森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

松江と出雲に行ってきました。

2024年05月19日 | 廃虚・史跡・博物館などの探訪記
前回は中四国AFVの会の松江大会のレポートでした。で、当然ながら私は島根に行った訳です。さらに当然ながら私はAFVの会にだけ行った訳ではないのでした。なので今回は私の島根旅行記です。っていうか厳密にいうと松江&出雲旅行記です。ちなみに松江には4年前一度行ったことがあります。

旅行は旅行なんですけど、2泊3日の旅程のうち丸一日はAFVの会なので、ほとんど観光はしてません。ひとことで言うと、五十前のおっさんのしょーむない一人旅のレポートです。そんなのを一体誰が読むのかというという気はします。すいません。でもまあ、いいか!というわけでスタート!

私は今回電車で松江に行きました。私の住む四国徳島から行くには岡山まで出て「やくも」という出雲終点の特急に乗ります。徳島ー岡山で2時間、岡山ー松江で3時間の計約5時間ちょっとかかります。乗換えだなんだかんだで6時間。結構な時間です。

新幹線もそうですけど、3時間電車に乗るというのはそれなりに退屈です。ビールを呑んで音楽を聴いてボケーッとするしかありません。でもやっぱ飽きるわけです。やくもはガラスキーで隣に座る人もいないので、絵でも描いてみようとしたのですが、なんかスゲー揺れて描けませんでした。まあ、呑んでるってのもあったんですが。やくもは比較的揺れる電車なのかな?

うーむ、どうしようもないなあ、、、。

で、飽きたら車窓を眺めます。車窓はいいですね。電車に乗ったら基本ずーっと見てます。

絵が上手く描けなくて「ううむ、、、」と思ってたら素敵な水のみ場が。

ああ、素敵、、。

とかとかやってたら着きました。で、松江じゃなくて終点の出雲まで行きました。なぜかというと、出雲の中古プラモ屋さん「リコレクションズ」に行きたかったからです。

ここはほんとスゲー店で、かなりのレアなプラモが結構な安値で売っているんですね。自分のスケジュールを考えると、初日いきなり行くしかなかったのですね。

で、買ったのがこの3つ。厳選しまくって買いました(笑)ガンポーティは取り説無しで箱の状態が悪いので1400円くらい。でも未開封。安い!ホルヒは1000円の小鹿版を持ってるので、これは作る用。最後は1800円になってたんですねえ。
で、タミヤのⅢ号、これ500円版ですよ!箱もメチャ綺麗。ああ、うれしい、、。

ニコニコ顔でお店を出て、松江に行きます。地元のローカル線一畑電車の武志駅が、歩いていけるところにあるのでそこを目指します。

駅はこんな感じ。いいですねえ、、。

果たして電車が走ってるのか?来るのか?という感じ。

思わずホームに座ってスタンドバイミーしちゃうわけです。あ、スタンドバイミーはこういうシーンなかったか。でもまあ、そんな感じ(?)

駅前の商店が素晴らしいです。
今は営業してないようで残念ですね。

で、私はこういうお店の細かいところが知りたいマンなのです。でも現物は中々なくてなのです。なので写真を撮ってしまうわけです。
看板と屋根のつなぎをどうしてるのか?とかまあこういう現物を見ないとわかりませんからねえ。この通り、つなぎ目に金属板を張って雨が看板と屋根の間に流れないようにしてる訳です。なるほど、、、。こういうところを押さえといて、次こんなジオラマを作る時に反映させるのです。でもこういうのは前作ったし、まあもう作らんかな?

