ある40代女性の生活

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下水道ビジネス: 新興国にチャンス 国内でも更新 41万キロ

2010年06月23日 08時46分16秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「経済ナビゲーター 下水道ビジネス 1 国内外に新たな商機」という記事がありました。

市場の動きに影響する、経済の流れを解説してくれるコーナーです。

「水ビジネス」が、国際的にも注目されています。
「下水道ビジネス」は、「上水道ビジネス」と共に、将来性がある分野なのだそうです。

日本では、約70%の人口に下水道が普及しています。

自治体が、建設業者に委託して行っています。

台所やトイレで流される水や雨水を、塩化ビニールやコンクリートの菅を通して、下水処理場まで導きます。
下水処理場では、下水を処理し、きれいにして川に戻しています。

これまでは、公共事業としてやってきましたが、最近は、「水ビジネス」の一環としての「下水道ビジネス」に着目した企業や自治体が増えてきているのだそうです。

世界規模での市場は、2025年には35兆円(経済産業省の試算)と見られています。

特に新興国は、これからインフラを整備するので、下水道施設のノウハウを持った日本企業が進出する余地は大きいです。

また、国内でも、総延長41万キロの下水管の老朽化が進んでいて、更新や補修の必要があります。
下水管を長持ちさせる新たな技術、処理場にたまった汚泥をエネルギーに変える環境技術も新たな市場をつくりだす可能性を秘めているということです。
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なるほど、今まで「水ビジネス」といえば、海水から飲み水を作るなど、「上水道ビジネス」をすぐ連想していました。

上水道があれば、下水道も発生しますね。

下水道と言えば、下水道料金の使用量は、上水道の使用量を流していると見なして、料金請求していますと、係の人に説明されたときはなるほどと納得したことを思い出しました。


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南アフリカ: ソニーの蓮沼忠さん マンデラさん ゲーム→教育

2010年06月22日 09時56分26秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「人脈記 喜望峰に針路を取れ 7 君たちの未来のために」という記事がありました。

W杯が開催されている南アフリカで、活動している日本人の方たちを伝えるシリーズです。

蓮沼忠さんは、マンデラ元大統領にプレステ2を、直接、手渡しで売り、その時の会話で、教育の方向への視野ができたのだそうです。

蓮沼さんは、高校時代はラグビー部で活躍しました。

体力と精神力には自身があり、ソニー入社後は、灼熱のドバイ、革命前夜のイランとソニー商品を精力的に売りました。

「ソニー南アフリカ」の社長になりました。

2000年に、大統領を辞めたばかりのネルソン・マンデラさんから、「プレイステーション2を買いたいから、相談したい」と連絡がありました。

蓮沼さんは、緊張して、マンデラさんの自宅を訪問しました。
警備員が見守る中、豪邸の門をくぐり、金属探知機を抜け、食堂に通されます。

マンデラさんが現れ、笑顔で握手してきて、
「孫に買いたいんだが、格闘ではなく、教育的なゲームはないだろうか」と言われました。

持ってきた紙袋から、プレステ2を出し、マンデラさんに手渡しました。

アパルトヘイトに勝った人物も、孫には勝てないのだとほほえましく思う反面、戦争や格闘のゲームを売って来たことに反省する思いもありました。

南アフリカのために何かできないか、考え始めました。

この国は、失業や犯罪で悩んでいる。
多くの黒人が、不十分な教育しか受けられないまま大人になったからではないか。

教育の分野で、協力できるかもしれないと思いました。

3年ほど経ったとき、高校時代のラグビー部の先輩が、「しばらく南アフリカでボランティアをするので、案内してくれないか」と訪ねてこられました。

1992年から、日本の移動図書館や本を南アフリカに送っている「アジア・アフリカと共に歩む会」の田所誠三さんです。

これにヒントを得、蓮沼さんは、2004年の退職後も南アフリカに残り、移動図書館用の中古自動車を日本から輸入し、昨年12台が各地の学校を回っています。

蓮沼さんは、南アフリカの子どもたちに話すときは、
「日本にはダイヤモンドもゴールドもありません。だから一生懸命勉強しました。みなさんも本を読んでください。君たちの将来がきっと築けるから」と言っているということです。
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大企業は、外国に現地法人を持っていますね。

