~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

墨人京都展

2017-12-17 17:31:44 | 日記

録画していた「日曜美術館」のゴッホを観たら

ゴッホは絵を独学で学んでいたそうで、先生も

いないので、ひたすら模写をしていたと…

ミレーなどの絵をよく模写していたそうです。

あれだけ独創的な絵を描くゴッホの絵の原点に

模写があったとは…

「書」も、やっぱり臨書だよな~と思い

午後から臨書を始めるが、書けども書けども

書けないのです。

大きなため息とともに、今日の臨書は

終わりました。

19日から京都みやこめっせで開催される、

墨人展に作品を出しました~

今回は「足」を書きました。

書く度に落ち込みますが、出すことで始まることも

あるからと思って、公募しました。

23日は先生方の超大文字のパフォーマンスが

あります。(3時ぐらいから)

私も行こうと思っています。

京都近郊の方、時間がありましたら

いらして下さい~

すごい迫力ですよ!

 12月19日~24日(9:00~17:00)

 京都勧業会館みやこめっせ

 

2017年 展覧会案内

 









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初女さんの手

2017-12-16 22:25:06 | 日記

悩みや苦しみに埋没しないためには、どうしたら

いいか…

初女さんは、苦しい時には手を動かすことを

するって言われてました。

お料理でも、そういう時は手の込んだ料理を

作ると…

『苦しみから這い出すときは、自分の好きなことに

挑戦して気分転換し、少しづつ忘れていくように

します。

苦しみを否定せずに、自分のこころを真っ直ぐに

見つめます。そして私の場合、好きな染色や

料理などして、苦しみの中に埋没してしまわない

ように努めています。

手を動かすことによって、こころが落ち着きます

疲れも消えていくのです。 (佐藤 初女)』

初女さんのこの言葉を読んで、被災地で

女の人たちが手仕事をしてたことが分かりました。

手は働き者です。

その手を動かしていると、辛いことが頭から

消えていく…

心が落ち着く…

手ってすごいな~

初女さんは「私、手が大きいから」と、

ちょっと恥ずかしそうに言われていました。

働き者の手だもの、初女さんの手は

足もまた、働き者の足でした。

足裏のマッサージを何度かさせてもらいましたが

歩いて歩いて、歩いてきた足でした。

初女さんの足を触りながら涙が溢れてしまい

ました。

人間は、手や足を使うことで心を元気にして

いくのですね。

手仕事って言葉、好きだな~

目を閉じると、初女さんの手が浮かんできます…



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誰が迎えに来るの

2017-12-14 23:55:44 | 日記

友人が、夫が亡くなる前に、「母ちゃん」って

言ったのよ。

きっとお母さんが迎えに来たのよね。

初女さんは、息子さんの芳信さんかしらね。

亡くなる時って、必ず誰かが迎いに来るそうよ

と、言うので

「私の父が意識な無くなった時

お父さん、創(つくる)が来たでしょ!」と

言ったらハッキリと頷いたのと話した時

ふと、創が亡くなる時には誰が来たんだろと

思いました。

母である私は生きているし、おじいちゃん

おばあちゃんも健在だったし…

神さまが来てくれたのかしら、あんなに安らかな

顔は見たことがなかったもの…

親より先に召される子どもは、誰が迎えに来て

くれるのでしょうか…

誰か教えて下さい。



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初女さんの丁寧に生きる

2017-12-13 19:10:45 | 日記

田口ランディさんのツイッターに

『思考というものは悪循環で誤作動を起こす

自分の思考に自家中毒状態になると、自我を

殺したくて間違って体を殺してしまったりする。』

と書いてありました。

本当に、思考というものは悪循環に入り込むと

そこから抜け出せなくなり、誤作動を

起こします。

大体、大脳は頼りに出来るほど賢くないし

大脳が自分だなんて思わない方がいいと、

私は思っています。

何しろ、子どもを亡くすという私の人生の

一番大変な時に、大脳はなんの力にも

ならなかったのですから…

思考の悪循環に陥ったら、日々の暮らしに

心を傾け、丁寧に生きることだと思います。

これは、初女さんが言葉ではなく行動で

教えてくれたことです。

頭であれこれ考えても、大したことは

考えられないし、不安は増大するばかりで

いいことはありません。

初女さんは、丁寧に丁寧に生きた方です。

「今を真実に生きていれば、道は示されます」

初女さんのこの言葉が、私は大好きなのですが

初女さんは、このことを確固たるものとして

持ち続けていた方だと思います。

苦しい時、悲しい時、辛い時

いつもより、ちょっと丁寧に日々の暮らしを

おくろうと行動すると、思っていなかった

力が出てきます。

寒さが厳しくなると、初女さんの凛とした

姿が心に浮かんできます。

「丁寧に生きる、唯それだけよ。」と、言われて

いる気がするのです。



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「褒め道」行きます!