で、この路線の終点が松江しんじ湖温泉駅です。ホテルの最寄り駅がここだったので出雲からはこの路線を選んだというのもあります。

その日の晩に前夜祭があり、久しぶりに会った人たちと楽しくお酒を飲みました。で、楽しすぎて一人でふらっと外に出てしまい帰り道がわからなくなってしまいました。んで、荷物を持ってるのに「忘れたかもしれない」と実行委のO山さんに電話をして、関係各位にえらい迷惑をかけてしまったのでした。近くの川に私が落っこちてるんじゃないかとわざわざ川まで見に行ってくれた方もおりまして、、。ほんとすいませんでした、、。

翌日のAFVの会は大盛況だったのは前回書いたとおりです。いやほんと楽しかったです。この日の打ち上げは前日の反省もあり、粛々と酒を呑み、いいお酒になりました(多分。失礼なことしてたらほんとほんとすいません!)。

翌日、つまり3日目の朝、再度出雲を目指します。目的地は出雲大社。また同じ電車に乗ります。前日まあまあお酒を控えたので(当社比)そんなにお酒が残っていなくてよかった。
月曜日なので、通勤通学の皆さんが乗り込んでいます。しかし私はフリーダムな旅人。車内は月曜朝の、あのアンニュイな雰囲気が充満しています。でも私はフリーダム。「なんかほんとすいません」って感じですが、私はフリーダム(しつこいな)。その気になればいつでもビールが飲めるというフリーダム。今は呑みませんけどね!

山陰地方は、とにかく雨曇りの天候が多いらしいです。私が訪れた期間も、初日からずっと曇りないしは雨でした。線路は基本ずっとしんじ湖沿いを走ります。でも、こういう天気は天気で雰囲気はなんかイイ感じ。
しんじ湖は、松江ー出雲の間にある大きな湖です。漢字で描くと宍道湖です。前に来たときも漢字と読みがぜんぜん繋がらなくてなかなか覚えられませんでしたね。いまはやっと覚えることができました。どうやらここで採れるしじみが名物のようです。「しじみ、しんじこ」だと覚えやすいかもですね(そうか?)

うーん、なんかほんとええ感じです。
湖は、私の地元にはないのでなんか新鮮です。海みたいですけど海じゃないという(当たり前だ)。琵琶湖もそうなんですけど、湖が身近にある土地の雰囲気ってなんか独特な気がします。何がどう、とはうまく言えないんですけどね。湖がその土地の中心なんだけど、その中心は水なので誰も住んでいない、というのは不思議ですね。

盆地とか平地もそうですけど、その土地の様子ってそこに住む人に何らかの影響を与えてますよね。私の住むところは山と海と川があって、これらがないと落ち着かないです。少しだけ山の中に住んだことがあるのですが、海がなくてちょっとした欠落感みたいなものを感じていました。いや、海があるからといって泳いだりとかするわけじゃないんですけどね。でも、なんか自分の一部みたいに感じてるんでしょう。そういう意味でも海のない土地に住むっていうのは貴重な体験でした。逆に、山の人が海の近い地域に住んだら落ち着かないんでしょうね。面白いですよね。

とかとかしょーむないことを考えたり思い出したりしてるうちに出雲大社駅に着きました。
うーん、ええですねえ、、。

基本古い駅舎のようで、よく見ると鉄骨とかがスゲーです。
多分、ですがこの駅は出雲大社の参拝客のために作られたんでしょうね。実際、歩いていける距離に出雲大社があります。なのでかなり昔のことなんでしょう。いま調べたらすぐわかるんでしょうけど、調べないのでした(笑)

めんどくさがりということもあるのですが、私は特にすぐ知らなければならない火急のこと以外はわりとほったらかしにします。「ほんとに知らなければならない」ことっていうのは、いつかふっと資料を目にしてしまったり誰かに聞かされたりするもんじゃないかなーと思っているのです。実際、何年も「?」のままだったことをある日いきなり知るということが少なくないです。そういう時ってほんと気持ちいいんですよね。でもまあ、基本的にはズボラの単なるいい訳なんですが(笑)

改札を出てすぐ脇に、古い電車が展示されています。いいですねえ、、。52とあるので、52型電車なのでしょう。これまた、意地でも調べない(笑)
私は鉄道マニアではないのですが、古いものなら電車ももちろん好きです。これはもう見るしかないわけです。

