~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

嬉しい朝

2010-08-20 23:15:59 | 日記
今朝、パソコンをひらくと嬉しい嬉しいメールが届いていました。
なんと、ロサンゼルスからでした。
ロサンゼルスに暮らして35年という、その方はNHK WORLD
という番組で初女さんを初めて知り感動したと、そして森のこもれび
のホームページの最初にある、私と初女先生の出会いに深く共感して
下さり、遠くロサンゼルスからメールを下さったのです。
私は、パソコンに疎くインターネットが世界中で見られると
知らなかったので、驚いてしまいました。
でも、なぜかご縁を感じたのは、私が初めて出した手紙に、先生が
ロサンゼルスに行く前日の夜中に、返事を書いて下さったからです。
初女先生の「動の祈り」は、まるでインターネットのように、世界中の
人に届くのだと思いました。
本当に思いは時空を超えて届くのだと、嬉しくなりました。
そして、「母の心」は誰の心も響かせるということ…
初女先生のことを、もっともっと知らせたい!と思いました。

     ひとつぶひとつぶ生きていて
     
     ひとつにむすばれた おむすび

                    晴佐久 昌英
    
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温かい思いに包まれて…

2010-08-19 18:50:08 | 日記
ブログを書こうとパソコンを開いて見たら、スタッフの方が先日の
講演会の感想を載せてくれていました。
読み返してみると、あの日の感動が立ち上がってきました。
会場の抽選にはずれ、平日の昼間という時間帯になってしまいました
が、立ち見がでたらどうしようと心配になるほど沢山の人が来て下さい
ました。
大勢なのに、なぜか皆繋がっているんだなーと思えるものが、確かに
ありました。
イスキアのあの大きな丸いちゃぶ台が、会場にあり初女先生を真ん中
にして、みんなで丸くなって先生のお話を聞いているような、そんな
温かい雰囲気が流れていました。
初女先生のお言葉は、頭ではなく魂に入り心に寄り添ってくれるようで
誰もが、母の心に包まれていました。
私はあの時、今ここがイスキアであり、 今ここが天国でした。
こうして、みなさんの感想を読むと、あの時の温かさに包まれる
ようです。
この出会いに感謝一杯です!
「出あいは未来をひらく」この言葉を心に刻んで歩いて行きたい!と
思いました。



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人に起こることは…

2010-08-18 20:27:00 | 日記
新聞に、東京理科大のワンダーフォーゲル部の4人が増水した沢に
流され、3人が亡くなったという記事がでてました。
大学受験を終え、青春を謳歌していたその時に、こんなにも突然死が
訪れてしまうとは…
初女先生は、人に起こることは自分に起こると言われていましたが、
子供を亡くした時、なんで?どうして私にこんなことが起こるの?
こんなことが起こるはずがないのに…と何度思ったことか…
この、大学生の家族もきっと混乱と悲しみの中で、なんで?を
繰り返しているのではないだろうか…
一人助かった大学生は、相当の精神的ショックを受けていると
書いてありました。
ふと、山で遭難し仲間2人を亡くした片山右京さんを思い出しました。
あの時の片山右京さんの憔悴しきった顔は、今でもはっきり私の
脳裏に残っています。
すべての活動を停止していた右京さんが活動を再開したと、聞いた
時には、本当に嬉しくなりました。
自分一人が生き残った右京さんは、そのことの意味と向き合い、
亡くなった二人の生を死を、自分の中で生かしていこうと思われた
のではないでしょうか。
うちの息子は大学受験の真っただ中です。
付属校だから、そのまま大学に進めるのに、受験すると言ってます。
お兄ちゃんの行けなかった大学へ自分は行くという思いが
あるようで、弱い自分と向き合いながら頑張っています。
人はどこかで、亡くなった人の生を死を自分の中で生かそうとして、
いるように思えます。
生き残った大学生が、時間をかけて生かされた意味と向き合い
立ち上がり歩きだしてくれることを、祈らずにはいられませんでした。
人に起こることは、自分にも起こる。と思うと他人事というのは
一つもないような気がしてきます。
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思うようにならない面白さ

