2018年7月14~22日に米国で開催された「COSPAR 2018」において、横浜国立大学大学院の矢野大志助教が「Zeldovich Medal」を受賞した。
この賞は、宇宙空間研究に顕著な貢献のあった若手研究者に対して、国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)とロシア科学アカデミー(Russian Academy of Sciences)から送られるもの。
矢野氏は、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」での微小重力環境を利用した表面張力流(マランゴニ対流)に関する実験に2009年より携わり、計測手法の改善により新たな流動構造を発見したことや、流れの遷移条件を明らかにするなど、研究に対する貢献が国際的に評価され、今回の受賞となった。