35

2018年3月号掲載。フィリピンでの実戦の様子をイメージして作りました。製作記はこのブログでも紹介してますのでよろしければご覧下さい。↓
https://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/d56dc9403181473c0e2b3bff4423faed

「四式軽戦車 ケヌ」(ドラゴン 1/35)
2017年5月号掲載。本土決戦の架空ジオラマです。

「テンポ A400」(ミニアート 1/35)
月刊ホビージャパン2022年9月号掲載。ほんと可愛い車だと思います。こういうのをキットにしてくれたのが嬉しいなあ、と。

ショーケースはこんな感じです(写真提供・ジョーシンスーパーキッズランド本店)
新規展示の3作は私がお知らせいただいた時点では説明のPOPがなかったのですが、随時追加されると思います。

先の展示作は、こういう風に解説されてます(されてますっていうか、私が書いてるんですけど)
模型って、やっぱ現物を見てもらってなんぼ、と思っていますのでこういう風に恒常的に展示していただけるのはもうほんと嬉しいことです。機会があればぜひぜひご覧になって見てください。で、何か買い物してください(笑)。最初の展示の際、ある方から「展示を見てお店で日本戦車のキット買いました」というコメントを頂いて、ほんと嬉しかったです。なんつーか、やっぱ「これええなあ!こういうの作りたいなあ、じゃあ買うか!」って、作り手としてはほんと最高完璧なリアクションなんですよ。私自身、子供のころ、そういう感じで模型店のショーケースを見てましたから、、、。

作例って「これをこう作ったら、こういう風にめっちゃええ感じになるんすよ。でもこれはあくまで一例なんすよ。で、それはそれとしていいキットなんです。一回ぜひ作ってみてください」っていう、私個人のささやかな提案の作「例」だと私は思ってるんです。いつもそういう気持ちでやってます。なので、私のをみて、先のようにキットを買ってくれるって、ほんと嬉しいんですよね。

お店は、5階の建物丸ごとホビーショップという、でんでんタウンのランドマークともいえる(商店街組合の案内パンフの表紙になるくらい)お店です。展示場所は2階です。

お店の場所、営業時間などはこちらです。でんでんタウンのど真ん中です。↓

最後になりましたが、月刊ホビージャパン編集部とジョーシンスーパーキッズランド本店の皆様に心からお礼申し上げます。

あと、前回告知してたミニアートの米軍トラックの続きは、また今度、ということで。すいません。次回、次々回と別の話題になりそうなので、なんだかんだで年明け後になると思います。お待ちになってる方がもしおられるとしたら(いるのかな?)ほんとすいません。


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G7107 4×4 1・5tカーゴトラック ミニアート 1/35(その1) G7107 4×4 1・5t Cargo Truck Mini Art 1/35

2023年11月05日 | AFVの模型
今回はミニアートの「G7107 4×4 1・5tカーゴトラック」を紹介します。要は米軍のトラックですね。シボレー製の、米軍の標準的なトラックです。
月刊ホビージャパン2022年6月号に作例として掲載されたものです。

ご覧の通り、オイルやガソリンのドラム缶輸送車として使われている状態のキットです。
ドラム缶はもちろんキット同梱。フィギュアも同様です。

いかにもアメリカのトラック、という感じがいいですねえ、、。
で、ボンネットトラックってやっぱいいですね。私の子供の頃(40年くらい前)はまだギリギリ走ってました。でも、当時でもすでにもう珍しい部類に入ってたような。なので、たまに出会うと喰いつくように見てましたねえ、、。

記事にも描きましたけど、キットの難関はこのフロントグリル。エッチングパーツです。
冶具が付いてるんですけど、ご覧の通り「簡単に出来ます」とはちょっといえない感じ。予備として2組付いてるので、まあ安心なんですけど、出来ればインジェクションパーツも付けてほしかったなあ、というのが正直なところ。

後ろはこんな感じ。バンパー(というかガード、というか)もエッチングでした。
ゲートの鎖も同梱されてるんですけど、ちょっと太いと思ったので市販のもう少し小さいものに置き換えてます。

ドラム缶は、色々なメーカーのロゴが天板に入れられてて、デカールともどもバリエーションがあります。
こういうの、単調になりがちなので有難い配慮です。今回はオミットしてますけど、手動式ポンプも付いてます。今見ると荷台の空間がちょっと寂しいですね。使ったらよかった、、。
なんであれミニアートは、こういう小道具への配慮が行き届いているところが好きですね。モデラーの気持ちを分かってくれてる気がします。まあ、メーカーさんってどこもそうなんでしょうけど。でもそういう「かゆいとこに手が届くポイント」ってメーカーさんごとに違いますよね。そういうのをそれぞれ感じられるのもプラモのいいとこです。

エンジン部分も精密に再現されてます。これまたミニアートの真骨頂。
ボンネットは合いがいいので接着せず後で開けられるようにしてます。ただ、パイピングなどはしてません。

フィギュアはなかなかポーズが決まってます。単品なので、キャラを立てるためにサングラスを付けてみました。簡単にキャラが引き立つのでいいですし、何より目を塗らなくていいのがよいです(笑)
ドアの窓は、開閉選択できます。ちょっとあけた状態にして変化を付けてみました。開閉どちらかよりも、こっちで好きな位置を決められるのでこういうのもミニアートのいいところですね。

ODの塗装は退色表現やチッピングなどの剥がれなどが難しいですね。油彩で薄く錆びたような感じにしました。また、前線にいるわけではないので泥汚れなどもひかえてます。
ドアのマークは「US ARMY SERVICE FORCES」のもの。恥ずかしながら知らなかったのですが、当時は補給専門の独立した軍があったんですね。そのマークです。独立してるから星マークじゃないんですね。で、この軍は日本語でどう訳されてるのかよくわかんないです。すいません、

というわけでお終いです。(その2)では製作のポイントなどを紹介したいと思います。

ちなみに、ホビージャパンさんのサイトで、このキットの私の製作記事が掲載されてます。詳しい内容を知りたい方はこちらをご覧になるか、もしよろしければ掲載誌を購入して下さると嬉しいです。

それでは。


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