2010-08-17 21:54:06 | 日記
明日で私の夏休みも終わり。
今日は朝から「書」三昧の一日でした。
小中学校とお習字が大嫌いだった私が、いい年して書を始めたことに
主人も子供も呆れてます。
きっかけは、体育館で書いた大きな字でした。
持ったことも無い大きな筆で、「光」と言う字をかいたのですが
筆が動いてくれず、まったく思ったように書けなかったのです。
普通なら「やーめた!」となるところでしょうが、私はこの思うように
ならない面白さに取りつかれたのです。
そして、習字ではなく「書」を習い出したのです。
普段は、中国の古い書の臨書ですが、年何回かはホールを借りて、
大きな筆で作品を書きます。
今日はその大きな作品を書く日でした。
さあ、書くぞと筆を持ち一回書いたら、筆が全く働いてくれず
途方にくれてしまい、紙の上に立ちつくしてしまいました。
「石」と言う字をかいたのですが、一画目で筆に拒否されてる感覚に
なってしまい、気持ちがしぼんでいくのを止められませんでした。
いつまで立ち尽くしていても、何も生まれないので思いきって
動いてみました。すると筆の感触が少し違ってきたのです。
相変わらず、少しも思うようにいかないのですが、そのことも
最初に「書」に出会った時のように、面白くなった時に先生が
「山崎さん、いい作品ができたじゃない!」と言って下さったのです。
先生曰く「これは、溶岩のような石ね。」と…
言われてみれば、本当に溶岩という感じの「石」です。
もう一度この感じで書きたいと思ったが、もう力尽きて書けませんでした。
今日は、思うようにならない面白さと向き合った一日でした。
気がつくと、足の裏が真っ黒…
生きていると、思うようになることの方が少ないかも知れません。
でも、その時イライラするのでなく、思うようにならないことを
楽しめてしまったら、人生がもっと楽しく生き生きしてくるかも
しれないと、溶岩のような「石」の字を見て思いました。
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あれから一カ月

2010-08-16 20:44:12 | 日記
今日で、初女先生の講演会から一カ月がたちました。
早いような、遅いような…
でも、思い出す度に温かいあの雰囲気が私を包んでくれるようです。
逗子の講演会をやった時に、これが最初で最後と思っていましたが
2回目をやって本当によかったと思いました。
逗子の時に、初女先生が「随分、身内を亡くした方が来られていたね」
と、言われていましたが、今回その時辛い思いを抱えていた方が、
何人も元気になりましたと、横浜の講演会に来て下さいました。
初女先生が、講演会が継続されることを喜ばれるというのは、
こういう事なんだな。と思いました。
早くも3回目をやって下さい。というお声も頂いてます。
今日は、一日かけてスタッフの皆さんやお世話になった方々にお礼の
手紙を書きました。
そして最後に、初女先生にファックスをしました。
初女先生に出会った人達が、元気になって今ここを生き、そして
その人なりのイスキアを始めようとしています。
私は、そういう幸せのお福分けを頂いています。
本当に「出会いは未来をひらく」ですね。初女先生!
先生、元気で元気でいて下さいね!
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終戦と敗戦

2010-08-15 19:30:22 | 日記
今日は8月15日。
終戦記念日です。
私の父は、決して終戦とは言わず、常に敗戦と言っていました。
初女先生も、父と同じで必ず「敗戦から… 」と言われます。
終戦と敗戦で、何が違うの?と言われるかもしれませんが、
そこにはやはり、この戦争は終わったのではない、数えきれないほど
の尊い命を犠牲にして負けたのだ!と言う思いを感じます。
NHKでは、8月15日を前に戦争を検証するような番組が、連続で
放送されていました。
私と息子は、何日か一緒に観ていました。
そのうちの一つが、当時最新兵器として作られた風船爆弾のことでした。
偏西風にのせ、風船に爆弾をつけてアメリカを攻撃しようと
作られたのが風船爆弾で、勤労動員された女子高生はこれで米国を
倒せると信じ一生懸命作っていたと言います。
そして、戦後この風船爆弾で兵士ではなく子ども達と若い母親が
亡くなったと知り、その仕事に従事していたことが、その後の人生に
おいて、更なる心の重みとなったと言っていました。
その人は、何があっても戦争はしてはいけないと、今当時の事を語り
伝えようとしていました。
風船爆弾のことを「バカじゃないの、こんなもので…」と言っていた
息子も、番組が終わった時「教育って怖いなー」とボソッと言って
いました。
 かつて「戦争を知らない子供たち」を高らかに歌っていた私も
戦争を学び、伝える側にならなければいけないと、思いました。
「敗戦」という言葉に込められた思いを、忘れてはいけないと…
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新しい朝を迎えて

2010-08-11 06:21:10 | 日記
新しい朝を迎えました。
これを復活と言われた内村鑑三氏のことが、思い出されます。
さあ、新盆のお迎えに行きましょう!

