米航空宇宙局(NASA)は、火星探査機「InSight(インサイト)」のミッションが終了したと発表した。
インサイトは、2018年11月27日に火星のエリシウム平原に着陸し、着陸翌月の2018年12月に設置された火星地震計「SEIS(Seismic Experiment for Interior Structure)」は、2019年4月に史上初めて火星の地震(火震)を検出した。
SEISの観測データをもとに、火星のコア(核)が液体であることをはじめ、コアのサイズ、地殻の厚さなどが判明している。
インサイトは2022年12月15日を最後に交信が途絶えていた。