森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

思い出を磨きなおしてみた

2014年09月28日 | 銃の模型

暇を見つけては、以前から持っているモデルガンを研磨して再仕上げしてます。

これはコルト・シングルアクションアーミー(SAA)という拳銃です。名前の通り、アメリカ陸軍の拳銃なのですが、一般でも広く使われました。西部劇でおなじみですね。これは7・5インチモデルの騎兵用です。西部劇では、少し短い5・5インチのモデルがより一般的です。もちろん、モデルガンです。合法品です。メーカーはハドソン。ちょっと前、ハドソンは会社をたたんでしまいました。渋いアイテムをきっちり商品化するいいメーカーだったので残念です。このモデルガンも、とてもよくできています。今はもうモデルガンを買わなくなったのでわかりませんが、この当時、初期タイプのSAAのモデルガンはハドソン製だけでした。1896年までの生産型は黒色火薬専用で、シリンダーピンの固定ネジの位置など細部がちょっと違います。なので、ワイルドウエストで使われてたモデルにこだわる御仁はハドソン製を買ってたわけです。うーん、ほんとどーでもいい知識ですね。すいません。

モデルガンは基本的に、販売時の表面仕上げはそれなりです。気になる人は、自分なりに仕上げてあげないといけないのです。分解して、パーティングラインが残っていれば消して、ヒケがなくなるまで平面を出して、角をダレさせないように気をつけながらペーパーの番手を上げて、ブルーイングして、、、、とにかく根気のいる作業です。もちろん、誰にも頼まれてないのにやるわけです。

このモデルガンは購入直後簡単に仕上げていたのですが、あまり上手に出来なかったので、その不手際をフォローするのが結構大変でした。シリンダーの角のダレとかは修復不能だったので、あきらめました。まあでもそれなりにいい感じになったと思います。ブルーも思った以上に深く色が出てくれました。
金属のように見えるかもしれませんが、これはプラスチックです。合法品です。弾も撃てません。亜鉛(だったと思う)の粉が混ざっているヘビーウェイト素材といいまして、ABSより比重が重く、磨くと金属のようになります。しかし、強度はABSより弱く、割れやすいです。完全な合法品です

学生時代、8ミリフィルム(フィルムですよ!)で15分くらいの映画を撮ったことがありまして、このモデルガンはその時の小道具だったのです。映画とかを撮った経験のある方ならお分かりになるかと思いますが、撮影ではとにかく投げるわ落とすはバンバン撃つわで酷使され、ガタガタ・ボロボロだったのです。という訳で思い出の多い大切なモデルガンでしたので、今回再仕上して、それなりに綺麗にできてよかったです。

記念に(?)小道具を揃えて撮ってみました。こういうのは楽しいです。バカみたいですけど(笑)。ドイツ帝国銀行の金の延べ棒はレプリカの文鎮です、念の為。昔ミリタリーショップで売ってて、衝動買いしてしまいました。本物って売ってるのかなあ、、、。

あ、今日はモデルガンのことじゃなくて、モデルガンを取っ掛かりにもっと堅い話を書こうと思ってたのですが、長くなってきましたので今日はこの辺で(なんじゃそら)。

それでは。

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ホンダ CB92 1/12 グンゼ ハイテックシリーズ 

2014年09月21日 | 車・バイクの模型
今日はバイクの模型を紹介します。グンゼハイテックシリーズのホンダCB92です。

天気がよかったので、外で撮ってみました。模型を太陽光で撮影すると、とてもいい感じに写りますね。でも人通りのあるところだと恥ずかしいので、場所を選ぶのが難点です。今回の撮影場所は車の屋根です。急いで撮りました(笑)

アイテム的に、使い込まれた感じが似合うと思うので、かなり汚しています。もう廃車となって、草むらに放置されているようなイメージです。CB92は、ほんとカッコいいですね。作るかどうかわからないのに、もう一箱買ってしまいました(笑)

