中国、「人造豚耳」販売に衝撃 !
プラスチック製を食用にしていた!
中国江西省の市場で、人造の豚の耳を見せる男性。
人間の髪の毛を原料とした「人毛しょうゆ」をはじめ、トンデモ食品が市場に出回ってきた中国ですが、今回は、南東部の江西省でゼラチン&プラスチック製とみられる人造の豚の耳が食用として売られていたことが19日、分かった。
市民の間に衝撃が広がっており、購入客からの通報を受けて地元当局は75キロ分を押収して、販売業者から聴取している。
酢みそなどであえた沖縄料理のミミガー(豚の耳皮)は、コリコリとした食感も好まれ、絶好のおかず兼酒のさかなとして知られる。
だが中国では、日本の精巧な食品サンプルもどきが、堂々と食品として売られていたのですから驚いてしまいます。
中国紙、北京晩報などによると、この「人造豚耳」は江西省で今年3月ごろから500グラム12元(約150円)で販売されていたといいます。
価格が同じ市場の豚耳の半分程度だったため、購入客が殺到する人気食品になりましたが、いざ食べようとすると、化学薬品の臭いがするわ、ちょっと触っただけで裂けるわと散々。
不審に思った客が通報し、問題が発覚した。
地元当局が調べた結果、ゼラチンとプラスチックで作られた人造品とみられることが判明した。
販売業者は河南省から、無着色のこの人造豚耳を購入して、香料でにおいをつけて、しょうゆで着色し、調味料で味を本物そっくりに加工していた。
完成度は高く、ぱっと見ではわからないし、通常より安く販売して利益を得ていたようだ。