「ソニー南アフリカ」退職後も、南アフリカに残って、地元の子どもたち向けに活動されているのは、「定年後」の言葉が持つイメージとは違うと感じました。


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消費税: 増税賛成 61社/62社 全国主要100社調査

2010年06月22日 08時23分58秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「消費増税「容認」6割 全国主要100社調査 税率10%が最多」という記事がありました。

消費税の増税について、日本の主要な会社は、回答をした62社中61社が増税賛成で、「現状維持」は1社のみだったのだそうです。

朝日新聞が、5月28日~6月11日に、全国主要100社の経営者トップに、アンケートをした結果です。

無回答を除くと、62社から回答が得られました。

「消費税率の引き上げが必要」 61社
「税率の維持」        1社

引き上げ後の税率は、
「10%」 39社
「8%」  13社
「7%」   6社

「ギリシャよりも国内総生産(GDP)比で借金が多い日本は、財政再建をやらないと、いつああいう状況になるか分からない」(新日本製鉄の谷口新一副社長)

「社会保障費の増加を考えると、安定税収を望める消費税の引き上げが必要」(東京電力の清水正孝社長)

昨年9月の政権交代後に打ち出された政策のうち、「見直した方がよい」と思うもの

「高速道路料金の無料化」 43社
「郵政民営化のに見直し」 43社
「製造労働派遣の禁止など労働者保護強化」    33社
「子ども手当の支給」   31社
「温室効果ガスの90年比25%削減」  22社

「子ども手当や農家の戸別所得補償は、どう考えても選挙対策。あまりに露骨で評価できない」(アルプス電気の甲斐政志常務)

「郵政問題は、民営化に問題はあったかもしれないが、後戻りするのがいいのだろうかと感じる」(日本印刷の北島義俊社長)

「優先順位が高い」政策

「羽田空港のハブ空港化など空港行政の見直し」  29社
「融資の返済猶予など中小企業支援」  19社
「温室効果ガスの90年比25%削減」 19社
「米国との自由貿易協定交渉の促進」  19社

「空港も港湾も世界標準にしないと、日本の存在がアジアの仲で薄れていく」(りそなホールディングスの檜垣誠司社長)

「海外のインフラ重要の獲得に、官民一体で取り組むといった支援が必要だ」(三菱商事の上田良一副社長)
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経済界の経営トップの方たちは、アンケートにちゃんと答えられるのですね。

消費税増税にこんなに賛成が多いとは、予想外でした。


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高嶋ちさ子さん: お父さん せっかち、パワフル 似たタイプ

2010年06月21日 09時26分26秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「おやじのせなか 高嶋ちさ子さん 「犬猿の仲」のライバル」という記事がありました。

各界の方に、お父さんのことを語ってもらうコーナーです。

バイオリニストの高嶋ちさ子さんのお父さんは、せっかちで、家庭内でもよくしゃべるお父さんなのだそうです。

ちさ子さんによると、お父さんとは、子どものときは家庭内で、今は仕事場でやり合う関係です。

ちさ子さんは、6歳でバイオリンを始めましたが、小学5年生のときに止めてしまいました。
お父さんは、そうとは知らず、仕事関係で会った徳永二男先生(NHK交響楽団のコンサートマスター)に、「娘にバイオリンを教えてやってほしい」と言われます。

徳永先生に習ってみると、そのオーラに圧倒され、「こんな演奏家になりたい」といいう気持ちになり、バイオリンを続けることになりました。
お父さんは、「バイオリニストになれたのは、オレのおかげだ」と主張されます。

