~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

桜に想う

2019-04-03 22:55:25 | 日記

桜の花ほど人の心を映す花は無いと思います。

今年の桜は、なぜか淋しく感じるのは、私の心の

あり様なのでしょうか…

先日、母に桜を見せたら「随分白っぽいね」と

言ってました。

日本の桜が、少しエネルギーが無くなって

きているのでしょうか。

春は旅立ちの季節でもあります。

息子も昨日この家から旅立って行きました。

家から10分の職場なのに、1時間半かかる

市街に引っ越しました。

息子が居なくなると、自分がどんなに子離れ

出来ていなかったかが、よく分かりました。

これまでも、いないことは年中でしたし

毎日帰りも遅く、いつ帰ったのかも分からない

状態でしたが、今はそれと全く違い

家の中が何とも言えず淋しくなったのです。

子供は旅立って行くものだから、慣れなくては…

初女さんの講演会を手伝っていた息子を見て

初女さんが「自然によく育っているね~」と

言って下さったことが思い出されます。

母が施設に入り、息子が家を出て…

今年の桜は、どんな満開の桜を見ても

何だか淋しく、私には映ります。

『桜は散っていって、また来年に向かって

 いくんだよね。だから、「今年の桜は精一杯

 咲いていて、とにかく皆を楽しませているなあ」

 って嬉しく思うようになった。

 力の限りに咲き誇る桜を見ながら、ぼくも皆に

 楽しまれたり、喜ばれたりするような生き方を

 してみたいなあ、そんな生き方ができたら

 最高だなあ、なんて思ったんだ。

        酒井雄哉(一日一生より)』


コメント (2)
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