JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

次が来た VOYAGE IN TIME / ENRICO PIERANUNZI ・ JASPER SOMSEN

2022-11-04 13:25:53 | 聞いてますCDいいと思う


Enrico Pieranunziは、多くのミュージシャンを応援する活動をしていると思う。
今回のアルバム、まさにヨーロッパのジャズ界を応援していると思う。
そのアルバムが自分の名も冠しているけれど、連名のJASPER SOMSENとのアルバム。



JASPER SOMSENは1073年生まれのオランダのベーシスト、正統的なベースラインと、欧州特有のメロディ・ベースを合わせる奏者のように感じる。
最初にあったのがEnrico Pieranunziの「live at theter guteresloh」,2015年8月29日ドイツ-ギュータースローのTheater Güterslohでのライヴ録音。



ドラムスのチェカレリとベーシストを集めてのフェスでの模様、ベーシストを新たなメンバーとして入ってもらいましたというような感じで紹介します。

今回はこの、バーシスト、JASPER SOMSENに注目、このベーシストこの後ドラムス、チェカレリ、ピアノがジャン・ミッシェル・ピルクのでの自分のアルバムを出します。



すべて自分の曲で、コンポーズザーの才があるということでしょう。

その後再びエンリコのアルバムに登場します。2018年の録音でここではSOMSEN、1,2、5曲目の自作を提供して存在感を高めました。



この「COMNON VIEW」の記事を書いたのですが、そこではエンリコの付き合うベーシストをならべて、このSOMSENは次が絶対あると予測しました。
それが、このアルバム、同じレーベルからですからあたり前かもしれませんが、今回はエンリコとのデュオとなりました。それも前曲SOMSENの曲になっています。

曲名を見ると、サムセン作ですがパヴァーヌ、メヌエット、クーラント、サラバンド、シシリエンヌなど、クラシックのバロック音楽の舞曲がタイトルに付けられており、そのイメージが曲になっている感じです。
エンリコ自体もクラシックが得意なわけで、うまい塩梅でアルバムが出来上がりました。
最初の出会いで、技量をみとめ、次にアルバムに呼んで、その作品を3曲採用、そしてこのアルバムになったわけです。
たぶん、いい曲書くねと認められ、曲が纏まったら一緒にお願いしますとお願いされていたのでないでしょうか。共演の流れをみていると、そんな想像をしてしまうのも楽しいです。
前作の時に、”次もある”と書いたことがあたって、気分は良かったけれど、この次は予想つきません。
でもまだ続きそうな二人です。

VOOYAGE IN TIME / ENRICO PIERANUNZI ・ JASPER SOMSEN

Enrico Pieranunzi エンリコ・ピエラヌンツィ (piano)
Jasper Somsen イェスパー・サムセン (double bass)
2022年オランダ作品

1. Pavane (3:51)
2. Menuet (4:31)
3. Ballade (4:47)
4. Sicilienne (3:53)
5. Sarabande (4:50)
6. Valse (3:51)
7. Air (4:48)
8. Courante (3:38)
9. Finale (5:06)


コメント
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