森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

1/35の銃はこんな感じで塗っています。

2017年07月30日 | AFVの模型
今回は、私が1/35の銃をどういう風に塗っているのかを紹介したいと思います。誰かに質問されたとかそういうわけでもなく、勝手に思いついただけです(笑) まあ、参考程度に見ていただけば幸いです。例として、タミヤのフランス歩兵セットのMle1924/29を塗ってみました。

使う塗料はこんな感じ。ガンメタルは、クレオスのシルバーとフラットブラックを混ぜたもの。こうすると、本当に伸びと発色がよくてお勧めです。クレオスのガンメタルは筆だとまあ綺麗には塗れません。もしよければこれを試してみてください。木部の下地はサンディブラウン。明るい目の色なら、例えばダークイエローとかでもOKです。ウェザリングは油彩です。マツダのクイックの「バーントアンバー」と「アイボリーブラック」の2色。マツダのクイックシリーズは、乾燥が速いので愛用してます。薄めると、ほんとすぐ乾きます。あとは鉛筆。これは最後に金属部のテカリの表現に使います。

ガンメタルの瓶は、もう10年くらい追い足し追い足ししながら使ってるので、老舗のウナギ屋のタレの壺みたいになってます(笑)

まずは基本塗装です。境界線は、後で油彩でごまかせるので、割とテキトーに塗ってます。

ガンメタルは銀の配合を変えて、本体とマガジン、銃身などの色調に変化をつけるとそれっぽくなります。本物はここまで色調が違ったりはしてないことも多いのですが、こういう小さいパーツにおいては、できるだけメリハリを付けた方がいいように思います。「リアル」と「リアルっぽさ」の違いといいますか、、。

次に油彩でスミ入れをします。これも、場所によってブラックを多くするなど変化をつけるといいです。希釈にはタミヤのエナメルシンナーを使ってます。ほんとはペトロールがいいんでしょうけど、エナメルシンナーでも全然問題ないです。

綿棒で拭き取るときに、あまり多くを拭き取らず、意図的に拭き残してやるといい感じです。「拭き残しも塗装のうち」と考えるといいように思います。

木部塗装は、バーントアンバーを面相筆でやや厚めに塗り、筆の跡で木目を表現します。

絵の具をさっさっと木目方向に軽くなでてやるだけで木目っぽくなります。気に入らなかったら何度でもやり直しができるのがいいですね。逆にいうといつまでも永遠にできてしまうので、あきらめが肝心です(笑)木目はやや厚塗りになってしまうので乾燥まで1-2日かかります。手で触るとパーになってしまうので、以後の工程では気をつける必要がありますが、そのときはまたやり直せばいいので気楽なものです。やり直しのきく人生ってスバラシイ(笑)

最後に、鉛筆で機関部などをこするようにしてテカリを出します。エッジなどを意識的にこすってやるとイイ感じです。

鉛筆は、戦車などのエッジにアクセントをつけてやるのにも便利です。これまた気に入らなかったら、水をつけた綿棒でこすってやると何度でもやり直しができます。やり直しのきく(略)

というわけで完成です。ほんと簡単すぎて申し訳ないくらいです。ここまでで20分くらいでできます。でも、掛かった時間に比べると、とても効果的な塗装ができてるんじゃないかなあと思ってます。


ここ最近のデジタル化などで、メーカーの技術が凄く向上しているので、銃のパーツはよくできているものが多く、特に手を入れなくても塗るだけで十分な仕上がりになるのがいいですね。こちらのドラゴンの「中国義勇兵セット」のZB26は20年くらい前のキットなので、そのつもりで見るとエッジがだれているなど不満点がないこともないです。

でも、全体のフォルムはとてもいいです。写真だとかなりアップになってしまうので気が付いてしまうだけのことで、そもそもが小さいものなので現物を見れば全然大丈夫なレベルです。