中も見れるようです。手動、いいですねえ、、。
とにかく渋いですねえ。

足元の滑り止めのすり減り方がもう只者じゃないですね。
建物の階段とかもそうですけど、こういう「たくさんの人が通り過ぎていった証」って実に重みがありますね。

車内はこんな感じ。
いやー、ほんといいですねえ、、、。電車に限らず車でも建物でもなんでもこういう風なイイ感じのするものって今も新しく作れないものですかね。コスト的に非常に難しいのはわかるのですが、なんというかそもそもの理念的に何かが足りてないんじゃないかなと思っちゃったりなんかしちゃったりするわけです。

で、どうもこの車両・路線で映画が作られたようです。中井貴一さんが主演。
有名なのかもしれませんが、情弱の私は知りませんでした。いやこれは観てみたいですね。

中井貴一さんは、有名な俳優さんですがテレビとかに出てくることもなくてただただ俳優さんであり続けている不思議な方ですね。素の状態で、たとえば「笑っていいとも」とかに出て話してるのを見たことがないような(プロモーションとかでたまにはあるんでしょうけど)。浅野忠信さんもそうですが、そういうの、いいですよね。この映画でもそうなんでしょうけど、中井さんは穏やかで優しい人の役が多いですが、個人的には「マークスの山」のエグイ刑事が中井さんのイメージをいい意味で崩しててとてもよかったです。映画としても面白かったし、原作の小説もいいですよ。お薦めです。

余談でした。先に書いた予想通り、駅舎もかなり古いようです。最高です。
色付きのガラスがほんといいセンスしてますね。あと、こういう風なドーム状の屋根になってる建物って今はあまりないですね。こういう建物に入ると、無駄に思える上の空間が人をなんとなく落ち着かせるということがよくわかります。

これは出札口。凝ってますねえ、、こういうのは今も作ろうと思えば作れると思うんですけどね。
ベンチも素敵。これまた作ろうと思えば作れると思うんですけど。お金を出す人たちのセンスの問題なんでしょうねえ、、。

で、さっきも書きましたが駅から5分くらい歩いたら出雲大社の入り口に着きます。
ここはほんとの入り口で本殿はさらに奥にあります。

で、この辺からなんかちょっとゾンゾンしてきました。

酒も抜けてましたし、普通の状態だったんですけど、なんか気分が変な感じになってきました。「うわわ、アカンアカン」という感じ。いや、怖いとかそういうんじゃなくて、なんというか「下手なことしたらアカンで。背筋伸ばしてちゃんと歩けよ」という感じ。こういうのは初めてでした。場所の空気に呑まれたのかなあ、という気もしますが、どうなんでしょうね。同じように感じた方は多々おられるんじゃないかと。こないだ靖国神社に行ったんですが、そのときもこんな気持ちになりました。でも、ここのゾンゾン度はちょっと違ってました。やっぱり「凄い場所」なんでしょうね。普通なら本殿とかの写真もバシャバシャ撮るところなんですけど、ちょっと撮る気にならんかったです。何枚かは撮りましたけど、途中で止めました。んで、その写真もここに載せない方がいいかも、という感じ。うーん、ほんと稀有な体験でした、、。

写真は載せませんけど、もちろん本殿にきちんとお参りしてきました。実は、出雲大社のお参りは時間的にちょっと厳しいので今回もオミットしようと思ってたんですね。帰りの電車が10時台なので、朝はどこにもいけないなあ、と。

でも、頑張って早起きしたら行けなくはないとふと思って6時に起きて行った訳です。いや、ほんと行ってよかった、、、。いまでもあのゾンゾンはなんだったろうと思うのですが、よくわからないです。実に不思議な感じでした。

