東京大学などが神岡鉱山(岐阜県)で建設している、重力波望遠鏡「KAGURA(かぐら)」は、現在、幅4m、高さ4m、長さ3㎞のトンネルを掘削中だが、2015年末までに実験装置が設置され、試験稼働が開始される。
さらに、2017年度以降は、微細な時空の変化も観測可能となる本格稼働に入る。
重力波は、宇宙で重い星が動いたときに発生するが、まだ観測されていない。
もし観測に成功するとノーベル賞級の成果と言われており、米国もKAGURAと同様な重力波望遠鏡を建設中で、これが完成すると日米間の観測競争が開始されることになる。