弘前から桜の便りが届きました。
初女さんがいらっしゃる頃は
春の連休に森のイスキアがオープン
していたので、この時期になると
イスキアが恋しくなります。
弘前の桜を見てから森のイスキアに
行った時は、あんまり遅くなって
スタッフに叱られてしまいました。
イスキアには、雪が残ってました。
今となっては、どれも懐かしい
思い出です。
初女さんにおねだりして、おはぎを
作ってもらったこともありました。
美味しかったな~
森のイスキアを思うと、初女さんの
お料理が次々浮かんできます。
食べ物の記憶って、何年経っても
消えないものですね。
初女さんの調理する姿は、初女さんの
生き方そのものでした。
「心を尽くすことは、手を掛けること
手を掛けることは時間を掛けること」
初女さんのこの言葉が初女さんの
お料理と共に忘れられません…
毎日調理をするたびに
たいへん深いものを感じます。
味をみて足したり引いたりして
調合するのは科学だし、
煮方、切り方は物理。
食材をいのちとしてとらえることは
哲学にも通じます。
勉強ばかりが学びに思いますけれど
生活すべてが学びです。
どなたにも
生きている限りできること。
ひとつのことを一心にやっていると
やるべきこと、学びたいことが
次々湧いてきて
いくつになっても興味がつきません。
生涯学び続けていきたいですね。