昨日の朝日新聞夕刊に、「経済ナビゲーター 地域の銀行 1 昔は数字、今は多彩な名」という記事がありました。
上場している企業を、解説してくれるコーナーです。
地方銀行は、数字が名前に入った銀行は歴史に理由があり、第二地方銀行にはユニークな名前が多いのだそうです。
「旅行で香川県にうどんを食べにいったら、百十四銀行という看板があったよ。すごい番号!」と質問していました。
地方銀行で、数字が名前に入っているのは、「第○○国立銀行」と呼ばれていた名残なのだそうです。
1879年(明治12年)に全国に番号順に作られました。
「国立銀行」といっても、国のお金で作ったものではなく、国策に沿って、地方の名士が作りました。
「第一国立銀行」は、現在の「みずほ銀行」です。
数字が最も大きいのは、「第百五十三国立銀行」で、京都にありました。
「ナンバー銀行」とも呼ばれました。
これが、地方銀行のもとになっています。
全国展開する銀行は、金融庁が監督しています。
各地の財務局が監督している銀行(地方銀行)は、106行あります。
「地方銀行」にも3種類あります。
「全国地方銀行協会」(ナンバー銀行の流れをくむ)に加盟している63行。
地元密着で、比較的大企業を顧客にしています。
「第二地方銀行協会」に属する第二銀行が、42行。
仲間内で出資しあった相互銀行が、源流です。
「トマト銀行」(岡山市)、「もみじ銀行」(広島市)、「きらやか銀行」(山形市)など、ユニークな名前の銀行が目立ちます。
「埼玉りそな銀行」は、どちらの協会にも入っていない1行です。
他に、地方の金融機関には、根拠とする法律や、検査する役所の違いにより、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協、魚協などがあります。
いずれも、すぐにはお金を使わない人から、お金を集めて、必要としている人に貸して社会に循環させているということです。
-----------------
銀行のATMから振り込むとき、「都市銀行」「地方銀行」等と分けられていて、知らない名前の銀行だと、どこに入るのだろうと、一瞬、考えるときがあります。
地方銀行は、その地方では主力の銀行で、誰もが口座を持ち、授業料や取引の振り込みでも、その銀行の口座が必ず入っています。
上場している企業を、解説してくれるコーナーです。
地方銀行は、数字が名前に入った銀行は歴史に理由があり、第二地方銀行にはユニークな名前が多いのだそうです。
「旅行で香川県にうどんを食べにいったら、百十四銀行という看板があったよ。すごい番号!」と質問していました。
地方銀行で、数字が名前に入っているのは、「第○○国立銀行」と呼ばれていた名残なのだそうです。
1879年(明治12年)に全国に番号順に作られました。
「国立銀行」といっても、国のお金で作ったものではなく、国策に沿って、地方の名士が作りました。
「第一国立銀行」は、現在の「みずほ銀行」です。
数字が最も大きいのは、「第百五十三国立銀行」で、京都にありました。
「ナンバー銀行」とも呼ばれました。
これが、地方銀行のもとになっています。
全国展開する銀行は、金融庁が監督しています。
各地の財務局が監督している銀行(地方銀行)は、106行あります。
「地方銀行」にも3種類あります。
「全国地方銀行協会」(ナンバー銀行の流れをくむ)に加盟している63行。
地元密着で、比較的大企業を顧客にしています。
「第二地方銀行協会」に属する第二銀行が、42行。
仲間内で出資しあった相互銀行が、源流です。
「トマト銀行」(岡山市)、「もみじ銀行」(広島市)、「きらやか銀行」(山形市)など、ユニークな名前の銀行が目立ちます。
「埼玉りそな銀行」は、どちらの協会にも入っていない1行です。
他に、地方の金融機関には、根拠とする法律や、検査する役所の違いにより、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協、魚協などがあります。
いずれも、すぐにはお金を使わない人から、お金を集めて、必要としている人に貸して社会に循環させているということです。
-----------------
銀行のATMから振り込むとき、「都市銀行」「地方銀行」等と分けられていて、知らない名前の銀行だと、どこに入るのだろうと、一瞬、考えるときがあります。
地方銀行は、その地方では主力の銀行で、誰もが口座を持ち、授業料や取引の振り込みでも、その銀行の口座が必ず入っています。