スタンリー・クラークの愛嬌のある笑い方が好きだし、ウッドのウォーキング、アルコのプレーなど、アメリカのベーシストのなかでもかなり上手い人でずっとファンだけど、いろいろやりすぎてしまうところがあるから、アルバムはバラツキが多いみたい。
グラミー賞を取ったアルバムらしいけれど、それってJAZZファンは大喜びすることでもありません。
1曲目、エレベはスタンリーらしく、前作のレニー・ホワイトのへなへなドラムスよりも、ずっと締まって気持ちが良い始まりです。
後半voiceが入るあたりから、ラース・ダニエルソンがMozdzerとFrescoと作ったアルバム「The Time」の“Asta”みたいです。ベースのメロディをいつも考えていると似てくるのでしょうか。
4曲目、エフェクトをつけながら、しゃれたフュージョンに仕上がっています。
このアルバム、レンタルやさんで借りてきて、聞いていますが、レニーのショーに上原がゲスト出演下感じ、上原のピアノ部分がさえ際立ちます。8曲目のピアノソロは流石です。
最期でアコベを聞かせてくれるし、ボーナストラックではアルコもありの大サービス、スタンリー7変化、かなりのファンなので、おつつみ投げたくなりました。
私のblogとしてはやけに簡単に済ませたみたいですが、楽しみましたよ。
こんなところのどこかで、このバンドのショーなどみたら楽しいでしょうね。
写真提供はLAからでした。
the STANLEY CLARKE BAND
・スタンリー・クラーク-Stanley Clarke(el-bass,guitar)
・ルシアン・シロタ-Rusian Sirota(synthesizer,el-piano)
・ロナルド・ブルーナーJr.-Ronald Bruner Jr.(drums)
very special guest
・上原ひろみ-Hiromi Uehara(piano)
・シェリル・ベンティーン-Cheryl Bentyne(vocal)
・チャールズ・アルトゥラ-Charles Altura(el-guitar)
・ア-マンド・サバル・レッコ-Armand Sabal Lecco(el-bass)
・ボブ・シェパード-Bob Shepperd(tenor-sax,soprano-sax)
・ロブ・ベーコン-Rob Bacon(el-guitar)
・ロレンツォ・ダン-Lorenzo Dunn(bass-synthesizer)
1 Soldier
2 Fulani
3 Here's Why Tears Dry
4 I Wanna Play for You Too
5 Bass Folk Song No. 10
6 No Mystery
7 How Is The Weather Up There?
8 Larry Has Traveled 11 Miles And Waited A Lifetime For The Return Of Vishnu’s Report
9 Labyrinth
10 Sonny Rollins
11 Bass Folk Song No. 6 (Mo Anam Cara)
12. サムウェア (日本盤のみのボーナス・トラック)
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