ちさ子さんは、「自分の足で歩きたい」と、大学卒業後、アメリカのイエール大学大学院の修士課程に進学します。
ある日、お父さんから電話がかかってきて、「CD発売の話があるから、帰ってきなさい」。

まだ勉強したいと言っても、「もう決まったことだから」との返事で、結局、日本に帰ってデビューすることになりました。
「プロになれたのも、オレのおかげ」になってしまいました。

せっかちなところ、食事中によくしゃべるところは、似ていると思うそうです。

ちさ子さんが、箸の先を、食べながら話して、折ってしまう話をすると、「オレもそうだ、やっぱりオレの子だ」と嬉しそうです。

仕事は、お互いが、コンサートのプロデュースで、本気で批判しあえる貴重な相手ということです。
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ちさ子さんのお父さんは、ちさ子さんがかわいくてたまらないのですね。

テレビのトーク番組で見て、ちさ子さんはパワフルだと感心していました。
お父さんも同じタイプの方のようです。


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日本人の昆虫好き: 米女性が称賛 → 映画「カブト東京」

2010年06月21日 07時41分15秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 日本人の「昆虫愛」を映画にした ジェシカ・オーレックさん(25)」という記事がありました。

日本人が昆虫好きなことは、世界的にもユニークで、アメリカの昆虫好きな女性がそれを題材に映画を作ったのだそうです。

ジェシカ・オーレックさんは、アメリカのルイジアナ州やコロラド州で育ちました。

自然が豊かで、幼稚園へ入る前から、虫に親しみを感じていました。
でも、好きな昆虫やヘビの皮を見せると、友人や先生からは、イヤがられました。

「虫好きはアメリカではすごく肩身が狭いんです。だれも家で虫を飼わないし、デパートに売り場もありません。変わり者扱いをされるのが嫌で、中学生以降は昆虫趣味を隠しました」

2006年に、博物館の講座で、日本人は昆虫が好きだと教わります。
「大昔からトンボやチョウをめでた国。今でも昆虫をペットとして飼う」

そんな夢のような国が地球上にあったんだ!

2007年には、にわか仕込みの日本の知識と大学で習った撮影術を携えて、日本を初めて訪れます。
2カ月間で、日光、東京、静岡、大阪、京都、たつの(兵庫)に行きました。

一般の人が、スズムシとキリギリスの羽音(鳴き声)の違いを識別でき、ホタルを悲愛の象徴と見る文学性に興奮を感じました。

フェラーリに乗る昆虫業者に頼みこみ、昆虫採集に同行させてもらう機会もありました。

なぜ日本で、これほど虫が愛されるのか。

古事記や源氏物語まで遡って調べて得た結論は、「もののあはれ」でした。
「日本の人々は、虫のはかない命に美を感じます。アメリカ人に、その文化はありません」

日本人の昆虫好き文化を知ってもらおうと、映画「カブト東京」を初監督で制作し、現在、アメリカで公開中です。

日本でも、上映できたらと考えているということです。
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ファーブルはフランス人でした。
アメリカに昆虫好きは少ないのですね。

日本に興味を持ち、共感してくれることは、嬉しいことです。

オーレックさんの写真もありました。
自宅でしょうか、博物学好きが反映されています。

レンガの壁にルアーのコレクションがかかり、ガの標本も額に入ってあります。
机の上には、古い書物、動物の置き物が置かれ、昆虫図鑑が開かれていました。


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中国: 公園で合唱する大人たち 朝 人気 生演奏

2010年06月20日 09時34分47秒 | 新聞
昨日の朝日新聞週末beに、「mo@china 莫邦富 公園で合唱するお年寄り」という記事がありました。

中国の今の様子を、中国人ジャーナリストの莫さんがリポートするコーナーです。

上海の公園では、最近は、大人の合唱が流行しているのだそうです。

莫さんが、上海出張になり、待ち合わせまでに時間があったので、地元の公園に寄ってみました。
莫さんは、子どもの頃に上海に住んだことがあり、以前から知っている場所です。

