「はやぶさ2」は,3月22日、搭載された4基(A~D)のイオンエンジンのうちA、C、Dの3基の運転を開始し、一路Ryuguを目指して飛行中。
2018年夏のRyugu到着に向けて,数か月間のイオンエンジン連続運転を全部で3回予定しているが、5月中旬に完了する予定。
この軌道制御による増速量は毎秒120m(=時速440km相当)で,は「やぶさ2」の飛行方向に向かって噴射するので、瞬時的には飛行速度は減少する。
現在は「やぶさ2」は,日本からは見えない地球の南半球方向を飛行しており、南半球の地上局(米国NASAキャンベラ局 と,欧州ESAマラルグエ局)を使って管制されている。