2006年にデヴュー、ここのところ安定してアルバムをリリースしているティングヴァル・トリオは人気が定着したようでうれしい限りです。
そうしたら、ピアノ・ソロのアルバムが出ていたのでこれはもちろん買ってみた。
オルゴールのように、シンプルなピアノの音色でアルバムは始まります。
2曲目も、ものがたりを朗読しているような、静かなかたりぐちのピアノです。
4曲目、古い村にかかる橋の話みたいにゆったりパターンでつづられる物語のような演奏。
6曲目、ティングヴァルらしいメロディの曲、ここでは激しく揺らいでみせるのです。ティングヴァルはティングヴァルとわかる気持ちの良い曲です。
ふたたびゆったりした曲調に戻って曲が続きます。
スウェーデンの曲名の横に英語の題が付いていますが、なんだか日常の日記のような、ジャケも家の近くの森を散歩しているような感じ。
7曲目は牧歌的なゆったりした曲。
8曲目はちょっとバップが入っているような感じです。
9曲目はリリシズムあふれ10曲目は哀愁のあるエレジーという感じ。
ティングヴァルが普段のトリオから日常に還ったゆったりした部分を多くして、だけどティングバルはティングヴァルという一曲をいれて、親しみが増したアルバムでした。
en ny dag / martin tingvall
Martin Tingvall(p)
1. En Stjärna Faller
2. En Början
3. Debbie And The Dogs
4. Efter VI Skildes Åt
5. En Ny Dag
6. Det Är Åska I Luften
7. Så Hissas Flaggan På Midsommarafton
8. Utan Ström I Harare
9. Till Dem Därhemma
10. Kvällens Sista Dans
11. Myggan Som Inte Ville Dö
12. När Barnen Sover
13. Dagens Slut
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