キヤノン電子は、 7 月 5 日打上げの Rocket Lab 社 Electron に搭載した同社製の超小型人工衛星 2 号機「CE-SAT-ⅠB」の軌道投入は、ロケットの不具合により失敗に終わったが、3 号機 「CE-SAT-ⅡB」 を同ロケットにて、2020 年(令和 2 年) 下期以降に打上げることを決定した。
「CE-SAT-ⅡB」は、新たに開発した超高感度カメラにより、深夜の地上観測も可能。キヤノン製ミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラを合わせた 3 種類のカメラを搭載し、Ⅰシリーズの超望遠鏡と共に、望遠鏡のシリーズ化に向けて、2 年間の実証実験に挑む。
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打上げ予定日:2020 年(令和 2 年) 下期以降
打上げ場所 : ニュージーランド マヒア半島 Rocket Lab 社 第 1 発射施設
予定ロケット :Rocket Lab 社 Electron
主な同社製開発部品:反射望遠鏡、超高感度カメラ、地磁気センサ、太陽センサ、恒星センサ、慣性基準装置、磁気トルカ、リアクションホイール、オンボードコンピュータ等