こちらは左から64式小銃(ファインモールド)、AKM(ドラゴン)、Stg44(タミヤ)です。64式は以前紹介しましたね。最新技術で作られていることもあって、感涙必至の(大げさ)最高の出来栄えです。AKMは「AKセット」のもので、ZBと同じ頃の製品の感じのような印象です。なのでちょっとモールドがダレ気味です。でも、このセットはほんとマニアック(ブルバップの86式まで入ってる!)で楽しいです。Stgは「小火器セット」のもの。もう大ベテランですが、今でも普通に使えるのが凄いですね。このセットのKar98KやMP40なども、いかにも実銃っぽい雰囲気がとてもよく再現されててびっくりします。このキットはほんと傑作ですね。

よく見ると、埃とかチョロ毛(勝手に命名。これ、なんて言うんですかね)がたくさん付いてますね。すいません。AKMのストックは合板製なので、その辺をできるだけ表現しようとしてみたつもり。でもまあ、自己満足の領域ですね(笑)

これは九七式車載重機(ファインモールド)とZB26をならべたところ。九七式は、ファインが新しく作ったものです。銃身が露出した九七式はタミヤのチハや一式砲のキットに入っている往年のもの以来なので、とてもうれしいですね。もちろん、素晴らしい出来栄えです。

突き出しピンの跡を埋め忘れてますが、まあいいじゃないですか(笑)

で、実はこれらの銃を塗った意図は他にあったのです。それは「AK47はStg44のコピーではない」とか、「九六式軽機はZB26のコピーといわれているがそれは大嘘である」とか、「でも九七式はZBのコピーだ」とか、ついでに「Mle1924/29とZBは無関係である」とかいろいろ書きたくてこれらの銃を塗ってみたのです。
でも、このところいろいろ忙しくて力尽きてしまったので、この辺の話題はまた後日おいおいそのうち気が向いたらそれなりにふわっといい感じに書いてみたいと思ったり思ってなかったり(ほんと、日本語って凄い、、)。

でもまあ、なんであれ、銃のパーツをそれっぽく塗るのはほんと楽しいですよ。今回のエントリーがなんらかの参考になってもらえれば本当に嬉しいです。

それでは。


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第1回コネタ選手権

2017年07月16日 | 雑記
今回は「単発だとブログに書くまでもない、ささいなことなんだけど、書かないのもちょっともったいないなあ」という「コネタ」をまとめてみました。この絵はいま描きかけてるものです。描きかけなんですが、いつできるかわからないので(笑)今UPしてみたいなあ、、、という意味では「コネタ」なわけです。わけわからんですね。まあ、以下もわけわからん内容かもしれませんが、よろしければお読みください。


●お気に入りのコーヒーカップを入手してしまう

自分専用のコーヒーカップが長いことなかったのですが、先日、100均でいいのがあったので買いました。

うーん、いいなあ、これ。ほっこりします。

とても気に入ったので、予備も買いました(売り切りだろうし、経験上、そのうち絶対割るので)。

予備は今、ペン立てに使ってます。汚れないようにちゃんと紙コップを入れてます。

で、このシリーズはもう一つあって、これも気になったので買いました。


うーん、素晴らしい。こちらは、さすがに予備は買いませんでした(笑)。計324円でいい買い物をしました。100均はときどきとてもセンスのいい品物があるのがいいですね。「It,s Mine」「I,m Here」どっちもいい言葉です(笑)

●意味ありげなオブジェみたいに

これまた、100均のアクセサリーケースを使って、お気に入りのちまちました小物(小銭とかダミーの弾丸など)を入れてみました。

こうやって見ると、何か意味ありげなオブジェに見えないこともないですね。10万円くらいで売れ、、るわけないか(笑)

●モデルガンよお前もか

これも100均のもの。モデルガンのコルトポケット(コクサイ製)のケースにしてみました。
店頭でサイズを見て「!」ときたのです。買って帰ってコルトポケットを重ねるとやっぱりピッタリでした。

これが買ってきた状態。108円なので、塗装もサンドペーパーでの表面仕上げもしてません。しかし、こちらとしては逆にありがたいですね。

木をペーパーで軽く磨いて、オイルステインで着色、ダンボールを積層して銃の形に切り抜き、手持ちのベルベット風の布を使ってそれっぽくしました。



使ってなかった100均の写真立ての金具を流用して、壁に張れるようにしました。模型を作るのに飽きたときにちょこちょこやってると、すぐできました。ビールを飲みながら「うーん、いいなあ」と悦に入ってます(笑)下のマッチを入れたケースも100均のです。こうやって「額装」してやると、無価値のものも価値があるように見えるようになるから面白いですね。