午前10時、空気がひんやりとして気持ちよく、鳥の鳴き声に混じって、楽器の音と歌声が聞こえてきました。

音のする方向に歩いていくと、木の枝に鳥かごがたくさんぶら下げられていました。
近所の高齢者たちが、趣味で、持ってきたものです。

鳥かごの近くには、饅頭が2個入ったビニール袋もかけられています。
昼食用で、漬物やおかずがないのは、つつましい生活だと分かる内容なのだそうです。

さらに進むと、小高い丘の上に、大人(高齢者)が数十人いて、合唱しています。
楽団(5、6人)の生演奏の伴奏つきです。

指揮者もいて、情熱的に指揮棒を振っています。

合唱している人たちは、歌に熱中し、陶酔した表情でした。
欧米の教会で、讃美歌を歌う人たちと共通点があると感じました。

歌っていた50代の女性が、
「雨の日を除いて、毎日歌いに来るんです。午前9時から10時半まで、歌います。歌わないと、その日の気分がすぐれない」と説明してくれました。

昔は、中国の朝の公園と言えば太極拳でしたが、今は合唱が取って代わっていました。

打ち合わせ先の社長にこの話をすると、「中国人ははやりみんなと一緒にいるのが好きだ」と言われ、そう言えば、中国では孤独死はあまり聞かれないということでした。
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朝の公園で歌を歌う、楽しそうです。

中国では少々音を出しても、受け入れられる社会なのでしょうか。
楽器を演奏する人までいて、どういう経緯で合唱が成り立っているのだろうと興味深く感じました。


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W杯: 日本0-オランダ1 よい守り、チャンスも 善戦

2010年06月20日 09時05分48秒 | 新聞
今朝の「NHKニュース(ネット版)」に、「W杯 日本はオランダに惜敗」という記事がありました。
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100620/t10015228491000.html参照)

日本は、昨夜の対オランダ戦で、0-1となりました。

現地時間の6月19日13時30分(日本時間20時30分)から、ダーバンで開催された試合です。

布陣は、カメルーン戦と同じ体制で臨みました。

前半は、0対0で折り返しました。

後半8分に、一度はクリアしたボールを再び拾われ、スナイデル選手にシュートを決められて1-0となりました。

日本も、終了間際に、ゴール前で、闘莉王選手が頭で落としたボールを、岡崎選手につなぎ、ゴールしたかに見えましたが、ボールはクロスバーの上にわずかに外れました。

岡田監督は、
「相手のシュートがよかった。オランダ相手に無失点でいけるとは思っていなかった。敗因は点を取れなかったことだ」と述べたということです。
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中継を見ました。
世界ランキング4位のオランダ相手に、日本はよく戦ったと思います。

守備も良く、最後は体力的にもだいぶきつそうだったのに、攻めに行っていました。

闘莉王選手―岡崎選手のゴールは本当に惜しかったです。
あれが決まっていたら、1-1も可能になるという試合でした。


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すばらしい俳優の条件とは: 三谷幸喜さん 深津絵里さん

2010年06月19日 14時05分09秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「三谷幸喜のありふれた生活 511 深津さんとは奇縁良縁」という記事がありました。

三谷幸喜さんは、深津絵里さんとは、仕事上の相性がこの上なくいい女優さんだと感じるのだそうです。

三谷さんが、映画「ザ・マジックアワー」を作っているとき、ヒロインのマリ役に悩んでいました。

ちょうどその頃、映画「西遊記」で、国王の役でワンシーンだけ出演することになりました。
その撮影現場で、三蔵法師役の深津さんと出会いました。

三谷さんは、初めて会う人とはなかなか打ち解けられないのですが、深津さんとは不思議と話ができました。

たったそれだけの理由ですが、三谷さんは、帰りの車の中で、「ザ・マジックアワー」のプロデューサーに電話して、深津さんに出演交渉をしてくれるよう依頼します。

マリは、感性だけで世の中を渡り歩く女性として描かれていて、「知性」のイメージの深津さんとは共通点がないように見えましたが、思い描いていた通りのマリを演じてくれました。

