~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんの言葉~苦しんで苦しんで…

2019-04-12 21:34:46 | 日記

仕事から帰って来たら、Kさんから電話がかかって

来ました。

私の手紙が着き、返事を書いたところなのと…

手紙と電話のやり取りは、今ではアナログですが

やっぱりメールやラインとは違う、深さが

あるな~と再認識しています。

去年の12月にお嬢さんを亡くしたKさんと、

2001年に息子を亡くした私が、その思いを

語り合い、新たなる気づきを頂いています。

息子の死から18年になるのに、あの時の自分が

体に刻まれているかのように、覚えているのです。

苦しみ抜いたことも、壮絶な苦しみの中で

自分が何を思っていたかも…

Kさんが、「針の穴ほどの抜け道があれば、

人はそこから逃げるものだけれど、

私たちは、このどうにも逃げられない苦しみを

通らなければ、次の扉が開かないのだと思う」と

言うのです。

そうか、そうなのかと私は深く納得しました。

Kさんは兎に角、目の前のことを一生懸命

やることなんだねと…

それって、初女さんの生き方だよ!と言うと

初女さんは、分かっていたんだね!という

言葉が返ってきました。

そうか初女さんはそのお姿でどう生きるかを

示して下さっていたんだ…

 

『苦しいと思うほど、とことん苦しみます。

もうこれ以上できない、もう限界、というところの

どん底まで落ちるのです。

落ちるところまで落ちてしまうと、這い上がらな

ければ生きられないので、這い上がる努力を

します。

それが上に活きるという意味で「上活」と

いうのだそうです。

そこまで行かないと苦しみから抜けきれないの

ですね。

中途半端に妥協したりすると、一見解決

したように見えますが、実は本当の解決に

ならないで、残っています。

残っているとすっきりしません。 

                佐藤 初女』

『苦しいときはもっと苦しい仕事をします。

 苦しみの中身はかわりませんが

 苦しみの受けとめ方が変わってきます。

 苦しんで苦しんでどうしようもなくなったら

 あとはすべて神さまにおまかせに。

 今を真実に生きていれば、必ず道は示されます。

 試練を乗り越えるとは

 ひとつところにとどまらないことです。

                 佐藤 初女』


コメント (2)
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