赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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退院したくない

2001-10-23 12:22:48 | がん
一番最初にラルスをやったとき、上の装置のところに
ちょうど反射して下腹部が良く見えてしまう。
注射をされるところをじっと見ている人がいるけれど、もなみには無理。
目を逸らしたくなる。見たくない。

以前にその話を看護師さんに話したので、
放射線科の技師さんたちで見えにくいように工夫してくれた。

実際患者になって台に上って しかもこの身長でないとわからない。
それをすぐに改善してくれた事がうれしい。

ラルスがもう一回増えることになった。
以前出血がひどかったので線量を減らしたので もう一回補っておきたい、と言われた。

本当かな?
そうとうひどかったから残ってしまって、もう一度限界にまでかけるんじゃないだろうか。

婦人科の先生に入院を伸ばしてくれるように頼んだ。
「外来に通院してくればいいじゃなぃ。みんなそうしているよ。」やっぱり。

がんセンターには、入院待ちをしている人がたくさんいる。
治療のないまま入院をしていたり、外泊でベッドをふさいでいるのは良くない。
不安だから、といってもいつかは卒業しなくちゃいけないんだし、
最悪、保険のために日数調整なんかされてはたまらないからだろう。

退院指導を受ける。
足が浮腫む事があります。
傷が治りにくい事があるので 怪我には注意する事。
出血や異変があったときには すぐに受診するように。
放射線を受けたので、腸炎 膀胱炎になりやすいです。
ごくまれに、腸や膀胱に穴が空く人がいます。
   ・・・
不安。
CTが29日になった。
退院したくない。

Aさんは朝点滴の前までもなみのところにいる。
午後は副作用で辛そう。
住所と連絡先を交換した。

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