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森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

くろがね四起の作例が掲載されました&思い出話を少し

2017年07月01日 | 模型の話題
発売中の「月刊ホビージャパン8月号」に、模型のお仕事が載りました。ファインモールドのくろがね四起です。興味のある方は是非ご覧ください。

作例はこんな感じです。ほんとすぐ出来る上に、手を加えやすいので2台作って、新古の対比をしてみました。


記事にも書きましたが、とても作りやすくて、実車の雰囲気がビシッと再現された実に素晴らしいキットでした。ダボなどを効果的に使って、ボディがきちんと形になるように配慮されてたり、必要以上にパーツが細かくなってないのがよかったです(海外のメーカーなど、最近のは細かすぎる上にユーザーへの配慮もなくて、しんどいだけのキットも少なくないですからねえ、、)。「レストア車のニュースを見て興味を持ったけど、プラモはあんまり作ったことがないんだけどなあ」という人でも気軽に作れるような感じです。プラモらしいプラモ、といいますか。短時間にサクサク完成するのって、やっぱり楽しいですからね。

こちらが表紙と掲載ページです。



個人的には、ファインモールドさんには海軍が使ったピックアップ型も作ってほしいですね。可愛くて、かっこいいんですよ。これは、十数年前に作ったアリマのレジンキットです。頑張ってディテールアップしました。


確か、ディテールはほとんど作りなおしたような。フロントグリルは、ざっくり開口してプラ板を一枚一枚差し込んでスリット上に成形してます。

ピックアップ型は、ハードトップとキャンバストップがあるようです。ピットロードでキット化されたのはハードトップ型でしたね。キャンバストップの方がなんか雰囲気があって素敵なので、とても欲しいですねえ、、。


ドアとかは、経年変化で曲がってしまってますね。仕方ないですね。今現存している私の作品の中では、これが一番古いものです。中高生のころのは、全部処分しちゃったんですね。今から考えると取っておいたらよかった、、。


これと、MRモデルの三式砲戦車を、第三回中四国AFVの会に出品しまして、鈴木社長から直々にファインモールド賞をいただきました。「ファインモールド製品じゃないけど、好きなアイテムだから賞をあげる!」みたいなことを言われた記憶があります。今から考えると、ほんとによかったのかなあという気もしますね(笑)

以前書いたのですが、鈴木社長は「ファインモールドの社長さん」というよりは「最初期のモデグラの日本軍アイテムのライターさん」という印象が、当時の私にとっては(今も?)強く、その方に直接自作を評価してもらうというのはとても嬉しかったです。九七戦とか隼などのジオラマの記事で、「加藤隼戦闘隊」や「燃ゆる大空」の映画の解説をとても興味深く読んでたのをよく覚えてます。作例の記事より、映画の解説になんかかなり力が入っていて(笑)、「ふんふん。やっぱり日本軍は最高だなあ!この映画をいつか観てみたいものだ!」とか思ってました。

で、その記事を鼻息荒く読んでた小学生の私が、今こうやってその人の作ったプラモの雑誌作例をしている、というのは、実に不思議な気がします。人生なにがどうなるか、わかったものじゃないですね、ほんと。

というわけで、なんであれ、このくろがね四起のキットはほんといいですよ。繰り返しになりますが「プラモ楽しい!」と感じさせてくれるキットです。あ、あと、もちろんホビージャパンもよろしくお願いします(笑)

それでは。



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第17回中四国AFVの会にいってきました。

2017年04月23日 | 模型の話題
先週の日曜、下関で開かれた「第17回中四国AFVの会」に行ってきました。今回はそのレポートです。

まずはコンテスト入賞作の紹介。こちらは大賞の浮田さんのジオラマ



いやー、圧巻ですね。各フィギュアや車両の丁寧な工作、塗装はもちろんですが、この多くの要素を破綻せずまとめる構成力も素晴らしいです。大作の浮田さんならでは、といいますか。浮田さんは、私がこの会に参加しはじめたころ、大賞を連続受賞されてました。そのため、「大賞というと浮田さん」というイメージがあります。ここ最近は大作を拝見できてなかったので、個人的に嬉しかったです。また、今回の受賞でなんかその頃に戻ったような、懐かしい気がしました。
※この作品含め、タイトルなどはっきり記録してないので、ここでは書きません。タイトルなどの情報は公式HPにUPされる予定ですので、そちらをご覧ください。

伊勢さんの情景金賞受賞作

伊勢さんはもう上位入賞の常連ですね。一目で伊勢さんとわかる個性的な作風で、さすが、という感じ。

片上さんの単品金賞受賞作のヘッツァー

ここまで作りこむか!と絶句してしまう逸品。小さい車両でもこれだけの見せ場が作れるんですねえ、、。どうしても工作の細かさに目が行くのですが、フィギュアがなくとも乗員の存在を感じさせる演出が素晴らしいです。

未完成チームさんの合作。「シン・ゴジラ」のワンシーンだそうです(私は観てないので、、)。

橋は、現地で調査してもらった資料をもとに再現したそうです。

合作はいいですねえ。楽しそうです。未完成さんはここ毎年48の大作を作られてますが、年々凄くなってますねえ。

金田さんのM10。製作途中だとのこと。これは、かなり凄いと思います。ただ錆びているだけじゃなくて、どこがどういう風に朽ちていくのかを熟考され、それを反映していることがわかります。完成が楽しみです。


横沼さんのグライフ。あー、もう素晴らしいですね(笑) 去年のピンクのタイガー同様「ロンメルが好き!!」という気持ちが伝わってきます。

裏側も手抜かりがないのも最高ですね。下に鏡を置いて、見られるようにする工夫もいいですね。単品銅賞とレディース賞を受賞されました。


会の公式マスコットのせんしゃんもいました(笑)これ、自作ですね。これまた素晴らしい。


ダイナモでぐるぐる走ってくれます。最高です。エンドレスで楽しめます(笑)


で、こちらが今回のせんしゃん賞。ウルトラセブンに出てくるそうです。そうです、って知らないのに賞をあげてるのか!といわれそうですけど、この迫力には勝てません(笑)怪獣は自作だそうです。


で、せんしゃん賞は恥ずかしながら私が選者なのです。「ほっこりするような」「つい笑ってしまうような」作品の中から選ばせてもらってます。まあ、ありていにいうと「ネタ」的な作品が対象となってます。ネタ的な作品って、作る大変さは一般的な作品と同じなのですが、なんといいますか結果が出にくい(笑)ので、なんとかならんかと常々思ってまして、、。模型で笑わせたり、楽しませたりするのって、やったことのある方じゃないとわかりにくいと思うのですが、ほんとに大変で難しいですからねえ、、。この作品も、大変だったと思いますよ、ほんと。

で、せんしゃん賞の賞品でもあるせんしゃんキットは、15個のうち8個が里子にでていきました。いやー、よかった!