2017-12-12 23:07:24 | 日記

昨日は、クリスマス会のお食事会でした。

福祉バスに乗って横浜のみなとみらいに行きました。

最新のバスで、車いすが5台固定出来てしまうのです。

私が幹事だったので、バスの中で「褒め道」を

やりました。

「褒め道」は田口ランディさんに教えてもらった

ものです。

相手のことを褒めまくるのです。それだけです。

ランディさんたちとの打ち上げでは、恒例になって

いて、最初は褒められることに慣れてないので

気恥ずかしかったのですが、人間いくつになっても

褒められると嬉しいもので、結構やみ付きになって

います。

昨日は、お母さん達に我が子を褒めてもらいました

「〇〇子の褒め道行きます!」と体育会系ののりで

始めてもらいました。

私が「1つなんてケチなこと言わないで、

沢山褒めてくださいね」と言ったので、

メモして書き出して発表するお母さんもいました。

「うちの子は好き嫌いがありません」と何人もの

お母さんが言っているのを聞いて、心がぽっと

温かくなりました。

20歳を過ぎている子供が、好き嫌いがなくて

何でも食べてくれることが、親にとって

褒めたくなる嬉しいことだから!

「テレビ番組を教えてくれる」と、褒めていた

お母さんもいました。

普段は意識しないことも、「褒め道」をやって

みると、当たり前だと思っていた細やかなことも

きらきら輝き出してくるのです。

褒められた方は、やっぱり嬉しいし…

本当に短い時間なのに、親子の関係やお家での

様子が、伝わって来ました。

この「褒め道」はすごいです!

子どもの、気になるところは次々出て来るのに

褒めるとこって、なかなか見つからないもの

なんですよね~

この「褒め道」をひろめていきたいなって

密かに思っている私です。

「褒め道」行きます!

