昨日の朝日新聞に、「食材 カンチャナブリ(タイ) 「ネズミのふん」 辛くて高い唐辛子」という記事がありました。
アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。
タイで最高級の唐辛子は、「ネズミのふん」と呼ばれ、栽培が難しいので高価なのだそうです。
タイ料理は辛いので有名ですが、唐辛子の種類は多く、市場には赤、緑、黄色の大きさも様々な唐辛子が並んでいます。
一番辛いのは、緑色で小粒の、タイ語で「ネズミのふん」という名前の唐辛子です。
「ネズミのふん」にも2種類あり、最も短い2センチ以下の「良い香りのネズミのふん」が最強の辛さです。
一かみするだけで、舌がしびれ、涙があふれるそうです。
記者の方が、栽培地へ行ってみました。
バンコクの西110キロのカンナチャブリ県のスーントンさんの畑です。
「良い香りのネズミのふん」は、土を選ぶため、産地はタイ中部や西部の一部に限られます。
有害菌が繁殖しやすく、毎日の手入れが不可欠で、1個ずつ手で摘むので手間もかかります。
そのため、他の品種より高価になり、高値の時期(8月前後)には、1キロが260円で出荷します。
1カ月の売上げが20万円を超える月もあるそうです。
スーントンさんの悩みは、最近の若者は辛い料理を敬遠することです。
バンコクで働く3人の息子さんも、唐辛子が苦手です。
「誰も畑を継いでくれそうもない」と苦笑いされたということです。
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写真があり、「良い香りのネズミのふん」は、葉と同じ緑色で、未熟な唐辛子のように見えます。
スーントンさんは40代の女性で、赤い格子柄のスカーフを頭から首にかけて巻き、美しい方でした。
アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。
タイで最高級の唐辛子は、「ネズミのふん」と呼ばれ、栽培が難しいので高価なのだそうです。
タイ料理は辛いので有名ですが、唐辛子の種類は多く、市場には赤、緑、黄色の大きさも様々な唐辛子が並んでいます。
一番辛いのは、緑色で小粒の、タイ語で「ネズミのふん」という名前の唐辛子です。
「ネズミのふん」にも2種類あり、最も短い2センチ以下の「良い香りのネズミのふん」が最強の辛さです。
一かみするだけで、舌がしびれ、涙があふれるそうです。
記者の方が、栽培地へ行ってみました。
バンコクの西110キロのカンナチャブリ県のスーントンさんの畑です。
「良い香りのネズミのふん」は、土を選ぶため、産地はタイ中部や西部の一部に限られます。
有害菌が繁殖しやすく、毎日の手入れが不可欠で、1個ずつ手で摘むので手間もかかります。
そのため、他の品種より高価になり、高値の時期(8月前後)には、1キロが260円で出荷します。
1カ月の売上げが20万円を超える月もあるそうです。
スーントンさんの悩みは、最近の若者は辛い料理を敬遠することです。
バンコクで働く3人の息子さんも、唐辛子が苦手です。
「誰も畑を継いでくれそうもない」と苦笑いされたということです。
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写真があり、「良い香りのネズミのふん」は、葉と同じ緑色で、未熟な唐辛子のように見えます。
スーントンさんは40代の女性で、赤い格子柄のスカーフを頭から首にかけて巻き、美しい方でした。
しし唐やピーマンでもときどき辛いものがあったりもします。
韓国の人も唐辛子大好き人間、あちらのものはただ辛いだけでなく味に深みがあるようで、おいしいキムチを作るにはおいしい唐辛子が不可欠なのだそうです。
「ねずみのふん」などというので「何事?!」と思えば、唐辛子の呼び名でしたか…
タイと聞けば…“レッドカリー”を思い出します…
キムチは唐辛子から違うのですか、あの風味は深いですね。
タイの料理(グリーンカレー等)は、家庭で再現するのは難しいですが、食べると印象に残る味ですね。