あと、ハガキとバッジもよく「売れた」(キットともどもカンパしていただいた方へのお礼グッズなので、販売というわけじゃないんですね)そうで、よかったです。皆様、本当にありがとうございました!!せんしゃんは、なんでも食べる、おとなしいいい子なので大事にしてあげてください!!(子犬か)

今回は、下関大会ということで、地元の巌流会さんがホストクラブとして運営の中心を担ってくださいました。下関大会ならではの企画も沢山あり、こちらも素晴らしかったです。

「イノチェンコ&motoの百人組み手」は、2人の会員さんによる作品をこれでもか、と並べてまして圧巻でした。2人で8卓くらい(もっと?)埋めてました。これはmotoさんの卓。これ、全部1人で作ったというのが信じられない、、。


こちらは「模型秘宝館」。かなり貴重で珍しい、タミヤのキットなどをこれまたこれでもか、というくらい展示。下関大会のキーワードは「これでもか」ですね(笑)

タミヤのシングルなんて、ほとんど見たことなかったです。パッケージの詳細もほんと興味深かったです。ほぼ全てのキットは会員のマッキさんのコレクションです。一財産、ですね。マッキさんいわく「やっぱり現物を見てもらったほうが、キットの魅力が伝わりやすいと思って、企画しました」とのこと。確かに、張り箱のゴージャスな感じとか、箱にパーツが収まった雰囲気とかは写真ではなかなか伝わりにくいですからね。難点は、見ちゃうと欲しくなってしまうという(笑)

ゲストはプロモデラーの山田卓司、金子辰也の両氏とファインモールドの鈴木邦宏社長の3氏が来場され、トークショーも開かれました。これらのゲストの方々のお話を伺うのも毎年の楽しみの一つで、今年も非常に勉強になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

ファインモールドさんの新製品紹介もされてました。チハ系列のインテリア付きキットは嬉しい、、。九七式車載重機も、銃身カバーのないものはタミヤのしかなかった(しかもマガジンはバナナ型の試作タイプなのです)のでこれまた嬉しいですね。あと、ホロも出るそうです。


こちらは金子辰也さんのブランド「金子ジオラマ堂」の紹介コーナー。「山寺の鐘撞き堂」です。瓦のパーツはありがたいですね。瓦は、日本家屋を作るときの大きなネックですからね、、。あと、紙創りさんもこの卓で商品の紹介をされていました(写真がなくて、すいません、、)。


で、私の方も、さりげなく(笑)PRさせてもらいました。今発売中のホビージャパンNextに、私と同じクラブの金山さんが作例をやってますので、本と作例を展示しました。余談ですが、会場で私のカメラの調子が悪くなり、金山さんにカメラを借りました。今回の写真のほとんどは金山さんのカメラで撮ったものです。助かりました! 

あと、私の作品もいくつか展示しました。

私は会場を出たり入ったりしてたのでバタバタしてたのでよくわからないのですが、聞けばそれなりの方に見ていただいたようです。ありがとうございました!やっぱり、見てもらってなんぼ、ですからね、、。


というわけで、これでも全然会場を紹介しきれてないんですね。他の企画もいろいろあり、会場が広いこともあって非常に見ごたえのある会だったと思います。作品の展示数だけでも、過去最大だったんじゃないかと。なので運営はかなり大変だったと思います。ホストクラブの巌流会さんはじめ、運営に協力していただいた皆様、ほんとお疲れ様でした。また、参加・来場してくださった皆様には心よりお礼申し上げます。

で、こういう規模の大きいイベントは全てを楽しもうとしてもなかなか難しいですね。静岡ホビーショーでもそうですけど、個人的になにか「手応え」があればそれで十分かもなあ、という風に思います。今回私も、いろいろな作品を拝見して勉強になったり、久しぶりにお会いする方とお話できたり(一方で、挨拶しただけで全然お話できなかった方も多々おられました。大変失礼しました。次の機会によろしくお願いします)、初めてお会いする方もおられたりと、十分な手応えを感じることができました。いやー、楽しかったです。心残りがあるとすれば、下関を全然観光できなかったことです(笑)。いつものことですが、当日はそんな時間もなくあっという間にすぎちゃうんですよね。また機会を改めてお邪魔してみたいと思います。巌流会さんによりますと、5年後くらいにまた下関での開催を検討しているとのこと。来年はホームの福山開催だそうです。

最後に、その「個人的な手応え」の一つについてちょっと。去年の夏、試製五式四十七粍自走砲・ホルについて書きました。そこで、ホルが50両生産されたという記述が「神鋼五十年史」にあったと紹介しました。が、どうも話はそう単純ではなかったようです。そのことを書いたエントリーに、先日新たに知らされた件を加筆しました。興味のある方はご覧ください。いやー、先走ってしまいましたね。大変失礼しました。

ホルについてのそのエントリーはこちらです。伺った内容を、加筆しています。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/0624c05d554b7ce3feaf5274394a3da5

こういうことって、直接お会いしたときでもなければ聞くこともできませんし、もしメールなどで知らされたとしても(もちろん、わざわざそんなことを私にする必要はないわけで、、)受け取る側のニュアンスも変わって来ます。やっぱり「リアル」って大事だなあと。

というわけで、あっちにぶつかり、こっちで転びしながら精進して行きたいと思います。

いやー、ほんと楽しかった!!それでは!!

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4月16日に中四国AFVの会が下関で開かれます

2017年04月09日 | 模型の話題

来週の日曜日の4月16日に、山口県下関市で「第17回中四国AFVの会」が開かれます。会場はJR下関駅前の「シーモール下関」の4Fにある「シーモールホール」で、午前10時から午後4時までです。興味のある方は是非おいでください。入場無料です。出品作のコンテストも兼ねており、コンテスト参加者のエントリー料(出品料)は1000円(高校生以下は無料)となってます。※コンテストのエントリーは12時半締め切りです。

同会は中国・四国地方のAFVモデラー有志によるイベントで、作品の発表やモデラー同士の交流、情報交換などを目的に2001年から毎春開催されています。開催のベースとなっているのは岡山県なのですが、近年、各地でも開催をしようということになり、2014年に高知で開かれました。そして今年は下関で開催されます。

私はちょっと前からいろいろと開催のお手伝いをするようになり、毎年参加しています。多くの方の作品を生で拝見できる機会というのはなかなかなく、かつ同じ趣味を持つ方々と直接いろいろお話できる、非常にありがたいイベントとなってます。とてもアットホームで敷居の低い会ですので、興味のある方はぜひおいでください。来ないと損しますよ(笑)

お手伝いの一つとして、今年も例年通りノベルティグッズを製作しました。ハガキがこれ(試作品なので現物とちょっと違いますがほぼ同じものです)。

手元にないので写真がないのですが、バッジも2種類作りました。運営費のカンパを一定額以上していただいた方へのお礼として頒布します。詳しくは会場で。

あと、せんしゃんキットも去年沢山売れ残ったので(泣)、今年も頒布します。

残りたった15個です!ぜひどうぞ!

