~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

超厚型テレビ

2010-08-05 23:11:16 | 日記
うちのテレビは、超厚型です。
頼みもしないのに、スイッチを入れる度にアナログと表示される
ローカルなテレビです。
そのテレビに、意思があるのではと思う事があります。
スイッチを入れても、ついたりつかなかったり、テレビの気分しだい。
やっと映っても、突然消えるのです。
先日は、どこのチャンネルに回しても、画面は変わるのに、音声は全て
NHKがながれるという、奇怪な現象まで起きました。
そして昨日ついに、完全に画面が、黄色と緑になったのです。
私はこれを機会に、テレビのない生活もいいなーと思っているの
ですが、息子も主人も、一日でギブアップの様子。
 昔、テレビはこれ程生活に食い込んでいませんでした。
テレビを観る時間というのがあって、何かしながら観るのではなく、
皆がテレビの前にちゃんと座ってみたものでした。
その番組が終わると、まるで舞台の緞帳のように、テレビカバーの
幕を下ろし、テレビの時間は終わりました。
人の生活がテレビで振り回されることがなかったあの頃の方が、
今より秩序があったような気がします。
主人と息子は、今すぐにでもテレビを買おうと言っています。
私は、長い間使ったテレビが壊れたのだから、少しは喪に服したらと
思っています。
初女先生が、「私は、殆んどテレビを観ないの」と言って
タクシーの中にあったテレビを食い入るように観ていたことを
ふと、思い出しました。
我が家のテレビの喪は何日で明けるのだろう…
コメント
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