私はグンゼハイテックのバイクキットがとても好きです。アイテムが渋いですし、メチャクチャよくできてます。もともとちょっと高いキットで、今はプレミアが付いてしまってますが、それだけ評価が高いということでしょう。名作シリーズだと思います。

このシリーズの特徴は、プラパーツが少なく、メタルパーツが多いところです。このキットですとエンジン、マフラーなどはホワイトメタル、フレーム、タンクは真鍮板のプレス、プラはホイールと側面の物入れ(?)くらい。エッチングパーツも完備していて、ディテールアップしていません。というか、する必要がありません。パイピングの類も、全てキットのままです。


スポークも洋白線を寸法に切って張っていきます。これもキットのまま。浮いた錆はパステルです。ホイールは完成するとほんと達成感があります。眺めてると「よくやった、オレ!」と思うこと請け合いです(笑)今写真を見て気付きましたが、チェーンのテンション調節用の金具も細かいですねえ、、。小さいばねも、確か洋白線を巻いて作らされたような、、、。

ストレートで組んで、この精密感とリアリティを得られるというのはほんと凄いキットです。作る人が少なかったせいか、このシリーズは本来の実力に見合った評価をされていないような気がします。戦車もバイクも、また再開してくれないかなあ、、、。買えませんけど

作る人が少なかった理由としては、高価なこととあわせて、難しいというイメージがあったことも大きな理由だと思います。しかし、作った実感としては、とにかくめんどくさいというのが正しい表現のような気がします。なので、よほどの初心者の方以外は、コツコツやっていけば完成できるんじゃないかと、、、。

製作したのは10年以上前です。チッピングが荒いなど、今から見るといろいろ稚拙だなあと思うところがありますが、キットの出来に救われてる感じですね。

このシリーズはまだ3台しか作ってませんが、これからも作ろうと思ってます。あと4種くらい在庫があります。ラインナップは15種くらいあるようですが、まあ4つもあれば一生分でしょう(笑)

次は、メグロの予定です。エンジンを磨いたところで中止して、もう5年くらい放置してます。これは、フィギュアをスクラッチして、生きた状態にしようかなあと思ってます。でも、優先順位が低いので、完成はまだまだ先ですね、、、。

それでは。

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お礼

2014年09月15日 | 雑記
昨日一昨日と、私の所属する模型クラブの展示会がありました。

会期中、いろいろな方とお会いできて楽しい時間を過ごせました。遠路からお越しいただいた方々には、お礼申し上げます。また、ろくにご挨拶もできなかった方も少なからずおられまして、大変失礼いたしました。またお会いした際は、何卒よろしくお願いいたします。

この間も書きましたが、やっぱり人とは直接対面して話さないといけないなあと、またまた改めて再確認した二日間でした。メールとかSNSはあくまでリアルを補助・補完するものなんですよねえ、、、。

毎年、クラブ員やゲストの方が持ち込まれる作品から多くの刺激をいただけるので、とても楽しみなのです。今年も、多くの作品からいろいろと学ばせていただきました。ありがとうございました。

9月18日 追記 当初、ここに掲載していたゲストの方の作品の写真は、掲載を取りやめました。展示会で公にされた作品とはいえ、人様の作品ですので、長期間ここに掲載し続けるのはあまりよくないかな、と思いまして。

また、当ブログは基本方針として私個人の活動や作品を紹介するために開設しております。そこで他の方の作品を掲示して「凄いでしょう!」というのはなんといいますか、虎の威を借る・我田引水な感じで作者の方に大変失礼なのかもしれないな、とも思いまして。もちろん、展示会のレポートのような形式なら長期間の公開も含めて全然OKだと思うのですが、この場合ちょっとニュアンスが違うかなと、、、。
あと、文脈に合わせて掲載していました私の作品写真も内容がちぐはぐになりますので、同様に取りやめました。ご了承下さい。


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