会場では、今年も豪華ゲストによるトークショーが開かれます。テーマは「模型サークルを楽しもう」です。ゲストはプロモデラーの山田卓司・金子辰也両氏とファインモールドの鈴木邦宏社長が来場の予定です。土居雅博氏も来場される予定だったのですが、諸事情のため、非常に残念ですが参加できなくなりました。ご了承ください。

今年もガルパンコーナーを設けてます。ガルパン賞もありますので、こちらも是非参加ください。コンテストの今年のテーマ展示は「ノルマンディ」です。ノルマンディ戦に関係する作品はこちら(ガルパンともども専用卓を準備してます)にどうぞ。

そのほか、有志によるお宝・懐かしキットを展示・紹介する「模型秘宝館」コーナー、各協賛クラブの展示(これも毎年見ごたえあります)などなど、とにかく丸一日AFV模型を堪能できること間違いなし!のイベントとなってます。ほんと、見るだけでも楽しいので気軽においでください。

今年のホストクラブとなる山口の模型サークル「巌流会」さんのHPのお知らせはこちらです。タイムテーブルなどはこちらをご参考ください。
https://ganryukai.jimdo.com/%E7%AC%AC17%E5%9B%9E%E4%B8%AD%E5%9B%9B%E5%9B%BD%EF%BD%81%EF%BD%86%EF%BD%96%E3%81%AE%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/


このブログでの去年の開催予告と、開催のレポートはこちらです。せんしゃんキット、ノベルティについても触れてますので、参考にどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/m/201604


そういえば私は山口に行くのは中学校の修学旅行以来ですね。どんなところだったか、もうおぼろげです(笑)。なので楽しみにしてます。で、電車で行くにあたって調べてたんですが、東から新幹線で行く場合、1回小倉まで行かないといけないんですね。新下関は停車本数(ひかりのみ?)が少ないらしく、かつその前の新山口で乗り換えると、かなり時間が掛ります。いくら時刻表で検索しても新幹線はどうしても1回小倉に行ってしまうので、「ムキー!この検索はアホか!」となったのですが(お前がアホだ)、どうもそういうことらしいです。まあ、海峡を渡るので変な感じがするだけで、距離的には普通のことなんですけどね、でもね、やっぱね、なんか変な感じです。

小倉から在来線で下関駅に行くわけです。関門トンネルって新幹線用と在来線用と、違うところに掘ってるんですね。知らんかったです。うーん、知らないことばっかりですね、、。

下関駅まで来たら、もう安心です。会場のシーモールは下関駅前です。簡単です。「ムキー!」とはならないはず(多分)。

ちなみに、すぐ近く(2キロくらい?)に巌流島があります。下関っすねえ、、。

で、今年も私はコンテストに出す作品が作れませんでした。あー。そのつもりで作っていた義烈空挺隊員は、もうちょっとで塗装できるところなんですけどね、、。仕方ないですね。

その代わり(というかなんというか)、協賛クラブ展示で、いくつか過去の作品を展示します。よかったら見てあげて下さい。

それでは、、と告知だけで終わるのもなんなので、話題を一つくらい、、。

図書館で「近代日本学制服図録」(創元社)という本を借りました。戦前の男女学生の学生服を写真や図で紹介したもので、実に素晴らしい本です。当時の写真や現在に残る実物を、これでもかというくらい掲載しています。これ一冊でお茶碗10杯は軽くいけますね。集合写真が多いのもいいです。当時の10代の若者の顔がこれくらい乗ってる本って、なかなかないんじゃないでしょうか。髪形など、フィギュアを作ったり絵を描いたりする際、とても参考になります。

で、ぱらぱらめくってて、戦中の女学生の制服がほぼへちま衿だった理由を知りました。へちま衿、というのはこんな感じのやつです。

いちいち描くなよ、という気もしますが、まあいいじゃないですか(笑)

で、昭和期の女学生の制服はセーラー服が一般的だったのですが、昭和16年に、文部省がへちま衿の全国統一型制服を通牒したのだそうです。これまで私は戦時中の女学生をいくつか作ってまして、色彩的にも造形的にもおじ様方の注目度でも(笑)セーラー服のほうがいいよなあと思って、そうしようとあれこれ調べたんですが、セーラー服にもんぺ姿がとても少なかったんですね。「?」と思ってたんですが、これで謎が解けました。

でも、セーラーもんぺ(造語)も少ないながらもそれなりにみられます。通牒はあくまで通牒であって、融通がきいたんでしょうね。しかし、この本によると、通牒は女学生にショックを与えたそうで、自力で生地を調達してセーラー服をあつらえたという方の話も紹介されています。戦時下でも頑張って服にこだわろうとする気持ちはとてもいいなあと思いました。そういう心意気って、とても大事ですよね。

いやー、でもほんと下関への行き方といい、関門トンネルといい、へちま衿といい、この世の中は知らないことばっかりでありますね(下関の行き方くらい知っとけよ、という気もしますが)。なんであれ、へちま衿の疑問が解けてすっきりしました。こういう本を出してくれるのはほんとありがたいことです。この本はちゃんと買いました。こういう本って、再版されにくいですし、でも中身がとてもいいために欲しがる人が絶えないので、あとでえらい相場になっちゃいますからね、、。先に買っといた方がいいです、ほんと。


これが以前作って、こちらでも紹介した作品です。

これがへちま衿だとちょっとしまりませんね(笑) でも、へちま衿はこれはこれでいいですね。また機会があったら作ってみたいです。長々とすいません。

この作品も、中四国AFVの会に持っていくつもりです。この作品は2013年の第13回のアーマーモデリング賞をいただきました。選者は吉岡和哉氏です。会場には「レジェンドコーナー」が設けられ、過去の入賞作(一部です。持ち寄れる人の任意です)を展示します。あ、うまいこと話題がつながりましたね(笑)

というわけでまた。来週、楽しみです。



最後のフィギュアの製作紹介のエントリーはこちらです。こちらもよろしければどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/653b804a5c74b6fea962cdc29e2ccd79
※全部で3回あるうちの最初の回です。そのまま次回に続いてます。
 

それでは。



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頭がパカッと

2016年10月23日 | 模型の話題
ファインモールドの64式小銃を塗ってみました。小さいパーツをきちんと塗るのはなかなか難しいですけど、面白いですね。机やライカなどは以前製作したものです。PPShはミニアート製で、こちらもよくできてます。

先日紹介したとおり、同社の64式は素晴らしい出来です。せっかくなので一個だけ塗ってみました。パーツは、フロント・リアサイトが折り畳まれた状態ですので、プラペーパーでサイトを作って射撃状態にしました。グリップの滑り止めのチェッカリングもデザインナイフで再現。


スリングも追加しました。

いや、かっこいいですねえ、、。日本初の制式自動小銃として文句のないデザインだと思います。

この銃はとても日本の風景に似合うなあ、と思って以前作ったジオラマで記念撮影してみました。

このジオラマは以前発売された「陸自戦車をつくる!」(イカロス出版)に掲載していただいたものです。ちなみに、「石橋」は学生時代にちょっとだけ住んでいた町です。

日の丸も似合いますねえ。イージーエイトとは時期的にちょっとかぶってるのでOKですね。


一個だけなので、塗装に凝ってみました。ハンドガードと機関部、マガジンなどはそれぞれちょっとづつ色調を変えてます。細かいことですけど、こうやって写真で見ると、やっただけのことはあるように見えますね。


木の表現は、油絵の具のバーントアンバーを使ってます。この色を使うとリアルに出来るということを、AM誌の吉岡氏の連載で数年前に知りました。それから真似をしだして、自分なりに悪戦苦闘してました。で、やっとコツのようなものがわかってきました(遅い!)

