赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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それでも 膀胱炎

2005-03-25 11:19:35 | がん
下で、大丈夫よ、なんて書いておきながら しつこく昨年の膀胱炎の経過について。

退院後何回か 血尿とか痛みとかがあった時は 
がんセンターや かかりつけの内科で 止血剤(トランサミン)・抗生物質・痛み止めをもらって1~2週間すると治っていた。

2004年の1月13日。いつものように痛くなってきたので、15日内科で薬をもらった。
1週間経っても痛みは取れなくてもう一週間違う痛み止め(ポンタール→ロキソニン)をもらった。
2週間経っても痛みが取れない。細菌検査は陰性、潜血反応陽性。違う抗生物質をもらって
がんセンターに行く事を勧められる。
2月5日。がんセンター受診。フロモックス・セルベックス・ボルタレンをもらう。
ボルタレンは良く効いて痛みはだいぶ治まってきたが、うっ血した感じと腰の鈍痛が残った。
2月13日。泌尿器科で膀胱鏡検査をしてもらう。がんではなかった。

3月8日。放射線性の膀胱炎なので 痛みのコントロールをするしかない、らしい。
「一生今の痛みが続くとしたらどうですか?」と聞かれたので
「それでは痛いです。」と答えた。
人口膀胱になることもあるのかと聞いたところ
放射線で膀胱の筋肉が収縮してしまい尿を溜め込むことができなくなって
失禁が続き日常生活が困難になった場合 
生活の質を保つために人口膀胱にすることもあると言うことだった
ただ、今は放射線の量などに加減をしているのでほとんど心配はないということだった。

3月10日。一日尿量を計ってみたら7回1000ml強。一回が80~180ml位だった。
かなり一回の量が少ない。膀胱がかなり萎縮してしまっている。
更年期以降にみられる症状でホルモン剤でかなり改善されるらしい。
パップフォーこれは膀胱の筋肉を柔らかくする薬をのむ。

4月5日。だいぶ痛みは良くなってきたが、まだ調子が悪い。
毎日飲んでいたボルタレンが一日おきくらいになってきた。


この後2日おきになり、痛いときだけになり、
5月末頃からフッと痛みがなくなり。治った。

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膀胱炎について

2005-03-25 09:50:11 | がん
心配かけちゃってごめんなさい。

血尿はトランサミンを飲んだら落ち着きました。
もなみは放射線の影響が膀胱炎に出てくるんです。
もちろん下痢も年中なんですけど。

最近放射線治療を始める方が何人かいらして、
副作用とか後遺症について書きこみもありました。
みんな本当のことなのですが、徒に怖がらせようと言う物ではないんです。

むしろその逆なんです。

治療後「退院指導」と言うのがあって、
医師や看護師さんがこれからの注意点とか話してくれるのですが、
「足が浮腫むこともあります。膀胱炎や腸炎になることもあります。ごく稀ですが膀胱や腸壁に穴が空く事もあります。何かあったらいつでも良いですから診察を受けてください。」
と言われるんです。

で、血便が出た と言っては 真っ青になり
血尿が出た痛みがある と言っては 絶望感に襲われちゃったりするんです。

ですが、3年も経過してみると みんないろんな方が経験している事で、
それが=入院・手術とかに結びつくものじゃないんだって 分かってきました。

だから、一喜一憂する前に良くありがちな症状を知ってもらいたいな と思うんです。
もちろん、放って置いて良いわけではないので、
休んだり、お薬を飲んだり、受診したり 適切な処置が必要になると思います。
でも、むやみにショックを受けたり悲しんだりすることは全然ないってことなんです。

文字にすると、なんだかすごい後遺症のようなのですが、
確かに辛いことは辛いんですが、毎日は明るくて楽しくて幸せなんです。

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