想像以上に、柔軟な女優さんなのだと、嬉しい誤算だったそうです。

今回の新しい映画「ステキな金縛り」のヒロインは、最初から深津さんを意識して脚本を書きました。

女性弁護士で、知性と愚かさを同時に持ったキャラクターです。

三谷さんがやってほしいと思うことを、深津さんは瞬時に理解して実行してくれます。

朝、ベッドで目が覚め、大事な裁判の日に寝坊したことに気づくシーンでは、
「目が覚めてから目を開けるのではなく、先に目が開いて、それからしばらくしてから目覚めてみてください」と、かなり難しい演技を頼みました。

撮影のカメラが回り出し、三谷さんはモニターを見ながら、心の中でキュー(演技の合図)を出していました。

「はい、そこで目を開けて。はい、徐々に目に生気が宿って。はい、今、目が覚めた!」
深津さんは、聞こえるはずがないのに、まさにぴったりのタイミングで演じてくれました。

頭のいい俳優さんは、相手が望んでいることを、短い時間で的確に把握することができると、三谷さんは書かれています。

いい俳優さんの条件は、演出家や脚本家に、「この人に、もっとこんな役をやらせてみたい」と思わせる力を持った人なのだそうです。

あのとき、「西遊記」で国王をやってよかったと思うということです。
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監督や演出家の意図を読み取り、それを表現できるのがいい俳優の条件というのが、面白いです。

俳優さんの美しい容姿や個性が先にあるのかと思っていました。


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ガルセルさん: ブラジル40代女性 捨て子→強盗→マラソン

2010年06月19日 11時39分17秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「走って人生変えた ブラジル女性 路上暮らし・麻薬中毒→陸上選手に」という記事がありました。

捨て子から、強盗や麻薬中毒をしていて、マラソンに出会ったことから、人生を変えたブラジルの女性がいらっしゃるのだそうです。

アナ・ガルセルさんは、双子の姉妹と一緒に、サンパウロの孤児院の前に、靴の空き箱に入れて置かれ、発見されました。

18歳まで施設で暮らし、その後、住み込みの家政婦になりました。

雇い主が給料を払ってくれないので、5カ月後に、家中の服や宝石を盗んで逃げだしました。

それから、路上暮らしが始まりました。
飢えや寒さを忘れるため、大麻やコカインにも手を出しました。

路上生活をしている少年たちを従え、ひったくり、強盗、恐喝、何でもやりました。
盗んだ食べ物で「子分」たちを養い、尊敬されも、恐れられもしました。

警官には、女性であることからレイプされそうになり、金銭をせびられました。
身を守るため、髪を短く切って、男性のような容姿にしました。

ある日、電器屋の店頭のテレビで映画「炎のランナー」を放送しているのを見かけました。
2人の英国人ランナーの物語で、主題曲のメロディーも心に残りました。

たまたま、その時、サンパウロ市がマラソンの参加者を募集していました。
子分に、ランニングシューズ、シャツ、参加費用を盗ませて準備しました。

走ってみると、いつも警察に追われて走っていても初挑戦で、順位は最下位に近かったものの完走できました。

公園で行っていた無料の健康診断へ行き、「ランナーになりたい。体を見てほしい」と告げると、医師が興味を示しました。
地元のテレビ局も取材に来ました。

サンパウロ州のスポーツ局長が、テレビの番組を見て、寄宿舎で生活し、訓練を受けられるよう手配してくれました。

寄生虫でお腹はふくれ、歯も失い、貧血もありましたが、治療しながら練習を始めました。

その結果、南米だけでなく、アメリカや日本のマラソン大会に出場できるまで上達しました。
昨年1月には、アメリカ、マイアミのハーフマラソン大会で、1時間26分の記録を出しました。
これは、45~50歳代の南北アメリカ大陸での新記録です。