どんな技法でもそうですけど、見よう見まねでもずっとやっていたら「こうか?こういうことか?こうすればいいんだなっ!」と「頭がパカッ」と開ける瞬間があります。そのときはほんとスカッとして嬉しいですし、この趣味の醍醐味のひとつかな、と思います。64式の2・3枚目のアップの写真と、情景と写したときは、まだいまいちわかってなかったのですが、今回のために塗りなおしていてやっとわかりました(ほんと遅いなあ、、)。最初の写真のが塗りなおしたやつです。違いがわからないくらいかもしれませんが、本人的には違うんですよね、、。

こちらはタミヤのエンジン整備セットの工具箱と、ミニアートのPPSh41です。

いやー、ほんと面白いです。もっと頑張って、できるだけ極めてみたいと思います。

それでは。

※「陸自戦車をつくる!」掲載時のお知らせエントリーはこちらです。よろしければどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/29255f22668492d3e433eed2bedd65b6

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月刊ホビージャパンにシルカの作例が掲載されました。

2016年07月02日 | 模型の話題
今発売中の月刊ホビージャパン8月号に、メンモデルのZSUー23-4・シルカの作例が掲載されました。
興味のある方はぜひご覧ください。イラストは、誌面とは関係ないです(笑)

作例はこちらです。シルカは、ほんとカッコいい車両ですね。以前から好きだったのですが、立体として見てみると
やはりカッコいいです。そんな車両の雰囲気をよく再現したいいキットでした。(※この写真は私の撮ったものです。誌面には載っていません)


表紙はこちらです。今月は付録付きです。同誌は先月に続いて今月もロシア特集を組んでおり、シルカもその中の一つです(2pです)。陸海空それぞれのロシアの兵器の模型が多数紹介されています。


で、ロシアもいいんですけど、ソビエトはもっといいですね。シルカだけでなく、特に戦後のソビエト時代の戦車とか軍服とか、悪そうな感じがたまらんです。私は映画の「若き勇者たち」とか「ファイヤーフォックス」とかで「怖いソビエト」「よくわからないソビエト」を刷り込まれた世代なのですが、よくよく考えるとそういうイメージって、私たちくらいまでなんですよね、、。後の世代の人がこの辺の映画を見てもピンと来ないかもですね。「レッドブル」とかも、なんでシュワちゃんがこんなに愛想のないキャラなのか理解できないかも(笑) それを考えると「あのころってなんだったんだろう」と不思議な気がします。とはいえ、ほぼ同時期にタルコフスキーがああいう映画を撮っていたことなどを考えると、ただ私が一方的なソビエト観を植えつけられていただけなんですけどね。のちのち、いろいろ知ることで私のロシア・ソビエト観はかなり変わりましたが、最初のハリウッド映画の刷り込みがなかなか消えなくて困ったのも事実です(笑)

で、スチェッキンもこれまた「ザ・ソビエト」といった銃で大好きなんですね。最近イラストを描いてないので、描いてみました。こちらが全体図。

描き終わってから気付いたのですが、銃がちょっとでかすぎです。デザートイーグルみたいになっちゃいましたが、まあイメージ優先ということで(笑)ほんとはもうひとまわり小さいです。そろそろガスブロで出そうですけど、出ませんね。待ってるんですけどね。そういえば「ブラック・ラグーン」もどーなってるんでしょうね。続きを楽しみにしてるんですが、、。

で、スチェッキンの絵を描くために資料を探してたら、こういう記事の切抜きが出てきました。ソビエト軍のAKS74の実射レポートです。大昔のコンバットマガジンの記事で、アフガンで、アフガンゲリラに鹵獲された銃を詳細に紹介したものです。切抜きなので正確な号はわかりませんが、多分84-5年ごろの号かと。

この当時はAK74は西側にとって幻の銃で、実物を詳細に紹介し、かつ実射するという記事は世界的にもスクープだったのではと思います。鹵獲した経緯も書かれてます。ハインド2機を従えた7-8両のBTR60の車列をゲリラが襲い、1両を破壊。残りは逃げようとしたが、1両が逃げ遅れ転覆。ゲリラはその乗員の9人全員を射殺。そのうちの2人がAK74を持っていたとのことで、レポートされたのはそのうちの1丁。うーん、生々しい、、。っていうか、アフガンゲリラ強い、、。

レポーターは日本人で、アフガン側の司令部の許可を得た上で取材・試射しています。アフガン側もなんといいますか、おおらかですね。ゲリラの皆さんのポーズ写真まで載ってます(笑)。ソ連側にそんな取材依頼をしようとしても、もちろん当然不可能ですね。「はァ!?」って言われてお終いでしょうね。それにしても、日本人がソ連の幻の銃をアフガンで試射して、日本のGUN雑誌でレポートするって、なんか凄いですねえ、、。また、記事には「実物は見ていないが、こういう銃もあるらしい」ということでAKS74-U(ビ●・●ディンのビデオの後ろに映ってたAKです)の想像図も載ってます。このころはまだ存在がちゃんと把握されてなかったんですね。今じゃAK74だろうがAKS74-Uであろうが、世界中にごろごろしてますからねえ、、。時代ですねえ、、。この記事を読んだとき(新刊じゃなくて古本屋で買ったので、多分89-90年ごろ)は「ふーん。ふむふむ」といった感じだったのですが、今読み返してみると非常に貴重で興味深い記事ですね。

というわけで、話がそれてしまいました。すいません。ホビージャパン、よかったら御覧になってください。

※冒頭のイラストの文句は「いつもこんな絵を描いてるけど、我ながらよく飽きないなと思います」とキリル文字のローマ語表記で日本語で書いてます(笑)



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静岡に行ってきました。

2016年05月22日 | 模型の話題
というわけで、静岡ホビーショーに行ってきました。遊びに行っただけですが、疲れ果ててしまいました。イラストは、帰宅直後に描いて、フェイスブックに上げたもの。疲れてますねえ、、。

これまで何度も書きましたが、中四国AFVの会の宣伝のお手伝いをしているので、同会のブースと、私の所属する徳島モデラーズ倶楽部のブースにて参加しました。こちらが中四国ブース。
「中四国AFVの会ニュース」は、おかげさまでかなりお持ち帰りいただいたようです。ほとんど無くなっちゃったのかな?ありがとうございました!

こちらは徳島ブース。私は、日本家屋のジオラマ「Sweet Home」とミニアートのブルドーザーのビネットを展示させてもらいました。観てくださった方、ありがとうございました!