というわけで帰路についたのでした。帰りも出雲駅からやくもに乗ります。よく考えると、松江に行ったのに、松江駅には一度も足を踏み入れてないのでした。松江駅って、松江城やAFVの会場を含む中心部からちょっと離れてて、前回も今回も用事がなかったんですね。まあ松江駅に何があるというわけでもないんでしょうけど、不思議です。こういうのを逆縁、というんですかね(どーでもいいなあ、、、)。あと、AFVの会場周辺にはコンビニがなくてびっくりしました。ああいう中心部には間違いなくひとつくらいはあるはずなんですけど。なぜかしら、、。私はAFVの会のときは、会場をちょこちょこ抜け出してビールを買って近くの公園とかで呑むのが大好きなのですが、ちょっと困りました(知らんがな)。これまた不思議でした。でもビールを売ってるお店は会場の親切な警備員さんにちゃんと教えてもらったのでした(ほんとにどーでもいいな、、、)。

そして、帰路でもやくもチャレンジ(ほんまえーかげんにせいよ)。

でも、まだましな絵が描けたような気がします。段々コツがつかめてきたような。またいつかやくもに乗るときはもっといい絵がかけるはず!

とかとかやってて気付いたら瀬戸大橋。

瀬戸大橋はええですねえ、、。何度も乗ってますけどずーっと外見てます。

というわけで四国に帰ってきてしょーむないおっさんの一人旅はお終いです。いやー、ほんと最初の予告通りどーでもいー旅行記でしたねえ、、。ほんとすいません。

さて、お知らせです。いま発売中の月刊アーマーモデリング6月号に中四国AFVの会のレポートが掲載されています。
カラー3Pで紹介されています。特集のエアブラシの技法紹介は、丁寧で詳しい内容で、初心者からベテランまで得るところの多い特集じゃないでしょうか。私は適当になんとなく使ってるのでとても勉強になりました。モデルのうみさんもほんと素敵、、、。そんなこんなでぜひご覧下さい。

で、アーマーモデリング賞をいただいた拙作も載せてくれてます。松江には間に合わなかったアクセサリーパーツを追加して静岡に持って行ってもらいました。M川さん、ほんとありがとうございました。
これの製作記もまたUPしたいと思います。いやー、ほんとタミヤの初期MMはええですねえ、、。

あとちなみに、買ったプラモは結局こんだけ増えました。AFVの会場で中古キットフリマがあって、欲しかったカナディアンシボレーとオッターをゲット。でもどっちも知り合いのH田さんのという。結局共食いになるんすよねこういうの(笑)そして飲み会でマッキさんが「森男さんこんなの好きでしょ。いかがどすか」と持って来てくれて「好き好き大好き!」で買ったキット(P38)で結局6個。

フリマにはキットを6個供出したのですが、予想通り6個持って帰ってきたという。キット在庫総数ではプラマイゼロ。支出ではもちろんマイナス(笑)でもどれも買ってよかった、、、。

というわけでお終いです。

松江、っていうか島根はまた行ってみたいですね。あと鳥取も行きたいな。四国民からすると、山陰地方ってほんと縁がないのですよ。2回だけですが、ちょっとの旅行でもいいとこだなというのがよくわかりました。

4年前に行ったときの旅行記がこちらです。よろしければどうぞ。


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第22回中四国AFVの会に行ってきました

2024年05月05日 | 模型の話題
4月21日に島根県松江市で開催された、第22回中四国AFVの会に行ってきました。今回はそのレポートです。上の写真は会場受付のホワイトボード。せんしゃんのファンアートだ!(笑)(ノグチトモキさん画)

会場は松江城すぐ隣の島根県民会館。当日の天気は残念ながら雨模様だったのですが、会場は開場前からたくさんの人が来られて、開場後にはテーブルがほぼ埋まりました。
コンテスト参加者、出品数ともども近年では最高となりました。初の松江開催なので、どうなるのかな?と思ってましたけどよかったです。