ガルセスさんは、「生き抜くために何でもやって後悔はないけれど、走ることは一番の喜びです」と話されたということです。
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何歳からでも、やり直しはできるのだと思いました。

「寄生虫でお腹がふくれ、歯を失い」は、貧困の実際がリアルに伝わる言葉で印象的です。

ガルセスさんの写真がありました。大会前にストレッチしているところのようです。
体は美しい女性の体なのに、頭部は男性のように短く刈り込んだ髪と表情でした。


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ボトックス注射: 未承認薬が90% もっとクリアになれば

2010年06月18日 09時08分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「しわ取り注射 気をつけて 医師団体通知 未承認薬が9割 健康被害も」という記事がありました。

プチ整形で人気のボトックス注射は、日本の病院で行っても、90%以上は中国、韓国産の未承認薬が使用されていて、腫れたり、呼吸困難の被害も出ているそうです。

社団法人・日本美容医療協会が注意を促す通知を、医師向けに流し、患者向けの無料相談を始めました。

ボトックス注射は、ボツリヌス菌の毒素の粉末を、生理食塩水に溶いて注射するものです。
眉間に注射してしわを目立たなくしたり、下まぶたに注射し目をぱっちりさせる効果が期待できると言われています。

日本では、昨年2月に、「ボトックスビスタ」(65歳未満の成人向け、眉間の表情じわを取る)が承認販売されました。
1瓶が2~4人分で、4万円台で流通しています。

しかし、この承認薬「ボトックスビスタ」のシェアは数パーセントで、未承認薬が90%以上を占めているのだそうです。

未承認薬は、以前から個人輸入で使われていた薬が、承認薬の数分の1の価格で流通しています。
多くは、中国、韓国からの輸入薬で、年間5万本以上が輸入されています。

薬剤の流通量から、日本国内での利用者は、10万人以上と推定されます。

日本美容医療協会(美容外科の専門医らの組織)には、「両眉がつり上がり、目が下にたれた」「呼吸困難が続いている」等の相談が、年間約40件寄せられています。

アメリカでは、中国製品を使った患者が呼吸困難を起こした事故も報告されています。

大森喜太郎・日本美容医療協会理事は、
「治療費が1回数千円など、安さを売りにしている所は、未承認薬を使っている可能性が高い。患者は医師に、どの薬を使うのか確認してから治療を受けて」と話しているということです。
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記事には、ボトックス注射は、1万から10万円超など様々と書かれていました。

美容整形の医師も、日本の国家試験を受けて合格した医師だと思うのですが、なぜか美容整形の世界ははっきりしない印象があります。

もっと内容や質や料金が、クリアになればと思います。


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W杯: 南アフリカ産ワイン 人気 「強豪国はワイン有名産地」

2010年06月18日 07時18分03秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「虹の国で 2010 FIFA WORLD CUP 強豪国はワインもウマい」という記事がありました。

南アフリカW杯にまつわる興味深い話題を紹介するコーナーです。

W杯が開催されている南アフリカ産ワインが、おいしいと評判になり、人気が上昇しているのだそうです。

東京でワイン専門店を開く内藤邦夫さんは、約15年前に、食品の見本市で南アフリカのワインに出会いました。

試飲してみると、フランスの高級産地のものと間違えるほどおいしく、驚きました。

W杯に合わせ、「世界の強豪国セット」を作ってみました。
10カ国の12本のワインセットで、1万円です。

南アフリカ、フランス、スペイン、イタリア、ポルトガル、アルゼンチン、チリ、アメリカ、オーストラリアの9カ国に、期待を込め日本も加えました。

W杯で活躍が期待される国は、温暖な気候に恵まれ、おいしいワインの産地でもあります。

5月から販売を始め、約300セットを販売しました。

ワイン直輸入販売を行う「ヴィノスやまざき」でも、4年前から南アフリカ産ワインを扱ってます。
今年は、W杯需要も見込み、約5万本(前年比6倍)を直輸入し、各店に特設コーナーを設置しているということです。
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南アフリカ産ワインは、まだ飲んだことがありません。
赤、白、どちらがお薦めなのでしょうか?