会場では、無数といっていいほどの作品が集まり、全ては見きれないほどです。写真もたくさん撮ったのですが、まだ整理しきれてませんので、今回の掲載はパスさせてもらいます。すいません。いやほんと、整理がめちゃくちゃ大変なんですよ、、。

しかし、一枚だけUPします。これは会場で見れた人、撮影できた人は何人もいないんじゃないかなあ、、。

中四国AFVの会ブースにあった、ピンクのティーガーの裏面です(笑)
福山の会場で、作者の方が金子辰也氏から「裏面も描いたら?」とアドバイスをされて、描き足したとか。静岡で見て、私は回りに他のブースの人がいるのに声を出して笑ってしまいました。いやー、参りました。表のシリアスなロンメルとの対比がいいですね。

ピンクのティーガーは、AFVの会のレポートで紹介してます。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/9e273bde4caf173927a522dba9cc41c1


会場では著名なモデラーさんのものすごい作品や、ジャンルが違うとはいえ自分の製作のヒントが詰まった作品、完成品を初めて見て制作意欲を掻き立てられた作品などなどがずらりと並び、ものすごい刺激をいただきました。いやほんと、毎年行ってよかったなあと。興味のある方には、見学をぜひお勧めします。

会場では、友人知人ら全国の方々とお会いして、いろいろなお話が出来るのも魅力の一つです。今年も多くと方と楽しい時間を過ごすことが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

一方で、お会いでなかった方も多数おられ、大変失礼いたしました。またお会いした際には何卒よろしくお願いいたします。

以上、簡単すぎて非常に本当に恐縮ではありますが、静岡HSレポートでした。

あと、お知らせがいくつかあります。

第16回中四国AFVの会のレポートが、今発売中の月刊アーマーモデリング2016年6月号に掲載されました。受賞作紹介はじめ、会の運営の様子なども紹介されており、関係者の一人としてほんと嬉しくなってしまう内容となってます。よろしければぜひご覧ください。

そして、中四国AFVの会公式HPでも出品作品集がUPされました。ぜひご覧ください。
http://afv.run.buttobi.net/
第1回からの過去の作品集も見られます。これはほんと、地道で根気の要る大変な作業です。担当のY氏にはこの場をおかりして御礼申し上げます。

同時に「中四国AFVの会応援漫画・せんしゃんundすだこ」も一挙に3本も新たにUPしてもらってます。
こちらもぜひご覧ください。っていうか、新作の更新が遅すぎですね。お待ちだった方(いるのかなあ、、)大変失礼しました。ネタはあるので、また近いうちに描きます。多分。
せっかくなのでコラージュしてみました。「AKIRA」の表紙裏のコラージュがカッコよくて、一回やってみたかったんですよね(笑)


というわけで、また。


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「中四国AFVの会ニュース」を作りました&イラストはこう描いてます。

2016年05月08日 | 模型の話題
これは「中四国AFVの会ニュース」の表紙用イラストの一部です。なぜ同じようなのが並んでるのか? 答えは結構あとに!


というわけで、今年も「中四国AFVの会ニュース」を製作しました。4月の中四国AFVの会の様子を、A4二つ折りで簡単にまとめたリーフレットです。2年前から発行をはじめ、今年で3号目になります。こちらが今年の表紙


こちらが去年の第2号。コンテスト受賞者リストや、会の様子のレポート、その年のトピックになる話題、せんしゃん漫画などを掲載してます。

毎年、5月の静岡ホビーショーの「中四国AFVの会」ブースにて、無償で配布してます。今年も今週末の14・15日に同ブースに来ていただければと思います。興味のある方は、ぜひ手にとってみてください。たくさん刷るわけではないので、お早めに!(笑)

表紙用のイラストは、毎年うんうん言いながら描いてます。まあ、素人の絵ではありますが、それなりに大変なのです。せっかくなので出来上がる過程を紹介させてもらいます。

まずどんな絵にするのか考えて、ラフを描きます。1、2号とも日本軍がモデルだったので、今年は欧米でいこう、と思ってました。丁度、「ベルばら」にはまってしまったので(笑)、テーマはおフランスに決定。大好きなショーシャM1915を描くことに。鉛筆で描いて、水彩絵の具をざっと塗って色のイメージをつかみます。

いきなり色を塗ってもまあうまくいかないので、大事な作業ですね。これは大友克洋氏が「AKIRA CLUB」(講談社)で、「AKIRA」の表紙など、色原稿を塗る前には必ずマーカーで試し塗りする、とあったので真似してみたところ、「なるほど!」と一発で納得しました。色のバランスもそうですが、完成後の全体のイメージが具体的につかめると、あとの作業がほんとすらすらいくんですね。それ以来ずっと真似してます。なんといいますか、凄い人がやってることって、やっぱり大きい意味があるんですよね、、。

大体のイメージがつかめたら、サイズを大きくして漫画の原稿用紙に(B4)鉛筆である程度まで細かく描いていきます。

最初はオスカルの入ったお姐さんだったのですが


「もうちょっと若い方がええかなあ」と思い、描き直しました。要するに、巻き毛が描きたかった、というのがよくわかりますね。オスカルからロザリーのイメージになりましたね。どうでもいいですか。どーでもいいついでに書きますが、「ソバカス萌え」ってあるんですかね。私はそれほどでもないんですけど(ほんまか)。「エマ」のメルダース家のトゥイーニー(キッチンメイドとハウスメイドの兼任メイド)のジェーン(ポリーと仲がいい)がソバカスで控えめな感じがちょっといいなあと思ったんですけどね。でも「赤毛のアン」は観たことないんですよ。そういえば「ブラック・ラグーン」の巻末マンガで、十代のエダがソバカスだったのもイイ感じでしたね。ほんと、どうでもいいですね。すいません。

閑話休題。次に、下書きの上に同じ原稿用紙を載せて、Gペンと製図用インクでペン入れをします。
以前は下書きに直接描いてたのですが、トレース台を自作(といってもガラス板の下に蛍光灯を入れただけのやつ。冬温かく、夏は暑い、、、)してからは、トレースしてます。そうすると、下書き原稿が残る上に消す手間も省けて楽ちんです。

ペンで描くのは楽しいですね。ペンを走らせるときのコリコリした手ごたえがなんともいえません。大きめに描くので、足がはみ出してます。2箇所の十字は、スキャンの目印。数箇所でスキャンして(スキャナーがA4までなので)あとでフォトショップで一枚の絵にするので、目印があるとわかりやすいのです。プロでなくとも、絵を描く人なら大判のスキャナー・プリンターを持ってる方も多いのでしょうが、私は、ま、そのうち、、、。ねえ、、、。
左上に張り足しているのは、ガスマスク(ARS17というらしい)のストラップを後で修正したものです。頭に固定するためのストラップを首に掛けてるのは変なのに気付いて直しました。首掛け用のストラップは別にあるようです。修正箇所だけ描いて、フォトショップで切り貼りします。

というわけで、ここまではアナログなのですが、ここからデジタルの力を借ります。先に描いたように、ペン画をスキャンして、フォトショップで細かいところを修正します。かなり細かい線でも自在に修正できるので助かってます。アナログで修正するのはほんと難しく、しかも汚くなるのですね。修正後、A4サイズに縮小して(プリンターもA4までなので)プリントアウトします。それがこれ。