ではまずコンテストの正賞を紹介します。

大賞は伊勢さんの「侵略」
いやー、大迫力ですね。オブイェークト279の存在感を120パー引き出してますね。商店の造型も見事。皆さん納得の大賞じゃないでしょうか。

情景金賞は池上さんの「TigerⅡ「105号車」ベルギー スタウ・エガリテ通にて」

車両、建物、フィギュアの構成が素晴らしいですね。で、それぞれの仕上がりのレベルも凄く高くて、総合的に作品の出来栄えを2倍3倍にしてますね。

情景銀賞は森さんの「BEHIND」
市街の銃撃戦の緊張感がこれでもかと伝わってきます。兵士一人ひとりを丁寧に作りこんでおり、それが作品全体の雰囲気をかもし出してます。街路や周囲の植え込みなどの表現も素晴らしいですね。


情景銅賞は山本さんの「死ぬのは奴らだ」
対空砲の砲口の先とフィギュアの視線が一体化して、作品としてのまとまりをつくりだしてます。車両の仕上げや小物なども抜かりなくてさすがです。

単品金賞は國本さんの「イラク軍戦車T-55エニグマ」
増加装甲の錆の表現が秀逸です。そして、その表現が車両の個性を十分に引き出しています。砲塔が正面を向いているのも全体の統一感を印象付けていて素敵です。

単品銀賞はレディロンメルさんの「バラのレオパルト」

レディロンメルさんは、ずっと「ロンメル愛」を模型で表現されている方です。今回もロンメル愛120パーセントですね。ほんと素晴らしい。絵はもちろん全部手描き。びっくりしますよねえ、、。で、この方の作品はとにかく「愛」が込められてて、こちらにもそれがビシバシ伝わってくるのがいいです。模型、いや創作ってこうあるべきだという見本ですね。

単品銅賞はp-fpankerさんの「四式中戦車」
四式はカッコイイ戦車ですが、こういうキャラが乗ることでさらにカッコよくなるという。漫画の中では多分無敵でしょう(笑)。いいですねえ、、。なんといいますか、模型って作る人のセンスや工夫でよりいいものになる、というのがよく分かります。


せんしゃん賞(私が選者)はノグチトモキさんの「ミリタリーキューティーズ」
フィギュアの魅力を、丹念かつレベルの高い塗装でより引き立たせてます。塗り方としては、例えばキャラ系のそれに合う塗装もありと思うのですが、あえてAFV系の塗りにしてるのがよいです。1体じゃなくて合わせ技にしてるのもポイント高しです。分類的にはキャラものではあるのですが、タイトル通りミリタリーなのでオケ!という。そんなこんなでせんしゃん賞に選ばせてもらいました。(写真は轍のY氏撮影)

で、恥ずかしながら私も賞をいただきました。アーマーモデリング賞です。
いや、ほんとすいません(いろんな意味で)って感じですが、自分なりに頑張りましたし、気に入ってる作品なので嬉しいです。選者の吉田伊知郎氏には心よりお礼申し上げます。そういえば、賞をいただくのって何年ぶりだろう、、。

受賞作紹介は以上です。その他の受賞作含め、会の様子は月刊アーマーモデリングにて紹介されると思います。ぜひご覧になってください。

さて、初の松江大会ということで会場はいつもと違う雰囲気でした(当然ですが)。

今回の会場は物販がOKなので、会の有志が持ち寄った中古プラモフリマ(売り上げは全て会の運営費となります)や、協賛メーカーさんの商品販売など、多彩な催しになりました。

恒例の豪華ゲストトークショーはレギュラーメンバーの超有名モデラーの金子辰也、山田卓司、土居雅博の3氏とファインモールドの鈴木邦宏社長に加え、「アハトゥンク・パンツァー」の著者尾藤満氏が初参加。

写真は奥右から土居、山田、金子、鈴木、尾藤の各氏。司会は未完成チームの大山氏(手前右)。テーマは「当世戦車模型の楽しみ方」。それぞれの模型製作の姿勢やポリシー、情報収集法などを話されました。いつもながらの濃い内容で会場を沸かせていました。

