まず最初にお詫びです。前々回、予告していた「ホル」の3回目は準備が間に合いませんでした。すいません。待っていてくれた方がどれくらいいるのか、あるいは全くいないのか、見当もつきませんが、何であれ予告していたのに間に合わなかったことはよくないことです。最近ちょっとバタバタしてまして、ほんと申し訳ないです。まあ、こういうイラストを描く暇があるなら進めろよ、という気もしますが、何卒ご了承ください。というわけで今回は、内容という内容のない、あやふやなエントリーになります。すいません。とびどぐ持たないでください。
先日、某オークションで、ドラゴンの日本兵セット(硫黄島)の2セットと、ウインドトーカーズバージョンの3箱が含まれた、プラモのセットを落札しました。
硫黄島セットは、もう入手難なのでなんだかんだでいつも競になるのですが、今回入札したのは私だけでした。どうも、出品側が「ドラゴンプラモセット」みたいなざっくりした名前で出品していたので、誰も気付かなかったようです。キット数で割ると定価前後の値段で、ラッキーでした。
日本兵は、今はもうファインモールドの製品がいろいろあるので、困ってないのですが、昔はこのキットはとても貴重でした。タミヤの傑作は、ポーズの改造がしにくいんですよね。しかしながら、今でもこのキットの「売り」となってるのは、とても出来のいい九六式軽機が入っていうという点なのです。
以前三式中戦車の回で紹介しましたが、現時点では唯一無二、かつ出来のいい九六式軽機です。マガジンをいじれば、九九式にもできます。「ペリリュー」のキットに九九式が入ってますけど、アレは、ちょっと、、ナニなので、、。九四式拳銃も、、ねえ、、。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/59/19d41ae27770c4cc78bfdc58ef61e432.jpg)
2つあれば十分なので、ウインドトーカーズのキット(某ハリウッドスターのレジンフィギュア(あんまし似てない、、)と海兵隊フィギュアが同梱されてます)は売っちゃって、購入費の足しにしようかな、と思いましたが、トレンチガンが入ってたので、悩み中です(笑)
続いて、ファインモールドの「陸上自衛隊 戦車乗員セット」もいまさらながら購入。お目当ての六四式小銃のあまりの出来のよさに驚愕しました。こ、これ凄すぎますよ、、、。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/87/ec5515456caf2e004b1ed21c8bd0d9fd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/72/9971306ac57aec3fac8b12d89e8f434b.jpg)
プロポーションはもちろん、ディテールも完璧。ボルトのロック用の角棒のモールドが、レシーバーにきっちり入れられてます。左側面の擲弾用の照準器を取り付ける、ネジ穴とリブまで再現されてます、、。セレクターが「タ(単射)」の位置になってるのも素晴らしいです。※写真は、ディテールがわかるように、油彩で軽くスミを入れてます。
いやー、、、(絶句)。これがどれだけ凄いのか、どのくらいの人がわかるんでしょうか。いや、わかってもらわなければならない!ということでUPした次第です。
参考までに、こちらはホビーフィックスのモデルガン。比較すると、その出来の凄さがお分かりになるかと。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/44/6b1799351bb0e19ee14441563c21bc1e.jpg)
このモデルガンは実銃のパーツが付く、という伝説があるくらい、完璧なモデルガンです。
まんま、ですよねえ、、。
私は10年位前からずっと作りたいと思ってるジオラマがあるのですが、この六四式がないと出来ないので、困ってたのです。自作するしかないなあと諦めてたのですが、このパーツを見ると、自作は不可能だったと思い知りました(笑)。いやー、でもよかった!このクオリティで、九六式軽機や十一年式軽機が欲しいなあ!とほんとに思います。もうオークションでバタバタするのはヤですから(笑)
で、次は漫画です。多田由美さんの、なんと13年ぶりの新刊が出ました。多田さんの漫画はとても好きで、恐らく単行本はほとんど持ってると思います。ある日を境に、ぱったり新刊が出なくなったので心配していたのですが、先日なんとなく立ち寄った書店(年に1回もいかない店)で見かけて、即購入。書名は「ディア・ダイアリー」(ワニブックス)です。
その店に行ったのは、ほんとたまたまで、びっくりしました。うーん、ひっぱられたんでしょうかねえ、、。まあ、もちろんそのうち別の書店とか、ア●ゾ●とかで気付いたんでしょうけど(笑)
内容は、もちろん素晴らしいです。多田さんの作品がどこがどういいのか、ワッと書きたいのですが、こういうついでに書くのがもったいないくらい、といえばわかっていただけるでしょうか(笑)13年ぶりに、多田さんの作品を堪能できて、ほんとよかった。カラーページが多いのもいいです。
