●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、2018年度「きぼう」利用フィジビリティスタディ(FS)テーマ及びマウスサンプルシェアテーマを募集

2018-08-07 19:33:52 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」船内環境の特徴を最大限に活用して、国の科学技術イノベーション政策への貢献や自由な発想に基づく独創的かつ先導的で国際的に高い水準の研究を推進するため、下記のとおりフィジビリティスタディ(FS)テーマを募集する。

 また、これまでにISS「きぼう」で実施されたマウス飼育実験での未解析組織等を対象として、「きぼう」利用の裾野拡大及び軌道上実験での未解析試料の有効活用を目的として、マウスサンプルシェアを行う研究提案を募集する。

【フィジビリティスタディ(FS)テーマ募集】
•国の戦略的研究募集区分:国の戦略的施策に沿った課題解決型の研究に貢献する「きぼう」利用研究提案募集
•一般募集区分:自由な発想に基づく独創的かつ先導的で、国際的に高い水準の成果が期待できる「きぼう」利用研究提案募集
 国の戦略的研究や科学技術の進展への「きぼう」利用成果の活用、及びそれを通じた産業や社会への貢献に対する見通し・ビジョン等のアウトカムを重視して選考。

【マウスサンプルシェアテーマ募集】
•マウスサンプルシェアテーマ募集区分:これまでのISS・「きぼう」で実施されたマウス飼育実験での未解析組織を対象とし、科学的な成果創出を目的に評価・解析を行う提案募集

<応募締め切り>

    2018年9月30日(日)(当日消印有効)

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●宇宙探査<新刊情報>●「The Real Mars 火星の素顔」(沼澤茂美、脇屋奈々代著/小学館)

2018-08-04 07:35:12 | ●宇宙探査<新刊情報>●
 
<新刊情報>

 

書名:The Real Mars 火星の素顔

著者:沼澤茂美、脇屋奈々代

発行:小学館 

 火星は、地球のすぐ外側にある太陽系第4惑星。19世紀末には文明を持つ生命体がいると考えられ、SF小説「宇宙戦争」では火星人の襲来が書かれたため、タコのような「火星人」のイメージができた。現在は、いくつもの探査機が火星の上空から詳細な画像を撮影し、探査車が地上の驚異的な画像を送ってきている。火星は、約2年2か月ごとに地球に接近する。2003年8月27日には地球との距離5576万kmの超大接近した。各地で観望会が開かれ、多くの人が参加した。2018年7月31日にも5759万kmの大接近を果たした。同書は「火星」を、地上から、火星の上空と地上からの詳細な観測画像で構成する「火星本」の決定版

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●宇宙探査●スペースウォーカー、“日本版スペースシャトル”の構想を発表

2018-08-01 19:43:55 | ロケット

 九州工業大学を母体としたスペースウォーカー(東京都港港区)は、“日本版スペースシャトル”の構想を発表した。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などから助言をもらい、2027年ごろの打ち上げを目指しており、実現すれば国内初の有人宇宙機になる。

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●宇宙探査●ISS日本実験棟「きぼう」で冷却水漏れ発生

2018-08-01 14:05:36 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「7月18日16時頃、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟『きぼう』熱制御システムのデータから、『きぼう』船内の冷却水系統からのリークが疑われる事象を確認した」と発表した。

 20日時点で、18日からの2日間で0.09リットルの漏れが起きていることを確認している(一日あたり0.05リットルのリーク)。

 発生時点からのリーク総量は約0.4リットルで、現在一日あたり0.025~0.030リットルのリーク量で安定している。

 宇宙飛行士による確認の結果、熱制御システムの一部である熱交換器出口の配管に水滴が付着していたため、リーク箇所は当該付近と推定している。現在、具体的な箇所の特定を進めており、特定次第、リーク箇所の補修を行う予定。

 この冷却水のリークによる他のシステム機器・実験機器への影響はなく、現在、計画どおり「きぼう」利用を進めている。

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