森男の活動報告綴

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三式中戦車 ファインモールド 1/35 (その2)

2015年04月05日 | AFVの模型
本体が大体できてきたので、小物の製作に入ります。

砲塔に置く機銃は鹵獲したブローニングM1919A6にします。この機銃はほんと無骨で好きなのです。タミヤのアメリカ小火器セットのをディテールアップしました。鹵獲して、砲塔の上に置いているという設定。とてもいいプロポーションなので、フロント・リアサイトを追加、2脚を作り直すなど、手を入れれば入れるだけ良くなるので作業が楽しいです。で、ドイツ小火器セットの傑作ぶりからすると、アメリカ小火器セットはちょっと分が悪いですね。同じ時期の製品なのに、なぜこんなに仕上がりが違うのか、、。MP40、98K、P08、P38などなど、どれも今でも最高レベルなのに、ガーランドやトンプソン、グリースガンは、「、、、、、」(ノーコメント)。気合の問題なのでしょうか。

機関銃の次は、荷物の製作。こういうところは「和」を出せるので楽しいですね。でも、こうして見ると「三式中戦車」というよりは「三畳半戦車」つー感じでありますね。樽は木の丸棒に杉の薄板の細切を張って、麻紐を木工ボンドで寄り合わせたものを巻いてます。七輪は紙粘土と板鉛。カマスはエポパテ。塗装後、麻紐で車体にくくりつけます。


これは以前に紹介した四式試作型のもので、三式のも多分こんな風になります。V・S・O・Pです(笑)。

七輪を作ってて、最後に七輪を使ったのっていつだったろう、と考えたら、自分で使ったことはなかったです(笑)。祖母が何かを焼いているのを横で見ていたような記憶が。炭といえば、母方の祖母の実家に行くと、豆炭のアンカを布団に入れてくれてました。掘りごたつもあったなあ、、、。そういや、ボットン便所で恐かったよなあ、、、、。あ、便所にはトイレットペーパーじゃなくて、堅くて痛い(笑)四角いちり紙が置いてあったよな、、。

などなど思い出してみると、私はギリギリ「懐かしの昭和」を体験している世代なんだなあと、模型を作りながらしみじみしてしまいました(笑)。駄菓子屋でプラモを買ってたのも、私の世代くらいが最後でしょうね。駄菓子屋のプラモは、同じものでもその後訪れることになる模型店のプラモとは違って見えたような、、、。

そんなこんながあったからこそ、今でもこんなのばっか作ってるのかなあという気もします。でもまあそれはそれで別にいいし、最後の最後まで付き合えばいいか、と思ってます。こういうのって、なんとなく決まってるもんですし、それでいいんだと思います、多分。恐らく。きっと。

というわけでまた。
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