内容と同じくらいに泣けたのが、あとがきでした。どうも、出版業界の状況が以前とは変わってしまったのが、新刊が出なかった大きな理由のようです。多田さんがどうこう、というのではなくて、知名度のある漫画家であっても「売れる」というかなりの目算がない限りは、バブル期のようにほいほいと新刊が出せるような状況ではないみたいですね。作家が紙の本を出すことは、素人が想像する以上に厳しくなってるんだと思います。多田さんは「皆さんの読みたいものを私は描きたい」ので、この本がたくさん売れて欲しい、ということを書いてます。
まじめな話、国内の人口はこれからどんどん減り続けていきますし、好みや価値観の多様化もどんどん進んで、細分化されていって、「パイ」はますます小さくなっていきます。技術もさらに進化しコストも低くなって、プロでしか使えなかったような専門機材が、素人が気軽に利用できるようになるという状況は加速していくでしょう。なので、プロがプロであり続けられる環境は、さらに厳しくなっていくと思います。
そんな中で、そのプロの作品や製品が好きなファンが何ができるのかというと、とにかく買うしかないんですよね。そして、出来る限りこういった場でお知らせして、興味を持ってもらうようにしていくしかないんですよね。漫画でも模型でも、自分が好きなものを出してくれるメーカーや作家に対して出来ることは、そういうことしかないんだと思います。
それにしても、昔と比べると、今はほんと様変わりしてしまいましたね。世知辛い、というのはこういうことをいうんでしょうかね、、、。
あ、でも、だからといって好きな作家やメーカーをむやみにヨイショしたり、あまりよくないと思うものも「いい」と褒めたりするのはちょっと違うかなあ、という気もします。その辺の「ファンの矜持」というものはしっかりしておきたいなとも思ってます。少なくとも、このブログではいいと思ったものがあれば、今回のようにいいと書きますし、あまりよくないと思ったら、スルーしようと思ってます(笑)。あえて「よくない」とか書く必要はまったくないですものね、、。「よくない」ものなんて、ほかにいくらでもあるんですから、、。
おっと、まじめな話になってしまいました。なんかすいません。というわけで、取り留めのない話になってしまいました。次回は、ホルの続きを書きたいと思ってますが、なんともいえない状況です。すいません。準備は粛々と進めてるんですけど、、。
イラストばっかり描いてるせいですね。うーん、模型が全然進まない、、。
最後に、これは今回のイラストの全景です。お姉ちゃんより、燃えるシャーマンを描くのにはまってしまいました(笑)
ほんと、これ描く暇があったら、ホルを進めろよ、という感じですねえ。でも、まあこれはこれで描けてよかったな、と思ってます(笑)デッサンとかディテールとか、変なところがいっぱいありますが、ご容赦ください。
というわけでまた。
先日、某オークションで、ドラゴンの日本兵セット(硫黄島)の2セットと、ウインドトーカーズバージョンの3箱が含まれた、プラモのセットを落札しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c5/476b1f199b30b5d8eec53794dff34182.jpg)
日本兵は、今はもうファインモールドの製品がいろいろあるので、困ってないのですが、昔はこのキットはとても貴重でした。タミヤの傑作は、ポーズの改造がしにくいんですよね。しかしながら、今でもこのキットの「売り」となってるのは、とても出来のいい九六式軽機が入っていうという点なのです。
以前三式中戦車の回で紹介しましたが、現時点では唯一無二、かつ出来のいい九六式軽機です。マガジンをいじれば、九九式にもできます。「ペリリュー」のキットに九九式が入ってますけど、アレは、ちょっと、、ナニなので、、。九四式拳銃も、、ねえ、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/59/19d41ae27770c4cc78bfdc58ef61e432.jpg)
2つあれば十分なので、ウインドトーカーズのキット(某ハリウッドスターのレジンフィギュア(あんまし似てない、、)と海兵隊フィギュアが同梱されてます)は売っちゃって、購入費の足しにしようかな、と思いましたが、トレンチガンが入ってたので、悩み中です(笑)
続いて、ファインモールドの「陸上自衛隊 戦車乗員セット」もいまさらながら購入。お目当ての六四式小銃のあまりの出来のよさに驚愕しました。こ、これ凄すぎますよ、、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/87/ec5515456caf2e004b1ed21c8bd0d9fd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/72/9971306ac57aec3fac8b12d89e8f434b.jpg)
プロポーションはもちろん、ディテールも完璧。ボルトのロック用の角棒のモールドが、レシーバーにきっちり入れられてます。左側面の擲弾用の照準器を取り付ける、ネジ穴とリブまで再現されてます、、。セレクターが「タ(単射)」の位置になってるのも素晴らしいです。※写真は、ディテールがわかるように、油彩で軽くスミを入れてます。