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木枯らしが吹く夜~星野道夫の世界に

2017-12-11 17:54:41 | 日記

夕方から木枯らしを思わせる風が吹いていました。

家に帰り窓を開けると、冷たい風が吹き抜け

ふと床を見ると、亡くなった息子の写真が落ちて

いました。

唯それだけのことなのに、落ちた写真を手にしたら

涙が溢れて止まらなくなりました。

自分の中に眠っていた悲しみに驚きました。

「何年経っても悲しいものね」と言われた

初女さんのことが思い出されました。

子どもを亡くすとは、こういうことなんだ…と

こんなに経って知らされた気がしました。

こういう悲しみに包まれる時は、

星野道夫さんの世界が恋しくなるのです。

なぜでしょう

星野さんも深い悲しみを知っている方だからで

しょうか…

  『誰もが、それぞれの老いに、

   いつか出会ってゆく

   それは、しんとした冬の夜、

   誰かがドアをたたくように

   訪れるものなのだろうか。』


  『あらゆる生命が、

   ゆっくりと生まれ変わりながら

   終わりのない旅をしている。

         星野 道夫 』

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「逆さに吊るされた男」とノーベル文学賞イシグロさん

2017-12-09 21:50:09 | 日記

田口ランディさんの『逆さに吊るされた男』を

心に引っかかった個所がありました。

この小説は、オウム真理教の地下鉄サリン事件を

題材にしたもので、ランディさんとサリン事件の

死刑囚との実際の交流がもとになり書かれている

ものなのですが、その中で板橋興宗禅師が

「反省とは事件のことを忘れてしまうことだ」と

おっしゃっているのです。

『「申し訳ないことをしてしまった」

「あの忌まわしい出来事を二度と起こさない

ように』と、意識を向けるほど、その忌まわしい

過去をいまここに再現してしまう。

意識を向けるたびに、人間は、意識したものを

創造してしまう。それがどんなに最悪であっても

意識を向けた瞬間、心の中でもう一度、

最悪を経験することになる。

だから「忘れてしまえ」と禅師はおっしゃった。』

と、書いてありました。

私たちは、過ちを繰り返さないために

忘れてはいけないと、思っています。

その真逆のことを、板橋禅師は言われて

いるので、この個所は読み終わった後も

まるで宿題のように私の心に残っていました。

今日、新聞でノーベル文学賞受賞した

イシグロさんの講演要旨が載っていたので

読んでみると、禅師の言葉が蘇って来たのです。

『99年10月、ポーランドにあるナチス収容所跡を

訪ね、考えました。

何を記憶すべきで、いつ忘れて先へ進めばいいのか。

国家としての記憶は何か。

忘れることでしか暴力の連鎖は止められないの

ではないか。

危険なまでに断絶が深まっている今こそ、

お互いの声を聞かねばなりません。

よいものを書き、よいものを読むことで、

私たちを隔てる壁を打ち壊すことができるのです。』

これを読んで、「忘れる」ということの意味を

問われている気がしました。

ハワイに伝わる「ホ・オホノ・ポノ」は

人が思うように生きることができないのは、

潜在意識の中にある記憶が原因だと考え

辛い記憶はトラウマに、良い記憶は執着になって

正しい判断をする妨げになっているので、

記憶を手放しゼロになる必要がある

ゼロの状態は、仏教の「空」に通じる。

ゼロの状態になることで、知らないうちに

身につけてしまった先入観、思い込み、固執する心

などの記憶を消去すると、初めてあなたが

持っている能力を発揮できると言っています。

「記憶を手放す」「記憶を忘れる」

このことが、何かとても重要なことのように

思われます。

もう少し、自分の中で発酵させてみないと…




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初女さんの水加減

2017-12-08 22:50:44 | 日記

「なーんて便利なんだ」という言葉が思わず口から

こぼれてしまいました。

というのは、先日のラジオ深夜便がパソコンで

聴くことが出来ると分かったからです。

ラジオもテレビみたいに録画出来たらと思って

いたので、嬉しくなりました。

ランディさんの語る初女さんを聴きそびれた方は

どうぞ、こちらで聴いて下さい。

聴くと、森のイスキアに行きたくなり

初女さんに会いたくなってしまいますが…

今日もおむすびを結びました。

ふと、ご飯って不思議だなって思いました。

一生食べても飽きない食べものって

凄いな~って、つくづく思いました。

毎日炊くのに、同じようには炊けない

お米という、いのちあるものを感じます。

初女さんが朝早く炊くとね、すごくよく炊けるの

まだ、他が電気を使ってないからかしら?と

言われていたことがありました。

電気のシステムはわかりませんが、

初女さんほどの方でも、お米を炊くのに

色々考え試されているんだなと、感心したことが

あります。

私も、何度初女さんに「直さん、おむすびは

ご飯の炊き方が一番なのよ」と言われたか

わかりません。

おむすびは、シンプルだから難しいと…

私は、シンプルだから簡単だと思っていました。

初女さんが、おむすび講習会をやり始めた頃は、

おむすびを習うなんてと、言われたそうです。

「美味しいおむすび」を作るという初女さんの

地道な歩みが、皆が1度は食べてみたいという

初女さんのおむすびになって行ったのですね。

ラジオ深夜便でランディさんも言ってましたが

お米の水加減を見る初女さんの真剣な姿は

息をのむほどでした。

ほんの少し足したり引いたりする水の量が

どうしてわかるのか…

お米の心にならないと、とてもわからないと