そう言えば、学生時代の地理の授業で、アフリカの南端(南アフリカ)は、地中海性気候に分類されていて、意外に思いました。


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映画「羅生門」: 黒沢監督 替え玉が会場で握手 1951年

2010年06月17日 08時25分53秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「巨匠クロサワ? 替え玉ニコリ 「羅生門」のベネチア映画祭 写真発見」という記事がありました。

1951年に、黒澤監督の「羅生門」がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した際、監督は日本にいて、会場で替え玉が握手している写真が見つかったのだそうです。

東京大学大学院の浜野保樹教授が、ベネチア国際映画祭の上部組織であるベネチア・ビエンナーレ事務局に照会しました。

1961年(昭和36年)にイタリアのベネチア国際映画祭の保管資料の中に、「羅生門」が公開上映されたときの写真がありました。

写真では、東洋人と見える男性が、観衆に囲まれ、握手をしています。
写真の説明には、「日本代表」と書かれていました。

「羅生門」は、この公開上映で評判を呼び、最高賞である金獅子賞を受賞しました。
日本映画が、国際舞台で注目されるきっかけになりました。

しかし、黒澤監督はじめ、「羅生門」の関係者は、誰もベネチアに行っていません。

映画祭側が、ベネチアの街を探し回り、東洋人らしき人物を見つけてきて「替え玉」にしたと思われるのだそうです。

当時の日本では、国際映画祭の価値が理解されていませんでした。

黒澤監督は、川で釣りをして、帰宅したら妻から受賞を聞かされたと、自伝『蝦蟇(がま)の油』に書いていらっしゃいます。

映画会社の大映の永田雅一社長は、「グランプリ?それはいったい何かね」と答えました。

この写真は、『大系 黒澤明』別巻(今秋刊行予定、講談社)に収録されるということです。
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写真も掲載されていました。

東洋人の男性は、透ける白いワイシャツ風の上着を着ていて、フィリピンの方のように見えます。

男性の両脇には、やや緊張した面持ちのイタリア人男女(正装)が立っていて、ベネチア国際映画祭の関係者なのでしょうか。


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NHKは必要か: 必要と思う85% 5年前から↑

2010年06月17日 07時24分39秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「85%がNHK必要と、5年前から回復」という記事がありました。
http://www.asahi.com/national/update/0616/TKY201006160364.html?ref=goo参照)

NHKというテレビ局が必要と考える人は、85%になることが分かったのだそうです。

NHK放送文化研究所が、6月16日に、テレビの視聴行動などについての調査の結果を発表しました。

今年3月に、全国の16歳以上から無作為に選んだ1800人を対象に、面接調査をし、1046人から有効回答を得ました。

その結果では、NHKへの評価で
「ぜひ必要だと思う」  38%
「まあ必要だと思う」  47%  でした。

2005年の調査では
「ぜひ必要だと思う」  28%
「まあ必要だと思う」  51%

2000年の調査では
「ぜひ必要だと思う」  40%
「まあ必要だと思う」  48%  で、この当時の水準に戻りました。

2005年の前回調査は、職員による制作費の着服などの不祥事が相次ぎ、信頼が低下していました。
それに比べて、今回は、6ポイント回復しました。

NHKと民放のどちらを多く見るか尋ねたところ、
「NHKをずっと多く見る」  12%。(前回調査より2ポイント増)
「どちらかといえばNHK」  9%  (前回調査より1ポイント増)
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民放は、スポンサー企業が、リーマン・ショック等の影響で番組作りにお金をかけられない悩みもあるようです。

NHKは、スポンサーの意向を気にする必要がないのですから、良質な番組を作ってくれるといいなと思います。

ニュース、ためしてガッテン、BSの世界の料理番組や鉄道番組、世界遺産の番組は見ています。


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ニュース解説番組: 人気 池上彰さん 時代が求めている?

