JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ツキもあると思う ISLANDS / ALBORAN TRIO

2020-12-15 17:13:04 | 聞いてますCDおすすめ


かなり思い入れが強かったピアノ・トリオにアルボラン・トリオがある。1961年生まれのピアニスト、パオロ・パリアガ(Paolo Paliaga)を中心に2004年に結成され、CDデヴューが2006年だった。アルボランというのはスペイン沖アフリカとヨーロッパが交わる海のようなイメージで当時「アルボラン海の美術品」というタイトルで記事にした。ACTから出たアルバムでblogを始めたころで、まるで知らないグループを推薦してあ当たるかどうか不安だったけど、結構人気になった。この後2年後にアルバム「NEAR GALE]が出たけれどその後が出ない、でずっとどうしたんだろうと心配していた。
とても気に入ったのでパオロ・パリアガは追跡していたけれど結局自主で3rdがでたのが今回12年ぶりとなった。
今回、少し内向的な感じもあるけれど、暖かい感じのベース(ドラムスは変わっていた)もあTってとてもいい感じ。






実は同じころにもう一つのグループがデヴューした。それがTINGVALL TRIOで同じく海のイメージでデヴュー「バルト海のゆらぎ」なんて勝手な記事にした。blogの新米だったころで独りよがりは勘弁ください。こちらもデヴュー売れるかどうかまるで分らずだった。でもこっちのグループは見事人気者になって、こっちはこの14年でなんと8枚のアルバム、個性が見事に伸びた結果だけれど、結果は随分と違うものとなった。



今アルボランを聞くと、見事に個性をもっているからそれはそれでよかったよかっただけれど、CDのリリースってツキもあると思う。
今でもTINGVALLは大好きだし、応援しているけれど、アルボランの方もこえからツキも恵まれて欲しい。
今回はその意味もこめておすすめ、ぜひ聞いてあげてください。

ISLANDS / ALBORAN TRIO

Paolo Paliaga (p)
Dino Contenti (b)
Ferdinando Farao (ds)
2020年作品

1. Les Voix S’En Vont
2. Human
3. Canto Quantico
4. Earth Breath
5. Puerto Natales
6. Multiple Frames
7. In Un Altrove
8. Frug
9. Origine E’La Meta
10. Due Passi Nel Mare
11. Triodiversity
12. Essential Is No Longer Visible
13. Willywaw
14. Arriva Entre Los Picos
2020年作品
コメント
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