思いました。

初女さんは、経験しかないのよと、言われて

いましたが…

美味しいご飯を炊きたいと、毎日思って

いるのですが、まだまだです。

 『お米のひと粒ひと粒も、生きている「命」です

  その日、その日によってお米の状態も

  違いますから。

  ご飯が出来上がるまでの工程ひとつひとつを

  慈しみ育むように大切に扱っています。

  洗う時も、両手でサラサラと軽く

  すりあわせます。

  水加減んも、手で量ったり炊飯器の目盛りを

  使ったりはしません。

  その時のお米に合わせて決めるようにして

  います。

  言葉ではちょっと説明できない微妙なところ

  なんです。

  経験を重ねて覚えることでしょうね。

                佐藤 初女』






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初女さんの娘と息子よ

2017-12-06 15:00:48 | 日記

ランディさんの出演される「ラジオ深夜便」を

聴くために、朝4時に目覚ましを掛けて寝たら、

起きる直前でしょうか夢をみました。

私が、「ラジオ深夜便」が始まるからと、

ラジオをつけると、なぜかテレビに

森のイスキアが映し出され、初女さんがいるのです。

私は「な~んだ、テレビでやるなら録画を

しておけば4時になんか起きなくてよかったのに」

と、ぶつぶつ言っていたらいつの間にか自分も

イスキアのお茶の間にいて、誰かが壁にある

地図を指さし、初女さんに「あれが、おにぎり島

ですか?」と聞いているのです。

すると初女さんが「あれは違うの、カキザキ島よ

おむすび島はこっち」と言わたのです。

そして、お茶の間に座って皆さんのお話に

耳を傾けているの、私はそんな初女さんの背中に

頭をつけて寄りかかっているのです。

初女さんの背中の骨を感じて「痩せたな~」って

呟いていたら、目覚ましが鳴り夢が終わりました。

不思議な夢でしたが、イスキアは賑やかで

初女さんがいらしたときのようでした。

イスキアを感じながら、ランディさんのお話を

聴いたら、イスキアの台所が電気釜が、お茶碗が

鐘が…すべてが目の前に立ち上がってきました。

そして、初女さんとのあの日あの時が

鮮やかに蘇って来たのです。

アナウンサーの方が、もう3回忌ですねと

言われた時、ランディさんがひどく驚いていました。

実は、私も本当にびっくりしたのです。

何だか、初女さんとお別れした日から、

遥かな時が過ぎているような気がしていて、

3回忌がこれから巡って来るなんてことは、

自分の中でスコンと抜けていたのです。

きっと、ランディさんのあの驚きも同じだったの

ではないかしら…

初女さんが亡くなってから、何年も経っている

気がするのに、初女さんの存在はとても身近に

感じているのです。

不思議です…

ランディさんのお話を聴きながら、

包装紙1枚にも、大切にされる初女さんを

思い出しました。

きれいに畳んでしまっていましたよね~

調理する姿だけでなく、どこを切り取っても

初女さんの生き方が見えてきました。

初女さんの手は、決してふくよかではなかった

けれど、あの手に包まれると苦しみも悲しみも

すべてを抱きしめてもらえたような気持に

なるのです。

握手だけで、泣かれる方がたくさんいらっしゃい

ました。(私もです)

ランディさんが、「初女さんのおむすびも

初女さんのことも、今度は私たちが伝えて

行かなくちゃ」と言われていて、

そうかずっと初女さんを追い求めていたけれど

伝えて行く時に来ているんだ…

初女さんは信じて待つ方でした。

私たちが動き出すのを信じて待ってくれて

いるのかしらと、朝の冷たい空気の中で

心が凛としました。

初女さん、ランディさんと一緒に頂いた糠みそ

私もダメにしちゃったけれど、やっと

美味しい糠漬けが漬けれるようになりました。

初女さんが最後に教えてくれたのは

ぬか漬けでしたものね。

生物多様性のこの地球で生きることを

糠漬けで教えて下さった初女さん

初女さんは、凄すぎるくらい凄いです!

今朝は、森のイスキアにいるような気持で

お米を洗い、炊きました。

初女さん、娘たちを見守っていて下さいね!

今はもう、みんな初女さんの娘と息子ですから…



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6日朝4時にラジオ深夜便を聴きます~

2017-12-05 09:39:17 | 日記

明日、12月6日朝4時に」田口ランディさんが

NHKラジオ深夜便で初女さんのことについて

お話します。

深夜便には、初女さんも出演されたことが

あるそうです。

深夜便は眠れない人の友のような存在なのかも

しれません。

不眠症には縁遠い私は、目覚ましに起こして

貰わなければ…

早朝の空気の中で聴く、ランディさんが語る

初女さん…

思い描くだけで心がふわっとしてきます。

人生において、先生と言える人に1人出会ったら

それは、とても幸せなことだと聞き、

私はずーっと師(先生)を求めていました。

初女さんとの出会いが、私の人生を本当に

深いものにしてくれました。

ランディさんに「直さんは、どうしてそんなに

初女さんが大好きなの?」と聞かれた時

迷わず「初女さんに出会ってなかったら

今の私はいないから」と答えていました。

でも、そういうランディさんも初女さんが

大好きなんですよね~

好きな人のことを話す時って、それだけで幸せ

だから聴いている方も幸せに包まれるんじゃ

ないかな…

朝からランディさんが、幸せのお福分けを

届けてくれるような気がします。

ラジオからの声にそっと耳を傾けてみよう…

初女さんは早起きだったから、きっと一緒に

聴いているかも~



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