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ある40代女性の生活

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辛さ: ギネス認定世界一、単位スコビル

2009年11月15日 08時53分14秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「土曜ナントカ学 ギネス認定 辛さ世界一 虫歯に口紅、役立つトウガラシ」という記事がありました。

アメリカの研究所には、世界一辛いとギネス認定のトウガラシが栽培され、辛さはスコビルという単位で量るのだそうです。

アメリカのニューメキシコ州立大学チリペッパー研究所は、トウガラシ専門の研究所です。

様々な種類のトウガラシが栽培され、ギネスで世界一辛いと認定された「ブット・ジョロギア(亡霊のトウガラシ)」もあります。

記者の方が訪れると、所長のポール・ボズランド教授が出迎えてくださいました。
トウガラシ研究歴23年とのことです。

なぜここにトウガラシ研究所があるのですか、の質問に、

ニューメキシコ州立大学には、トウガラシ研究の長い歴史があります。
19世紀末に、研究者の1人が新しい品種のトウガラシを作り、その品種から、現在、アメリカでメキシコ料理に使われている全てのトウガラシが作られました。

そもそもトウガラシとは、どういうものですか?

トマトやジャガイモと同じ仲間の植物です。
南米のブラジルとボリビア国境付近で生まれ、鳥がメキシコに運びました。

なぜ辛いのですか?

ネズミに食べられるのを防ぐため、カプサイシンという化合物で辛くなっています。
ネズミ等の哺乳類は、カプサイシンの辛さを感じますが、鳥は感じません。

それを利用して、トウガラシは鳥に食べてもらい、種をまき散らしてもらっています。

最初にトウガラシの辛さにはまった人はどんな人でしょう?

虫歯の人だと思います。
トウガラシを虫歯に詰めると痛みが止まるため、薬草として使ううちに、味に気がついたようです。

屋外の農場では、日本の「鷹の爪」も栽培されています。
一般公開で、試食も可能です。

パプリカもトウガラシの一種ですが、辛くなく、赤い着色料の原料になります。
「口紅やキャンディーにも使われています。私たちは知らないうちにトウガラシを食べています」

最近では、単純な辛さより風味が重視される傾向があり、
「これからどんなトウガラシが好まれるようになっていくのか、それを予想するのが私たちにとって最大のチャレンジです」
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「その辛み 何スコビル?」という記事も添えてあり、辛さの単位はスコビルで表すそうです。

「スコビル辛み単位」(SHU)という指標です。

辛みのもとのカプサイシンを含む溶液を人が味見し、何倍まで薄めると辛みを感じなるなるかを調べて数字を出します。

スコビルは、この方法を考え出した化学者の名前です。

カプサイシンそのものは、1600万SHUで、これが辛さの上限となります。
世界一の「ブット・ジョロギア」は、100万SHUで、ギネスには「1,001,304」という数字が登録されました。

市販のチリソースでは、これより大きい数字のものもありますが、トウガラシエキスにカプサイシンを人工添加したもので、自然の辛さではないそうです。
撃退スプレーは、200万SHU程度とのことです。

世界一辛い「ブット・ジョロギア」の写真がありました。
赤い大ぶりなトウガラシで、太めの魔女という印象でした。


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