赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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謙慎展の練習

2018-10-14 18:00:44 | お習字
今年も謙慎展の練習が始まりました。ちょっと早すぎるって~。
でも、まぁみんながやるって言うから、もなみも。

杜甫の詩で、安史の乱時の歌より、秦州雑詩二十首のうち、三と四。
五言律詩二首なので、80字です。ちょうどいいかな。


   三

鼓角縁辺群 川原欲夜時
秋聴殷地発 風散入雲悲
抱葉寒蝉静 帰山独鳥遅
万方声一概 吾道竟何之

   四

南使宜天馬 由来万匹強
浮雲連陣没 秋草徧山長
聞説真竜種 仍残老驌□
哀鳴思戦闘 迴立向蒼蒼


三は、夜を知らせる軍隊の太鼓や角笛の音がする。秋にこの音を聴くと、風も冬蝉も鳥もなりをひそめてしまう。私はどこへ行けばよいのか。
四は、馬の名産地秦州の名馬1万も軍隊とともに消えた。竜の種である名馬が老いて残っているが、戦闘を思い青空のもと立っているらしい。

両方とも秋の歌です。謙慎展が展示されるのは来年春だから、春の歌が良かったんだけど、ちょっと失敗した。
偶然にもお友達も最初の詩が一緒。二人で、しょうがないっか。だって字面が良いんだよね。「帰」とか「聲」とかいい字だしね。

さあて、練習始めますか。
コメント
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