米エリジウム・スペースは、10月から低価格の宇宙葬サービスを開始する。
エリジウムの人工衛星は、大型の商用・科学衛星と共に打ち上げられ、これらの人工衛星の最初の高度次第で、数ヶ月から数年間、地球を周回することになっている。
打ち上げは、米国内の宇宙基地にて行われ、利用者には打ち上げの成功を示す証明書、並びに北米航空宇宙防衛軍(NORAD)によって割り当てられた、公式の人工衛星追跡用照合IDが提供される。
また、利用者は、同社のモバイルアプリにより、星々の間を駆け抜ける人工衛星の軌跡を辿ることができる。最終的には、人工衛星は地球の大気圏に再突入し、燃え尽きて最期を迎える。