●若気の至りの木彫りの時計

上の写真に写っている時計は、中二の図工の時間に作ったやつです。ドイツ語で「ドイツ海軍」と書いてます(笑)

「自分の時計を作ろう」というようなテーマで、単3で動く時計のムーブメントと、四角い板を渡されて、一生懸命彫刻刀で彫った記憶があります。

デザインは寄せ集めのオリジナルです。鷲のマークは、海軍用のモーゼルミリタリーの刻印から図案化したもので(月刊「GUN」の別冊に載ってた)、「ドイツ海軍」のスペルは図書館の歴史写真集に載ってた看板か何かから引っ張ってきた記憶が。鍵十字を入れていないのが、われながらあざといと思います。14歳でこれを作ってた、というのはちょっとどうかなと(笑) 先生も、困ったろうなあ、、。

この時計は今も現役で模型部屋の時間をしっかりと刻んでくれています。このムーブメント、凄いですねほんと。同じものが今も普通に手に入るみたいなので、また何か作ってもいいかなあと思ったり思ってなかったり。

●ひまわりのトットちゃん

イラストの資料として、「ひまわり」昭和26年4月号の復刻版(国書刊行会・昭和59年)をぱらぱらと見てました。

「ひまわり」は昭和22年に中原淳一が創刊した、少女向けの雑誌です。

すると、読者の懸賞当選者の名簿の、三等の書籍購入百円券(図書券みたいなものですかね)の10名の当選者の中の一人に「黒柳徹子」という名前が。

「えっ!!」と思って、ウィキってみたら、名簿の住所と黒柳さんの育ったとされる住所と同じでした。まあ多分間違いなくご本人さんですね、、。時期的に、芸能界デビューの直前(17-18歳くらい?)です。

「ひまわり」は戦後の少女雑誌の原点といわれているそうで、かなりの人気があったようです。その雑誌の懸賞に当選するってのは、こういう人って若いときから「ヒキ」がかなり強い、ってことなんでしょうね。黒柳さんは今も、この当選のこと覚えてらっしゃるかしら、、。百円券でどんな本を買ったのかしら、、。

雑誌自体は、ほんといろいろと興味深くて面白いです。

巻頭トップの連載小説は、川端康成大先生でございます。表紙裏では中原淳一氏自らが、「仕事にたいする心がまえ」と題して、とうとうと全国の少女たちに教え諭してらっしゃいます。

「10の力を持つているのに、いつもあんまりよく働らかず、8の力しか出していない少女と、一生懸命努力しても、8の力しか持たない少女だけれど、いつも努力して8よりは下らない結果を出しているのを比べた場合、後の少女の方がずつと仕事に熱心で、仕事に対する本当の心がまえを持つているということが出来ます」、、、、。心に染みますねえ、、。私も「8の少女」を理想に、頑張りたいところです。黒柳さんも、これを読んだんでしょうかね、、。

●あなたはいつからいたのですか

映画「ルパン三世 カリオストロの城」は、宮崎アニメの中では1番といってもいいくらい好きです。もう何度観たか覚えてないくらいです。しかし、最近(数年前)知って驚いたことがありました。

冒頭、カジノから奪った大金がゴート札と気付いたルパンが、フィアットから豪快に捨ててしまう場面があります。ご存知の名シーンです。

で、このフィアットの後部座席には実は五エ門が乗ってたんですね!! 

何気なく本棚の「100てんランド・アニメコレクション3 カリオストロの城」(昭56・双葉社)を手にとって眺めていたところ(この本は設定画が大判で載っていたり、宮崎・大塚両氏のメカ薀蓄対談が載ってたりとおすすめなのです)、ストーリー解説のページにこの指摘が!