ペンでは影とかは入れないので、このままだと塗り絵みたいですね。けど、これ以上描き込むと、色を塗ると線が邪魔をするのでこれくらいあっさりの方がいいみたいです。最初は、もっと描きこんでたんですけど、いろいろ経験して、今はこれくらいになりました。水彩のため、厚手の用紙に印刷します。


次に、サクラの透明水彩絵の具で着色していきます。水彩画もとても楽しいですね。

透明水彩とはいえ、塗り重ねていくとそれだけ深みが出ますので、塗りがいがあります。模型の塗装となんか似てる気がします。

というわけで、何とか塗れました。

でも、なんかどこか違和感が。ちょっとリアル気味で、地味なんですね。これはこれでいいような気もしましたが、顔だけ描きなおすことにしました。元の絵も残るため比較できるので、こういうときはほんとデジタルはありがたいです。

描きなおしたのがこれ。下書きの1回目と2回目の間くらいでしょうか。

でも今度は瞳がちょっと大きくて、今度はディフォルメが過ぎた感じ。うーん、難しい、、。もう少し、という感じ。なので、ほんの少し手直ししました。

で、最初の画像です。左から修正順です。2番目と3番目はほとんど違いがわからないかもしれませんね、、。しかも、最初のもこれはこれでいいような、、。

「もう1回やってみようかな?」とも思いましたが、締め切りがあるので(印刷屋さんに発注するのです)これでタイムアウトでした。ヘルメットの文句は映画「勝手にしやがれ」の原題です。「息切れ」というそうです。邦題、原題ともどちらもいい題名ですよね。「Bout」の「B」が最後に大文字になってるのは、途中で映画が観たくなって観たときに、原題を確認しなおしたからです。レンタル代108円の成果ですね(笑)いや、やっぱりいい映画でしたね。 M1892リボルバーは映画でベルモンドが使ってましたね。カッコいいですね。モデルガン、欲しいなあ、、。

というわけで、なんとか完成したのでした。

こんなんでも出来上がったときは、フラフラしてます。いやー、もうちょっと早くから着手すればいいんですけどね、なかなか、、。

で、この一枚のイラストでも、これくらいばさばさと原稿が重なってくるわけです。要領の悪い素人だからこうなるのか、とも思いましたが、プロは素人とは違う意味で、たくさんの原稿が積みあがるんでしょうね。

「せんしゃんキット」でもそうなのですが、自分でとにかくやってみるのってほんと大事だなあと思います。「作品」や「商品」がどれくらいの手間ひまを掛けて作られてるのか、規模やレベルは違えど、その苦労の一端くらいは身体全体で理解できるからです。なので、あしざまに人の作ったものは悪くいえないし、言いたくないなあと、しみじみつねづね思ってます。なので、私の作品も温かく見守ってあげてくださいね(そこか)。

というわけで、また。静岡ホビーショーの件、何卒よろしくお願いいたします!

私のイラストについては、過去に当ブログで一度「イラスト集」としてまとめてます。興味のある方はぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/9df9d45cdade670be4ca8ee80238067a

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第16回中四国AFVの会に行ってきました。

2016年04月24日 | 模型の話題
4月17日、中四国AFVの会が福山市で予定通り開催されました。これは会場で頒布した運営費カンパのお礼のノベルティグッズとコンテスト参加者のパンフです。

毎年のことですが、今年もバラエティ豊かな作品が寄せられ、会場は終日にぎわってました。



こちらがコンテスト大賞作品。先日のキヤコンでグランドマスターに選ばれた高木氏の作品です。48で大賞は初めてではないでしょうか。

48とは思えない、凄い作品でした。48でもここまでできるのか!という感じですね。


こちらは情景金賞の伊勢さんの作品。伊勢さんはここ数年常に上位入賞&複数賞受賞されており、さすがだなあ、という感じ。

レイアウトが秀逸で、アングルを低くしてみるとその迫力がよくわかりますね。

単品金賞は戸嶋さんのティーガー。戸嶋さんは、単品金賞三連覇ですね。落ち着いた感じの汚し方がとても個性的でいいなあと思います。ぱっとみて「あ、これ戸嶋さんの作品だ」というのがわかるのが凄いです。


こちらが、せんしゃん賞・レディス賞・カモ井賞に選ばれた横沼さんの作品。タイトルは「超激痛戦車ロンメル元帥スーパー萌え萌え号」(笑) 何と言いますか、素晴らしいの一言に尽きます。最高です。

ロンメルがとてもお好きだそうで、ロンメルへの愛をこれでもかというくらいティーガーにぶつけてます。ある意味、ティーガーの分厚い装甲を完全に打ち抜いてますね。ロンメルを見つめるキツネの温かい目がいいなあと。

あまりのインパクトに、見ていて頭がクラクラしました。模型って、まだまだいろんなことができるんだなあと改めて痛感させてもらいました。「ロンメルが好き!」という想いが、「勘弁してください!」というくらいに伝わってくるのがいいですね!個人的には、これが今大会のベストでした。なので、迷わずせんしゃん賞に選ばせてもらいました(私が選者なんです)

で、昨年せんしゃんキットを始めて頒布しまして「ひょっとしたら誰かキットを作ってきてくれるかも」という余計な心配が頭をもたげてきまして、一週間前にあわてて賞を設定してもらいました。名付けて「せんしゃんシャンソン賞」。司会の大山さんが困るかなあ、と思ってつけました(笑) 賞品については、またせんしゃんキットを差し上げるという嫌がらせ的なアイデアもありましたが、それはさすがにアレなので(笑)、ミニトロフィーを作ることにしました。

フルスクラッチです(笑) でも、時間が無かったので小さくしました。隣の7・63ミリモーゼル拳銃弾(ダミー)と比べていただくとその小ささがお分かりになるのではないかと。わかりませんかそうですか。

でもまあ、誰も作ってきてくれないかもしれないので、そのときは来年以降にキャリーオーバーしようと思ってました。しかし、ありました!しかも2作品も!


素晴らしい!パーペキです!作者は同じ方でした。昨年、せんしゃんキットを「購入」していただいた上に、せんしゃん賞を受賞された松永さんの作品。つまり2個とも作ってきてくださったわけです。嬉しいですね!どちらもマーキングなど芸が細かくていいですね!怒りのマークが鉄十字なのがたまらんです。冬季迷彩(笑)の方は、せんしゃんを鏡餅に見立てたもので、アレンジが最高でした。いやー、作者の手を離れて独自の変化を遂げるのをみるのはほんとに不思議な感じですね。ありがとうございました!