いやー、、、(絶句)。これがどれだけ凄いのか、どのくらいの人がわかるんでしょうか。いや、わかってもらわなければならない!ということでUPした次第です。
参考までに、こちらはホビーフィックスのモデルガン。比較すると、その出来の凄さがお分かりになるかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/44/6b1799351bb0e19ee14441563c21bc1e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/88/e931b82dbe31cdfffdc618d63dd27c86.jpg)
まんま、ですよねえ、、。
私は10年位前からずっと作りたいと思ってるジオラマがあるのですが、この六四式がないと出来ないので、困ってたのです。自作するしかないなあと諦めてたのですが、このパーツを見ると、自作は不可能だったと思い知りました(笑)。いやー、でもよかった!このクオリティで、九六式軽機や十一年式軽機が欲しいなあ!とほんとに思います。もうオークションでバタバタするのはヤですから(笑)
で、次は漫画です。多田由美さんの、なんと13年ぶりの新刊が出ました。多田さんの漫画はとても好きで、恐らく単行本はほとんど持ってると思います。ある日を境に、ぱったり新刊が出なくなったので心配していたのですが、先日なんとなく立ち寄った書店(年に1回もいかない店)で見かけて、即購入。書名は「ディア・ダイアリー」(ワニブックス)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e5/722edffeb21400cda4363f26fead94ca.jpg)
内容は、もちろん素晴らしいです。多田さんの作品がどこがどういいのか、ワッと書きたいのですが、こういうついでに書くのがもったいないくらい、といえばわかっていただけるでしょうか(笑)13年ぶりに、多田さんの作品を堪能できて、ほんとよかった。カラーページが多いのもいいです。
内容と同じくらいに泣けたのが、あとがきでした。どうも、出版業界の状況が以前とは変わってしまったのが、新刊が出なかった大きな理由のようです。多田さんがどうこう、というのではなくて、知名度のある漫画家であっても「売れる」というかなりの目算がない限りは、バブル期のようにほいほいと新刊が出せるような状況ではないみたいですね。作家が紙の本を出すことは、素人が想像する以上に厳しくなってるんだと思います。多田さんは「皆さんの読みたいものを私は描きたい」ので、この本がたくさん売れて欲しい、ということを書いてます。
まじめな話、国内の人口はこれからどんどん減り続けていきますし、好みや価値観の多様化もどんどん進んで、細分化されていって、「パイ」はますます小さくなっていきます。技術もさらに進化しコストも低くなって、プロでしか使えなかったような専門機材が、素人が気軽に利用できるようになるという状況は加速していくでしょう。なので、プロがプロであり続けられる環境は、さらに厳しくなっていくと思います。
そんな中で、そのプロの作品や製品が好きなファンが何ができるのかというと、とにかく買うしかないんですよね。そして、出来る限りこういった場でお知らせして、興味を持ってもらうようにしていくしかないんですよね。漫画でも模型でも、自分が好きなものを出してくれるメーカーや作家に対して出来ることは、そういうことしかないんだと思います。
それにしても、昔と比べると、今はほんと様変わりしてしまいましたね。世知辛い、というのはこういうことをいうんでしょうかね、、、。
あ、でも、だからといって好きな作家やメーカーをむやみにヨイショしたり、あまりよくないと思うものも「いい」と褒めたりするのはちょっと違うかなあ、という気もします。その辺の「ファンの矜持」というものはしっかりしておきたいなとも思ってます。少なくとも、このブログではいいと思ったものがあれば、今回のようにいいと書きますし、あまりよくないと思ったら、スルーしようと思ってます(笑)。あえて「よくない」とか書く必要はまったくないですものね、、。「よくない」ものなんて、ほかにいくらでもあるんですから、、。
おっと、まじめな話になってしまいました。なんかすいません。というわけで、取り留めのない話になってしまいました。次回は、ホルの続きを書きたいと思ってますが、なんともいえない状況です。すいません。準備は粛々と進めてるんですけど、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/40/68f446e3fac181055887ee3d41465ffd.jpg)
最後に、これは今回のイラストの全景です。お姉ちゃんより、燃えるシャーマンを描くのにはまってしまいました(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e7/80124ff5461aba9b0170acc68da005a6.jpg)
というわけでまた。