2010年06月16日 09時19分37秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「ニュース解説番組、人気の秘密は」という記事がありました。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/entertainment/showbiz/snk20100615038.html参照)

ニュースやその背景を分かりやすく解説する番組が、各テレビ局で、人気なのだそうです。

「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(テレビ朝日系、水曜午後8時)は、最も人気の高い番組です。

5月5日のスペシャルでは、視聴率22・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークしました。
6月2日には、鳩山由紀夫前首相の辞意表明を受けて、急遽、生放送に切り替えて放送しました。

「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」は、4月にスタートし、番組スタート時は年配層を想定していましたが、幅広い世代に見られています。

親子で見たり、大学入試の時事問題対策として活用している高校生もいて、「先生から見るように言われています」といった声も多い(丹羽敦子プロデューサー)です。

番組のきっかけは、昨年9月まで放送されていた「学べる!!ニュースショー!」でした。
過去に起きた事件事故をドラマ仕立てで再現する番組で、出演者の一人だった池上さんの明快なニュース解説が話題を呼びました。

丹羽プロデューサーは、
「池上さんのニュース解説のうまさは、『週刊こどもニュース』からも分かっていましたが、何を聞いても答えが返ってくる状況を目の当たりにして、これを番組にしたら面白いのではないかと思いました」と説明されます。

池上彰さんは、
「みんなが見たかったのに、こういう番組が今までなかったと思います。ニュースを見ても新聞を読んでも分からない、みんな不満に思っていたんですよ。平成6年に『週刊こどもニュース』を始めたとき、意外にも大人から『初めて分かった』という反響が山ほど来ました。大人向けにこそ、ニーズがあるとずっと思っていました」と明かします。

池上さんは、フジテレビ系でも「金曜プレステージ・教えてMr.ニュース池上彰のそうなんだニッポン」(5月28日)に出演し、好評でした。

フジテレビでは、ニュース解説に需要があることから、3月末に平日午前に情報番組「知りたがり!」をスタートしました。
「こんな番組が見たかった」という声が届いているというということです。
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ニュース解説番組に人気があるというのは、どうしてなのでしょう?

そういえば、クイズ番組も、難しい問題を解いていくタイプが目につきます。
時代として、そういう需要があるのでしょうか。


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定年引上: フランス 財政健全化に効果 60歳→62か63歳

2010年06月16日 08時46分32秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「働かなくては…仏が定年引上げへ」という記事がありました。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20100615-567-OYT1T00967.html参照)

ヨーロッパでは、定年は65歳が普通で、フランスは借金の多い財政健全化のため、定年を60歳から62、63歳に上げることになったのだそうです。

フランス政府は、15日夜にも、定年の引き上げを盛り込む年金制度改革案を公表する予定です。

ヨーロッパでは、定年は65歳定年が主流です。

フランスでは、1981年に発足したミッテラン政権で、法律で定める定年を65歳から60歳に引き下げました。
一部の職種では、57歳での早期退職も認められています。

ミッテラン首相が、社会党であったので、労働者の福祉向上のためとして導入しました。
30年近く続いてきましたが、財政赤字が削減が必要という圧力に抗しきれなくなってきました。

フランスの2009年の政府債務は、国内総生産(GDP)の約78%です。
ギリシャ危機を見て、フィヨン首相は「国の借金が増え過ぎれば(財政運営での)主権すら脅かされかねない」と考えました。

大統領の与党・民衆運動連合(UMP)は、定年と年金支給開始を、2020年に62歳に引き上げる案と、2030年をめどに63歳に引き上げる二つの案を検討しており、政府の改革案もこれに沿った内容となりそうということです。
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定年を引き上げることも、財政再建の1つの方法なのですね。

日本も定年は60歳のところが多いようです。


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