新しい朝に、初女先生の尊敬する晴佐久(はれさく)神父様の
お言葉を胸に…

きょうと言う日を贈られて  毎日が誕生日

いま  目覚めたこの朝が 新しい人生のはじまり

抱きしめたくて  あなたを生んだ

いくつになっても  神様の子ども

失ったのではない  お返しいのだ

青空に浮かんでは 消える雲  すべてのことには わけがある

わたしが変われば  世界が変わる

                   晴佐久 昌英
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もうすぐ新盆

2010-08-10 20:49:00 | 日記
今年は主人の父の新盆です。
去年の夏はいた義父が、今はいない…
離れていたせいか、いないという実感がどこか薄いのですが、お盆が
近ずくと、あーいないんだ!と義父のいないことが現実味を帯びて
寂しさに重なります。
明日は、無人になった主人の家を掃除して親戚をお迎えする準備です。
先日買った山折哲雄の本に「人間なら、生きていくうえで誰でも「死」
による別れを経験します。
むろん、誰もがいつかは死んでいきます。
人間の死亡率は100%。
みじんも誤差はありません。」と書いてありました。
当たり前のことなのに、文字で書かれるとハッとさせられるものが
あります。
そう、死ほど平等なものはないんですよね。
それなのに、どこか自分とは無関係のような気がしてしまう…
だから、こうやって生きていけるのかなー
後数カ月と言われていた義父が、本人は知らなかったのですが、
電話で「あんがい短いかもしれない」と言ったことが、今頃にになって
に思い出されます。

新聞日航ジャンボ機の墜落から25年ということで、墜落の寸前に
書いた219文字の遺書が載っていました。
死の恐怖の中で、死を受け入れ「本当に今迄は幸せな人生だったと
感謝している」という言葉を残して逝かれた、この方の遺書を読み
人間の崇高さを感じました。
お盆を迎える時ぐらい、死亡率100%の死について考えて
みようかと思います。
明日は、山折哲雄の「わたしが死について語るなら」を持って行こう。
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心に降りてくる言葉

2010-08-09 23:28:41 | 日記
今日は、スタッフのみなさんと反省会というか、
分かち合いをしました。
改めて、私の知らない処でスタッフの皆さんが、心から動いて
下さっていたことを知り嬉しさと感謝がこみ上げてきました。
スタッフの中で、古くからの友達は1人だけ、後は数年前に知り合った
人や、去年の逗子の講演会から、、またある人は数カ月まえにご縁が
繋がった方です。
その方達が、本当に心を一つにして講演会に携わって下さったのです。
自分達は、先生のお話を聞けないのに…
改めて素晴らしいスタッフの皆さんに出会え、講演会が出来たことに
自分は何て幸せ者なのだろうと思いました。
そのスタッフの方から、メールを頂きました。
私は、お返事の言葉を繋ぐことが出来ない程、この方のお言葉が心に
深く降りてきました。
「子供を亡くしてから20年後、このような人達の輪に連ねさせて
もらえることは、誰の計画だったのか…
「全てのことには時がある」といわれていますが、子供のつけてくれた
道に感謝することばかりです。」
このお言葉を前にして、人は感謝なしでは生きていけないと思えました。
講演会をさせて頂けたことに
初女先生に
来て下さった皆さんに
そして、この素晴らしいスタッフの皆さんに、唯々感謝です。
本当に有難うございました!
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気づきのない一日に…

2010-08-08 23:25:36 | 日記
暑さに負けまいと思っていたのが、立秋という言葉を聞いたら
途端に、構えていた緊張が無くなり、今日はボーっとしてました。
何をしたのか振り返っても、これといって思い出せません。
そんな時、ふと初女先生の「私は昨日と今日とが同じであっては
いやなのです。どんな些細ななことでもいいから、昨日より今日、
一歩前進したいのです。」と言うお言葉が思い出されました。
今日は昨日より、後退してしまった一日でした。
7月16日の講演会の感想を先生に送る為に、Tさんと打ち込みを
しています。皆さんの感想に、自分の心も洗われて行くようです。
講演会に来て下さった皆さんが、今を生きることの大切さを
感じて下さったようです。
春にお母様を亡くされたかたが、「何が出来るかを考えながら講演会に
来ましたが、焦らず今日という日をしっかり食べ、生きることを
考えて行きます。」と書かれていました。
今を生きること、そして昨日と同じ今日であってはいけないと言う事
私は、何とももったいな一日を送ってしまった事か…
明日は、講演会の思いを分かち合おうとスタッフが集まります。
食べ物でも、思いでも分かち合う事っていいなー
今日はボーっとしてたけれど、そんな私を責めることなく新しい朝が
来るということ、でもこのことに甘んじて身を置いてしまうと、
何の気づきも無く一日が終わると言う事。
初女先生は、「一日一日新しい気持ちで迎え、その日を終える時は、
すべてやり終えたと思えるように、力を出し尽くします。
一生はその積み重ねです。」と言われています。
気づきのない一日に、初女先生のお言葉が身にしみます。
















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