あわてて(別にあわてなくてもよい)DVDを観ると、ルパンがフィアットのサンルーフからゴート札を抱え込んで投げ棄てるカットに、しっかりと五エ門の後頭部と斬鉄剣の一部が写ってます。このカットです。


絵コンテ(徳間書店)を見ると、このカット(P18)に、はっきりと「五エ門」と指示があります。また、その前の、札束の袋を担いだ二人がフィアットに駆け寄るカット(P10)には「注・車内に棒忘れずに!」と、リアウインドウに棒のシルエットを描くように指示があります。「棒」は斬鉄剣のことと思われます。宮崎監督の中では、ここに五エ門がいなければならなかった理由が何かあったということです。

カジノの車が真っ二つになってたのは、五エ門の仕事だったんですねえ、、、。「次元、次の仕事が決まったぜ!」というルパンのあのセリフを五エ門は聞いていたんですね。じゃあなぜ「次元、五エ門」と呼びかけなかったのか?謎ですね。

さらに、五エ門が大公の館の廃墟に来たときの「仕事か、、」というかっちょいいセリフは、「なんだか事情はわからないが、仕事ができたのか」というニュアンスではなくて、「あのとき言ってた仕事の内容が大体まとまってきたのか」ということだったんですね。

しかし、映画の展開的には、カジノの下りに五エ門がいる必然性が特にあるようには思えません。車を真っ二つにするのも、ルパンと次元が細工したという風にもできますからね。実際、私はずっとそうだと思ってましたし、そういう方も多いかと。最初は必然性があるストーリーだったんだけど、絵コンテを描き進めるうちに展開が変わってしまったんでしょうか。ほんと、どなたか宮崎監督に聞いてもらえないでしょうかね。まあ、聞けたとしても「そんなの覚えてないよ」とか言われそうですが(笑)

でもまあなんであれ、あのお札の中で、五エ門が黙って座ってたというのはなんかとてもいいですね(笑)

ちなみに、このことはわりとよく知られているようで、ググッてみるとあれこれ引っかかります。いやー、ほんと知ってるつもりでも知らないことばかりですね。精進(?)したいところです。

●最大最強のメイド・イン・ジャパン

同じく宮崎ネタです。「風の谷のナウシカ」の巨神兵はどうも日本製らしいんですね。これは私が自分で気付きました(笑) もちろん、ファンの間でも知っている人には知られているネタです。

漫画版の7巻のP22(画像は私が模写したもの)に、ナウシカがオーマの歯に彫られた商標に気付くコマがありまして、それを見ると漢字のようなものが見られます。判読しにくいのですが、どうも「東亜工廠」と書かれているように読めます。

模写していて気付きましたが、文字がはっきりと判読できないように、意図的にぼかして描かれているように感じました。きちんと写そうとしても「?」というところが多いんですね。こういうのは、模写しようとしてみないとわからないところですね。漫画をお持ちの方はご覧になってみてください。まあ、はっきり描いちゃうと作品の世界が壊れてしまうかもしれないので、イイ感じのところでぼかしてるんでしょうね。

漢字なので中国製の可能性もあるのですが、地理的に中国は自国企業を「『東』亜」と呼称はしないんじゃないかな、と。また、宮崎氏のユーモア(といっていいのかどうか、、)の感覚などから推察するに日本製だろうなあと。ちょっと話が変わってしまいますが「東亜重工」だったら面白かったのになあ、とも(笑)

で、絵的にははっきり判読できなくとも、こちらが「日本製なの?」と思ってあれこれ想像をめぐらすと、また違う角度から物語を捉えることも可能です。物語がより奥深くなる、といいますか。この辺の按配は「さすが!」という気がしますね。

そういえば、ルパン三世のセカンドシーズンの最終話(155話。大傑作)でも、ロボット兵を作ったのは日本の企業でしたね。なんとなくですけど、氏の中でなにか思うところがあるのかなあ、という気がしないこともないです。


●ネロのことを思え

というわけで最後です。冒頭のイラストです。A4用紙に鉛筆とシャーペンで描いてます。もう1年くらい前に描き始めたんですが、あまり進んでないです。まあ、別に特にあてもなく描いてますので、全然いいんですけどね、、。

