昨日の朝日新聞夕刊に、「米への留学 日本15%減 首位は中国」という記事がありました。
アメリカへ留学する学生数は、過去最多を記録し、中国やインドは増加中で大学院への留学が、日本は減少中で学部への留学が多いのだそうです。
アメリカの国際教育研究所(IIE)が、先月、アメリカの大学・大学院の外国人留学生数(2009~2010年)発表しました。
外国人留学生の総数は、中国の大幅増などにより、69万1千人(前年比3%増)で、過去最多です。
今回は、中国がインドを抜いてトップになりました。
1位 中国 12万8千人 (30%増)
2位 インド 10万5千人 (2%増)
3位 韓国 7万2千人 (4%減)
4位 カナダ 2万8千人 (5%減)
5位 台湾 2万7千人 (5%減)
6位 日本 2万5千人 (15%減)
7位 サウジアラビア 1万6千人 (24%増)
8位 メキシコ 1万3千人 (9%減)
9位 ベトナム 1万3千人 (2%増)
10位 トルコ 1万2千人 (2%増)
この統計の「留学」には、学部や大学院で単位を取得するものの他に、短期の語学留学など単位認定されないものも含まれます。
中国やインドは大学院に多く、日本は学部が多いという傾向があります。
日本人留学生は、大学院21.7%、学部52.6%、その他25.7%
中国人留学生は、大学院52.1%、学部31.3%
インド人留学生は、大学院65.1%、学部14.5%
日本人留学生数は、1994~1998年は世界一でしたが、減少傾向が続いています。
今回は、2万4800人で、前年比15%減です。
その理由について、在日アメリカ大使館は、
「若者人口が減っていること、日本国内の大学数が著しく増えていること、厳しい経済状況下での就職競争の激化が留学をためらわせていることなど、多様な要因が考えられる」
としているということです。
------------------
日本人留学生が減っていることは、聞いていましたが、学部中心なんですね。
中国やインドの大学院留学が多いというのは、何を意味するのでしょうか。
「アメリカ大学院留学」で見ると、留学支援サービスのサイトがずらっと出てきました。
インド人が大学院に留学するのはなぜと「アメリカ大学院留学 インド人」で検索してみました。
「アメリカの大学院の学費は高い」というサイトがありました。
(http://www1.cts.ne.jp/~kseo3/RG/ryuugaku4.htm参照)
日本からアメリカの大学院に留学した方(女性)の感想と報告サイトです。
アメリカの大学院は、1コマ1万円もするので、学生のコスト意識が高い。
休講になったら、苦情が出る。
大学院の留学生レベルはとても高い。
理由は、アメリカの奨学金は優秀な人に出すようになっているから。
日本の文部科学省の奨学金は、機会均等のために出す傾向がある。
日本からの留学生には、「日本で大学に落ちた政治家の息子がカッコをつけるための留学や、遊び半分の語学留学」も含まれている。
とありました。
大学院では、世界の「クリーム」(上澄み、上等な人々)と切磋琢磨できると書かれています。
この方の日本の奨学金について、機会均等(日本)と優秀な(アメリカ)の指摘があったように、日本も優秀な人を優遇する方向を示すことが、世界での生き残りに必要なのではと思いました。
アメリカへ留学する学生数は、過去最多を記録し、中国やインドは増加中で大学院への留学が、日本は減少中で学部への留学が多いのだそうです。
アメリカの国際教育研究所(IIE)が、先月、アメリカの大学・大学院の外国人留学生数(2009~2010年)発表しました。
外国人留学生の総数は、中国の大幅増などにより、69万1千人(前年比3%増)で、過去最多です。
今回は、中国がインドを抜いてトップになりました。
1位 中国 12万8千人 (30%増)
2位 インド 10万5千人 (2%増)
3位 韓国 7万2千人 (4%減)
4位 カナダ 2万8千人 (5%減)
5位 台湾 2万7千人 (5%減)
6位 日本 2万5千人 (15%減)
7位 サウジアラビア 1万6千人 (24%増)
8位 メキシコ 1万3千人 (9%減)
9位 ベトナム 1万3千人 (2%増)
10位 トルコ 1万2千人 (2%増)
この統計の「留学」には、学部や大学院で単位を取得するものの他に、短期の語学留学など単位認定されないものも含まれます。
中国やインドは大学院に多く、日本は学部が多いという傾向があります。
日本人留学生は、大学院21.7%、学部52.6%、その他25.7%
中国人留学生は、大学院52.1%、学部31.3%
インド人留学生は、大学院65.1%、学部14.5%
日本人留学生数は、1994~1998年は世界一でしたが、減少傾向が続いています。
今回は、2万4800人で、前年比15%減です。
その理由について、在日アメリカ大使館は、
「若者人口が減っていること、日本国内の大学数が著しく増えていること、厳しい経済状況下での就職競争の激化が留学をためらわせていることなど、多様な要因が考えられる」
としているということです。
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日本人留学生が減っていることは、聞いていましたが、学部中心なんですね。
中国やインドの大学院留学が多いというのは、何を意味するのでしょうか。
「アメリカ大学院留学」で見ると、留学支援サービスのサイトがずらっと出てきました。
インド人が大学院に留学するのはなぜと「アメリカ大学院留学 インド人」で検索してみました。
「アメリカの大学院の学費は高い」というサイトがありました。
(http://www1.cts.ne.jp/~kseo3/RG/ryuugaku4.htm参照)
日本からアメリカの大学院に留学した方(女性)の感想と報告サイトです。
アメリカの大学院は、1コマ1万円もするので、学生のコスト意識が高い。
休講になったら、苦情が出る。
大学院の留学生レベルはとても高い。
理由は、アメリカの奨学金は優秀な人に出すようになっているから。
日本の文部科学省の奨学金は、機会均等のために出す傾向がある。
日本からの留学生には、「日本で大学に落ちた政治家の息子がカッコをつけるための留学や、遊び半分の語学留学」も含まれている。
とありました。
大学院では、世界の「クリーム」(上澄み、上等な人々)と切磋琢磨できると書かれています。
この方の日本の奨学金について、機会均等(日本)と優秀な(アメリカ)の指摘があったように、日本も優秀な人を優遇する方向を示すことが、世界での生き残りに必要なのではと思いました。
大学院へ行くようになって、それがもっと鮮明になりました。アカデミアの世界もヘッドハンティングですから、国外から来る人は何かで世界的に有名な生徒ばかりです。世界で肩を並べることができる、、、、。日本の中でもそういうことを言える大学院はひとにぎりなのではないでしょうか?
数より質が求められていると思います。
世界的に有名な人物と同じ教室で学ぶことは、得るものも多いでしょう。
(その教室にいるためには、自分もそのレベルにある必要がありますね)
仕事や家庭を持ちつつ、高いレベルの勉強を続けられていて、すばらしいと読ませていただいています。