JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

久しぶりに彼女に声かけました I'm Old Fashioned / Bill Charlap

2010-07-21 23:05:20 | 聞いてますCDいいと思う


ひところVENUS RecordsのBill Charlapのピアノ・アルバムが好きで、それこそずっとかっていこうと思っていましたが、その意志も数枚で終わってしまって、それ以来チャーラップともご無沙汰でした。
新しいオクサンとのデュオで、もう一度接したら、ヴィーナスの新しいアルバムが気になりました。
これお値段で惹かれたのですが、ピアノレスのギターとのトリオ、チャーラップのジャケとしはこの程度ですが、いつも彼女の(ジャケの彼女、こんな生意気は嫌いで、前を行く女を蹴っ飛ばして、後ろのメードさんとお話したい。)好みは別として、Venusとしてとても内容を重視しているようで好感が持てます。
選曲だけでアルバムの勢いを作るような気配がこれまでありましたが、2曲目“I Can't Get Started”は前にあった、よかったころのVenusが感じられます。
そうすると3曲目のアップ・テンポの“Stella By Starlight ”が小気味良く、ここでPETER BERNSTEN のギターが少しジプシーも入れながら、アルバムの狙いだろうJ・パス、ピーターソン、N・ペデルセンのトリオの線が出ているのでしょう。
4曲目でそこを落ち着かせて“Ghost Of A Chance ”という曲も上手い配分です。
5曲目“Easy Livin”も8曲目“Angel Eyes”聴いていくうちにVenusらしいになっています。
でももう何年もVenusと面と向かっていないので、たまの一枚はなかなか良いのです。
このような昔ながらの音楽を今作っていることをどう考えるかを無視しての話になりますが、このアルバムは久しぶりに新鮮に聴こえます。
8曲目の“Angel Eyes”でのPETER BERNSTEN のギターソロなどは、時代を超えた今のミュージシャンの感性がしっかり出ていているのです。
チャーラップのフレーズにしても、ベース運びもそれは現代で、12曲目“Everything Happens To Me”に反映して、演奏曲の割りにそれはフレシュなのです。
Venusではそれはいつもなのか、特別なのかわかりません。
このアルバムは、その意味ふるい構成をとてもフレッシュに演奏した好アルバムだと思いました。
そして反面、少し古いアルバムは 今聞くとやはり一寸古いと思うのはまた今度。

I'm Old Fashioned / Bill Ckarlap

BILL CHARLSAP(PIANO)
PETER BERNSTEN (GUITAR)
PETER WASHINTON (DRUMS)

1.I'm Old Fashioned
2.I Can't Get Started  
3.Stella By Starlight
4.Ghost Of A Chance
5.All The Things You Are
6.Easy Livin
7.Darn That Dream
8.Angel Eyes
9.What Is This Thing Called Love
10.Body And Soul
11.Gone With The Wind
12.Everything Happens To Me
13.These Foolish Things



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3 コメント

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Unknown (あっきーな)
2010-08-11 23:17:36
ちょっと記事読ませてもらいます。

なんか、ちょっと気になります。

また、来ますね^^
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当たりでした (ki-ma)
2010-11-01 21:06:31
こんばんは。この盤は当たりでした。この人はヴィーナスと相性良いように思いますけどさすがにマンネリ気味でしたよね。ちょっと角度を替えたらやっぱり良かったです。ではトラバさせて頂きますね。
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ヴィーナス、年に何回 (monaka)
2010-11-02 23:34:55
Ki-maさん、こんにちはmonakaです。
ヴィーナスのアルバムを、久しぶりに選んだのですが、年に何回かいいのがある感じです。
返信する

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