アマチュア天文家の椛島冨士夫氏(佐賀県、74歳)と西山浩一氏(福岡県、76歳)が、新星の初発見から今年で、合計93個に達し、アマチュア天文家としては驚異的として世界の注目を浴びている。
二人は、直径40センチ天体望遠鏡、パソコン10台などを備えた私設天文台を佐賀県みやき町に設け、2007年から観測を続けている。
2008年の1年間に見つけた天の川銀河内の新星5個は世界タイ記録。2010年には50個を超え、この年に発見した新星が、1億電子ボルトのエネルギーをもつガンマ線が放射する新しいタイプの新星であることが明らかにされ、学術的にも大きな貢献をしている。
(日本人が発見した天の川銀河外の新星一覧<http://www.nao.ac.jp/new-info/nova-out.html>)