今回のゲストは、レギュラーゲストといってもいい超有名モデラーの山田卓司、金子辰也、土居雅博の3氏とファインモールド社の鈴木邦宏社長が来場。各氏からいろいろと貴重なお話をうかがうことができました。地方在住のモデラーとしては、各界のトップから直接お話させていたくのはとても稀有な機会でして、ほんと勉強になります。これもAFVの会の醍醐味ですね。4氏によるトークショーも盛り上がりました。

会場では土居氏監修のMOOK「陸自戦車をつくる!」(イカロス出版)のPRコーナーが設けられ、土居氏と大山さん、そして私(たはは)の作例が展示されました。土居氏の作品を生で見れてよかったです。当然ながら「さすが!」という感じ。

MOOKについては、当ブログで紹介しています。よろしければどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/29255f22668492d3e433eed2bedd65b6

で、ゲストの方々からいろいろ伺って個人的に勉強になった話は置いといて、公的に「おっ!」という情報がありました。ファインモールド社が発売を発表しています「陸上自衛隊 戦車乗員セット」に入る予定の六四式小銃は、1セットに2丁入るそうです!鈴木社長自らがトークショーにておっしゃいました!やったー!!私は小躍りしてしまいました。やっぱりたくさん欲しいですからねえ、、。あまりに嬉しいので六四式のイラストを描こうか、と思ったのですがそれでは芸がないので、試作型のR6A型を描きました。

マイナーな銃ですが、好きなんですよねこれ。六四式はほんと、楽しみですね。こういう風に最新の情報を得られるのもAFVの会の醍醐味といえるでしょう(くどい)。そういえば、おととしの高知大会でも、田宮会長がマークⅣの発売をトークショーでおっしゃいましたが、あれも初めてでしたよねたしか。

あと、運営費のカンパを募るコーナーも今年も開設。冒頭写真のポストカードと缶バッジのセットと、せんしゃんキットが並びました。


こちらが新バッジのアップです。せんしゃん、すだこバッジは「完売」したそうです。凄い!カンパして下さった皆様、本当にありがとうございました!!


「はしだすだこ」は、すだこのバージョンの一つです。わかるひとはわかる、ちょっと入り組んだキャラなので解説を。余計なお世話かもですが(笑) えーと、仮設橋を積んだ251/7がモデルです。橋を出すから「橋出す、すだこ」。あとは、わかっていただけますね?(笑)


というわけで、個人的にはとても楽しい会になったと思いますし、多くの方々の作品を拝見し、とても刺激になりました。また、たくさんの方といろいろなお話が出来てほんとうに良かったです。来場してくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。実行委はじめスタッフのみなさん、ゲストの皆様、本当にお疲れ様でした。会場で発表がありましたが、来年の中四国AFVの会は下関で開催されます。来年も何卒よろしくお願いいたします!

※今回の出品作は、後日公式HPにて作品集としてアップされる予定です。

※もうひとつお知らせです。開催日の直前に、九州で大きな地震がありました。実行委では、協議の結果今回カンパしていただいた金額からバッジなどの製作経費を差し引いた同額を、地震の被害にあわれた地域に寄付することにしたそうです。近日中に手続きされるとのことです。


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中四国AFVの会が4月17日に開催されます。

2016年04月10日 | 模型の話題
中四国AFVの会の開催が迫ってきました。来週の日曜日、福山市市民参画センターで開かれます。興味のある方はぜひおいでください。

再三このブログで書いてますが、私は運営のお手伝いをしています。イラストなどの印刷物関係が主です。今年も、カンパコーナーを設けることになり、今年もお礼用のノベルティグッズとして、ポストカードと缶バッジを準備しています。こちらがポストカードの試作品です。会場で実際に頒布するものとは微妙に違う点もあるかと思いますので、何卒ご了承ください。

もうひとつ、会の公式マスコット「せんしゃん」のレジンキットを今年も準備することになり、今月はずっとそれにかかりきりでした。昨年もそうでしたが、レジンキットを量産するのはなかなか大変です。
原型はもうありますので、まずゴム型を作るところからです。ゴム型が出来たらパーツをどんどん抜いていきます。散見されるアルミ缶は気にしないでください。工場に不可欠な燃料です。


ごろごろ。廃車場みたいですね(笑)こうやって写真を見るとぱっとすぐ抜けたように見えるかもですが、レジンはすぐに硬化しないので案外効率は悪く、20個分で結局3-4日かかってます。

出来たパーツを並べるのが楽しいです。せんしゃん戦車工場(笑)



パーツの量産は基本的に同じことの繰り返しなので、合間に息抜きをしながらの作業してます。今年は「ベルサイユのばら」全巻を購入し、ちらちら読みながらやりました。いや、ほんとおもろいですこの漫画。

畳をバックにして写真を撮ると、ほんと「昭和!」って感じですねえ、、。「オスカルはほんま男っとこ前やのう!」「ポリニャック伯夫人はほんまどうしょうもないやっちゃ!」などとぶつぶついいながら作業を進めていきます。

パーツがそろったら、梱包方面に進みます。丁度いい寸法の箱をネット通販で買って、箱絵をプリントアウトしたものを切ってスティックのりで貼っていきます。
これが案外なかなか大変です。のりがちゃんと端まで効いてくれないので、すぐ端っこがぺろぺろ剥がれてきます。剥がれを見つけるたびにタッチアップするのですが、いつまでたってもどこかがぺろぺろしてます。困ったものです。でもまあ、仕方ないですね。

箱絵は、わかるひとはわかる、アレのパロディです(笑)すいません。

子供のころ、アレを初めて見たとき、あまりのかっこよさに脳天を直撃されましたね。ええ。奥の燃える1トンハーフも、初めてみる車両で「何これ?タミヤのキットにはないよ?」とウロったのを覚えてます。そういえば、タミヤさんまだ1トンハーフ出さないですね。いいアイテムだと思うんですけどね。個人的には装甲キャビンのPAK38積んだやつがいいなあ、、。

箱が出来たら、パーツの組み合わせを間違えないように注意しながら袋に入れて、箱に収めていきます。
プチプチやビニール袋は百均ショップで買ってます。いやほんと、百均さまさまです。このくらいの作業がなんか余裕もできてきて楽しいですね。メーカーさんの気分です。

インストは、去年のとちょっと変えたかったのですが、時間の関係で同じものになりました。頑張って作ったので、もう一年くらいひっぱりたかった、というのもありますが(笑)本体は、昨年のが砲塔の軸がちょっとぎこちなかったので、スムーズに回転するよう改良しています。そのほかは同じです。

ずらっと並ぶとお店やさんみたいで楽しいです。

これを見ると生産の苦労も吹っ飛びます。ずっと全部手元に置いておきたいのですが、そうはいかないのが辛いところですね(笑)原価がなにぶん高いので、4000円以上のカンパをいただいた方のみにお渡しするグッズとなっております。何卒ご了承ください(ちなみに缶バッジとポストカードセットは、昨年は300円以上と500円以上の2コースでした。今年もそれくらいになると思います。それぞれ、経費を除いた純利益は全額、AFVの会の運営費にさせていただいております。)

というわけで、今年も何とかなりました。20個生産できました。

会場では、開場後ブースの準備が整い次第、頒布をスタートします。微力ながら会場の雰囲気を盛り上げるためのグッズでもありますので、予約や取り置きなどはせず、先着順となります。何卒ご了承ください。とはいっても、余計な心配かもですね(笑)

中四国AFVの会の、開場時間や参加費などの詳細は公式HPをご参照ください。
http://afv.run.buttobi.net/
AFVモデルが好きな方なら、どなたでも大歓迎です。ぜひおいでください。

こちらが拙ブログの去年の報告の回です。参考にどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/c3a0dacb51009006978c98284232c911"

それでは。参加予定のみなさま、道中何卒お気をつけてお越しください!

