ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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酸湯子(サンタンツー): とうもろこしのすっばい麺 満州の食材

2010年06月06日 08時50分25秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 遼寧省丹東(中国) 酸湯子 ほくほく太めん」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を、紹介するコーナーです。

中国の満州族の人たちは、とうもろこしで作った酸湯子(ソワン・タン・ツー)という麺を食べているのだそうです。

とうもろこしを水に15~25日間ひたし、すりつぶします。
その後、7日間ねかして、発酵させます。

記者の方が、酸湯子を食べさせるお店に行ってみました。
中国の北部、遼寧省丹東の「余富快餐厅」という満州族の方が経営するお店です。

黄色い生地を、絞り出し器で絞り出し、細長い麺にします。
たっぷりの湯で、数分間、茹でます。

みそやネギを混ぜて食べます。

味は、酸味があるのが特徴で、歯ごたえはほくほくしているそうです。

店長の載さんは、
「満州族にはなじみの食材で、この酸味がおいしい。ただ、最近は酸っぱいのが苦手な若者も増えているけどね」と話されたということです。
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記事には酸湯子の食べ方として、
トマトや卵と炒める、肉や魚介類が入ったあんをかけて食べる、も紹介されていました。

生地を7日間も寝かすとは、手間のかかる食べ物ですね。
日本の昔のうどんのように、特別なときに食べるご馳走なのでしょうか。


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菅首相: 経済「第3の方法」 福祉・医療・観光・環境→安心雇用

2010年06月06日 08時24分53秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「景気回復 「第三の道」 菅新首相の持論」という記事がありました。

菅首相の経済政策は、政府の役割を重視し、介護、医療、観光、環境に力を注ぐという「第3の方法」なのだそうです。

経済分野は、菅さんにとって、苦手な分野と思われてきました。

財務大臣に就任した頃から、経済の専門家と「勉強会」を定期的に行い、勉強してきました。
政務三役も出席し、「大学の講義そのもの。2時間程度、熱心しメモを取り、質問している」(政務三役の1人)と熱心です。

菅新首相が、これから行おうとしているのは、自民党の「第1の方法」、小泉さんの「第2の方法」よりも新しい「第3の方法」です。

「第3の方法」は、政府の役割を重視し、成長が期待できる介護、医療、観光、環境分野に力を入れるというものです。
これらの分野を、財政支援で積極的に育て、雇用を増やし、国民生活を安定させます。

「第1の方法」は、自民党が行ってきたものです。
道路やダムなどの公共事業を中心とした需要の拡大策ですが、需要が少ない公共事業が増え、財政赤字が巨額になってしまいました。

「第2の方法」は、小泉元首相が行ったものです。
新自由主義の考え方に沿ったもので、「官から民」へと規制緩和を進め、民間の自由な競争を重視しました。
「勝ち組」と「負け組」ができ、格差が広がり、弱者が固定されてしまいました。

国の借金は800兆円になり、財政に余力はありません。

菅首相の考えは、将来の不安で消費にお金が回らなくなっているので、「増税して政府の責任で有望分野に投資し、お金の循環を作り出す」。

菅首相が経済のブレーンとしている人は4人います。

1人目は、神野直彦・東京大学名誉教授です。
「強い経済、強い財政、強い社会保障」は、神野さんの持論です。
財務相に就任した後、神野さん(政府税制調査会の専門委員)と頻繁に意見交換をするようになりました。

2人目は、小野善康・大阪大学教授です。
10年来の付き合いがあります。
今年2月、小野さんを内閣府参与に任命し、「知恵袋」として勉強会を開いています。

小野さんは、経済政策への政府の介入を重視します。
その際、政策の必要性は「雇用が増えるかどうか」で判断すべきだという考えです。

3人目は、権丈善一・慶応大学教授です。
「積極的社会保障政策」が持論で、医療や介護を必要とする人がサービスを受けられるようにすることが、経済成長につながるという主張です。

4人目は、吉川洋・東京大学教授です。
財務省の財政制度等審議会(予算編成の基本的あり方などを議論する)の会長を依頼した方です。
吉川さんは、小泉政権下で財政制度等審議会の民間議員を務めましたが、新自由主義とは一線を画してきた  ということです。
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年金等、将来が安全になり、雇用が確保されれば、人の心は安心するでしょう。
菅首相の新しい経済政策が、どんなものになるか興味を感じます。


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