大賞を5回(うち4回は連続)受賞した高松のレジェンドモデラー、浮田直人氏(2020年逝去)の追悼展示も。氏が所属していた高松ニッパーズさんのブースです。
今年は作品だけでなく写真も展示。また、氏を顕彰する「浮田賞」が今年から設けられました。

こちらは大賞盾。松江大会ということで、特別仕様です。木部の厚みと角度はティーガーⅠと同じなのです。
木部制作は私で、アクリル板は翔馬さん、全体の制作とロゴデザインはダッズ松本さんです。

というわけで簡単ですいませんが会のレポートは以上です。今回の主催の島根の模型クラブ「模型の会「轍」」さんの会員の皆さんが全力で会を運営して下さいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、各協賛クラブの皆さんもそれぞれご協力いただきました。そしてなにより、会に参加して下さった来場者の皆さまには感謝の言葉もありません。来年以降もよろしくお願い致します。

って、私がお礼を言うのも変といえば変なのですが。私は立場上は実行委員じゃなくてお手伝いなんですけどね。でもまあ、ほんとありがたいなあと思っております。で、お手伝いしてるとほんとよくわかるのですが、こういうイベントって準備も開催当日もほんとに大変なんですよね。

開催は1日だけなんですけど、関係各位の準備にかける時間や手間は膨大なものになります。例えば開催直前のメールのやり取りの量はもの凄くて、見せてあげたいくらいです(笑)

準備中は「あー!こういうことじゃなくて模型作りてぇ!」ってなるんですけど、終わったら「あー、面白かった楽しかった。来年も楽しみだなあ」となるのです。勝手なものです(笑) まあなんであれ、今年も無事終わってよかったです。ほんと一日があっというまに終わっちゃうのでびっくりします。

あと、コロナの影響で何年も会うことが出来なかった方々と久しぶりに会えたのもよかったです。こういう機会じゃないと会えない人ってほんと多いんですよね。しかしろくにご挨拶も出来なかった方もいて、大変失礼しました。また次の機会によろしくお願いします。

そして、浮田さんもそうなのですが、この期間に常連の複数の方が亡くなられました。ほんとショックでした。コロナがなければこの数年、普通に会ってお話できたかもなのですが、、、。最後にお会いしたのが3-4年前というのは実にやりきれない気持ちです。とはいえ、今それを言っても仕方がないことではあります。しかし気持ち的にはやはりうまく整理ができませんね、、。皆さまのご冥福を心よりお祈り致します。

さて、お知らせです。毎年のことですがこの会の様子をまとめた「中四国AFVの会ニュース」を今年も静岡ホビーショー(5月11,12日)で配布します。
A42つ折の小冊子です。もちろん無料です。主催の轍さんや、中四国AFVの会ブースなどにて配布しますのでぜひ手に取ってください。

●お知らせその2

会のパンフや会場、ニュースでも紹介したのですが、会の公式グッズのオンライン販売をスタートしました。「SUZURI」というオンライングッズ販売サイトにて発売中です。
今後もいろいろ商品を開発していく予定です。どのグッズもこちらの利益は一律500円で、全て運営費になります。ぜひ一度サイトをご覧ください。
それぞれちとお高いのですが、SUZURIさんがペイするにはこれくらいになるんでしょうね。で、もの自体はとてもしっかりしてます。当然ながら日常で使って全く問題ないレベルです。
販売サイトはこちら↓


●お知らせその3

中四国AFVの会の公式HPがこのたびリニューアルされました。そこで私のせんしゃん漫画の過去作が全てUPされています。ぜひご覧ください。

現在、14話を掲載してます。今回再出稿する際に、改めて久しぶりに全部読んだんですけど、いや、なんといいますか、、、まあ、あれだ、暇なときによかったら読んでください(笑)
こちらからどうぞ↓

ちなみに旧HPはそのままになっています。過去のAFVの会の記録はほんと凄いアーカイブです。そちらもよろしければぜひ。

というわけでお終いです。

いやほんと、来年が楽しみですねー!

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