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「陸自戦車をつくる!」に作品が掲載されました。

2016年02月26日 | 模型の話題
2月22日に発売された「ミリタリーミニチュア ジオラマ 陸自戦車をつくる!」(イカロス出版・土居雅博氏監修)に、私の製作したジオラマも掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。

ここ最近、かなり充実してきた自衛隊車両キットの魅力を、作例や実車解説などいろいろな角度から紹介する内容で、非常に見ごたえのあるムックとなっています。
こちらが目次
作例は土居氏やルシアーノ・ロドリゲス氏はじめ錚々たるメンバーによるもので、私は末席を汚しているような格好です(汗)

実車資料は、74・90・10式戦車や73式小型トラックなどの写真や元機甲一佐・葛原和三氏による回顧録などで構成され、非常に参考になります。61式にさまざまな迷彩を施し、効果を研究していたという、葛原氏の記事「迷彩事始め」は、カラー写真多数で非常に興味深く、かなり貴重なのではないでしょうか。
ファインモールドの鈴木邦宏社長のインタビューも、他ではあまり語られていない陸自車両キットの開発に焦点を当てた内容で、読み応えがありました。

私が担当したのはM4シャーマン・イージーエイトです。詳しくは本を御覧になってください。陸自のイージーエイトは、日の丸がほんとかっこいいですねえ!シャーマンの中でも、イージーエイトは特にいいですね。「戦車らしい戦車」という感じがします。アスカモデルのキットは、とても精密でかつ組み立ても楽しい、いいキットでした。でもまあ、旧軍モデラーからすると、シャーマンは本来はにっくき敵戦車なのですが、日の丸を付けた以上は頼もしく心強い味方なのであります(笑) ああ、戦争中にこれがあれば、、、(あれ?)
ジオラマは「朝鮮戦争が長期化してソ連が介入、日本に上陸したら、、」という架空のシチュエーションです。まあ、ほぼありえないシナリオですが、模型の楽しみ方の一つとしてこういうのもアリかな、と思って製作させていただきました。とはいえ、本の中ではごく1部のページ(吉成卓也氏の作品(これも凄いです!)との合同のカラー2Pと、モノクロ6P)ですので、その旨ご了承下さい。なんであれ、私のはとりあえず置いといて(笑)どのページもほんと見ごたえがありますので、陸自車両に興味のある方にはぜひご覧になっていただければと思います。

あと、今回のような日本本土を舞台にした架空のジオラマを、61式を主役にして作りたいなあと妄想しています。できるだけ近いうちに着手したいですね、、。

※冒頭の私のジオラマと、イージーエイト単体の写真は個人的に撮ったものです。誌面には載っていません。

さて今月に入ってからは、4月17日(日)に、福山市市民参画センターで開催されます「第16回中四国AFVの会」に向けての準備を進めてます。パンフに載せるせんしゃん(公式マスコット)の4コマ漫画とか、缶バッジのデザインとかを始めてます。下書きなので、もちろん変更とか没とかガンガンありますので、ご了承ください。特にお姉ちゃんの絵は、ちょっとアレすぎるのでナニかなあ、、。なんであれ、こういうのって、一気には出来ないのでじわじわやり始めないとダメなんですよね、、。あ、公式HP http://afv.run.buttobi.net/にせんしゃん漫画が載ってるので、興味のある方はぜひご覧ください。でも、怒らないでください(笑)

というわけで最近は模型を触らずに絵ばっかり描いてます。四コマ漫画などをコリコリ描いているのですが、やっぱりペンとインクで絵を描くのは楽しいですね。普段は鉛筆画に水彩なのですが、久しぶりにペンに水彩をやってみました。もちろん、どこに行くあてもない絵です。AFVの会の絵をやってるついでについ描いてしまっているという(笑)

これは南部式小型自動拳銃です。俗にいうベビーナンブですね。描くために資料を見ていて初めて知ったのですが、軍内では当時の書類上では基本的に「自働拳銃」と表記していたようです。うーん、知らなかった、、。でも、「自動」となってる書類もありますので、どっちでもよかったんでしょうね。戦前はどうもその辺はわりと適当だったみたいです。夏目漱石も当て字とかばんばん使ってますもんね、、。

南部式拳銃は、日本軍銃器の中でもかなり秀逸なデザインの一つですね。もちろん、大好きです(笑) 制式兵器ではなくて、一般に販売されていたもので、自費で拳銃を調達しなければならなかった将校らが買っていたようです。とはいえ、国産ながら非常に凝った造りの拳銃だったので高価だったらしく、多くの将校は比較的安価だった輸入品のコルトM1903やブローニングM1910などを購入していたようです。

南部式小型は海外に渡航する邦人も護身用に買っていたそうです。安価な輸入品があるのに、民間人がわざわざ高価な国産拳銃を買うかなあ、、と疑問に思ってたのですが、以前、戦中のヨーロッパに派遣された新聞記者の回顧録を読んだ際「護身用の7ミリ口径の拳銃を持って云々」という記述がありましたので、ほんとに買われてたようです(日本人が手にする可能性のある、口径7ミリの拳銃は恐らくこれが唯一なので間違いないかと、、)。

あと、手持ちのライカⅢcを描きました。
こないだ、10数年ほど前にレンズとファインダーを一度だけ買ったクラシックカメラ店からダイレクトメールが来ました。これまで一度も送られてきたことがなかったので、不思議に思ったのでした。でも、よくよく考えると、デジカメ全盛の今は、八方手を尽くしたいくらい大変なんだろうなあ、、、と思い至ったわけです。とても敷居の低い親切なお店だったので、なんとも複雑な気持ちです、、。

そういえば、私ももう銀鉛カメラはずっと使ってません。ライカは、外に出たときの撮影用として愛用していたのですが、その後当然ながらデジカメにあっさりその座を明け渡し、部屋の飾りになってたのでした。バルナックライカは、ほんと小さくて使いやすく、電池を使わないので愛用してたんですけどね、、。ダイレクトメールをもらって、そういえば、、と、いじってたら描きたくなったというわけです(笑)

ライカ、というと高価なイメージがありますが、それはいわゆるM型ライカのことで、これはもう車が買えるくらいの値段です。バルナックはそうでもないです。でも、私はバルナックが好きなんですね。これを持ってまた外に何か撮りにいこうかなあ、と思いました。

私のⅢcは戦前のもので、1936年ごろの製造です。それでも普通に使えるのって、ドイツってほんと凄い!と思います。「チャキッ!」というシャッター音がたまりません、、。ほんとは、ドイツ空軍用のルフトヴァッフェライカが欲しいんですけど、それこそ外車が買えるくらいの値段かも、、。で、私はドイツ軍用のに準じたのが欲しくて、戦前型のⅢcをわざわざ探して買ったのでした(笑)

というわけで、模型はちょっと停滞気味です。中四国AFVの会に出品できるかどうか、微妙な感じですね、、。頑張りたいと思います。

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