まあ、要するに模型でやってる本土決戦ネタを絵にしてみてるだけですね(笑) こういう感じでA4用紙が埋まったらどういう風に見えるかな?と思いながらやってます。

それにしても、コピー用紙と鉛筆とシャーペンと消しゴムは本当に素晴らしい画材ですね。これらが格安でいつでもどこでも手に入るということ自体、感謝しなければいけないなあ、とつくづく思います。「フランダースの犬」のネロのことを思えば、ねえ、、。

というわけで、お終いです。ほんと、とりとめがないですね。でもまあこういうネタって、じわじわ勝手にたまっていきますので、またそのうちやりたいと思います。

それでは。

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くろがね四起の作例が掲載されました&思い出話を少し

2017年07月01日 | 模型の話題
発売中の「月刊ホビージャパン8月号」に、模型のお仕事が載りました。ファインモールドのくろがね四起です。興味のある方は是非ご覧ください。

作例はこんな感じです。ほんとすぐ出来る上に、手を加えやすいので2台作って、新古の対比をしてみました。


記事にも書きましたが、とても作りやすくて、実車の雰囲気がビシッと再現された実に素晴らしいキットでした。ダボなどを効果的に使って、ボディがきちんと形になるように配慮されてたり、必要以上にパーツが細かくなってないのがよかったです(海外のメーカーなど、最近のは細かすぎる上にユーザーへの配慮もなくて、しんどいだけのキットも少なくないですからねえ、、)。「レストア車のニュースを見て興味を持ったけど、プラモはあんまり作ったことがないんだけどなあ」という人でも気軽に作れるような感じです。プラモらしいプラモ、といいますか。短時間にサクサク完成するのって、やっぱり楽しいですからね。

こちらが表紙と掲載ページです。



個人的には、ファインモールドさんには海軍が使ったピックアップ型も作ってほしいですね。可愛くて、かっこいいんですよ。これは、十数年前に作ったアリマのレジンキットです。頑張ってディテールアップしました。


確か、ディテールはほとんど作りなおしたような。フロントグリルは、ざっくり開口してプラ板を一枚一枚差し込んでスリット上に成形してます。

ピックアップ型は、ハードトップとキャンバストップがあるようです。ピットロードでキット化されたのはハードトップ型でしたね。キャンバストップの方がなんか雰囲気があって素敵なので、とても欲しいですねえ、、。


ドアとかは、経年変化で曲がってしまってますね。仕方ないですね。今現存している私の作品の中では、これが一番古いものです。中高生のころのは、全部処分しちゃったんですね。今から考えると取っておいたらよかった、、。


これと、MRモデルの三式砲戦車を、第三回中四国AFVの会に出品しまして、鈴木社長から直々にファインモールド賞をいただきました。「ファインモールド製品じゃないけど、好きなアイテムだから賞をあげる!」みたいなことを言われた記憶があります。今から考えると、ほんとによかったのかなあという気もしますね(笑)

以前書いたのですが、鈴木社長は「ファインモールドの社長さん」というよりは「最初期のモデグラの日本軍アイテムのライターさん」という印象が、当時の私にとっては(今も?)強く、その方に直接自作を評価してもらうというのはとても嬉しかったです。九七戦とか隼などのジオラマの記事で、「加藤隼戦闘隊」や「燃ゆる大空」の映画の解説をとても興味深く読んでたのをよく覚えてます。作例の記事より、映画の解説になんかかなり力が入っていて(笑)、「ふんふん。やっぱり日本軍は最高だなあ!この映画をいつか観てみたいものだ!」とか思ってました。

で、その記事を鼻息荒く読んでた小学生の私が、今こうやってその人の作ったプラモの雑誌作例をしている、というのは、実に不思議な気がします。人生なにがどうなるか、わかったものじゃないですね、ほんと。

というわけで、なんであれ、このくろがね四起のキットはほんといいですよ。繰り返しになりますが「プラモ楽しい!」と感じさせてくれるキットです。あ、あと、もちろんホビージャパンもよろしくお願いします(笑)

それでは。



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