ある40代女性の生活

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コーダ: 耳の聞こえない親を持つ「聞こえる」子どもたち

2009年11月13日 07時43分17秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「テークオフ 澁谷智子さん 比較文化研究・社会学者 ろうの親もつ子 10年かけ取材」という記事がありました。

自分は耳が聞こえるが、親が聞こえない子どもの方は、トイレに行くのも親に知らせる等、濃いコミュニケーションが特徴なのだそうです。

澁谷智子さんは、耳の聞こえない親を持つ「聞こえる」子どもたちの生活を研究してきました。

コーダ(CODA、Children Of Deaf Adults)と呼ばれる人たちです。

手話との出会いは学生時代でした。

ドラマの影響で手話ブームがあり、「ミーハーな動機でした」。

やがて「いいこと」をしたつもりになっていた自己欺瞞に気付き、障害に生きる1人ひとりが異なるという当たり前の事実が分かってきました。

コーダの人たちが、視覚言語と音声言語、ろう文化と聴文化の間を行き来する境界的な存在である点に関心を持ちました。

40人近いコーダへの聞き取り調査、10年ほどをかけてろう者とその家族との交流も経験しました。

最初は、「プライベートに土足で足を踏み入れることにならないか。悩んだ時期もありましたが、友人として受け入れてもらえました」。

コーダの家庭では、親を不安にさせないため、トイレ1つ行くのも行き先を伝え、説明していました。

日本のコミュニケーションが、察することや暗黙の了解という慣習が根強いのと対照的です。

コーダの方は、自分も耳が聞こえない方がよかったと語る人がいる一方、親がろう者であることの劣等感を吐露する人もありました。

そんな親の子どもだからダメなんだと言われないよう頑張る、世間の規範に敏感になる、だが成人して親とろう文化への愛着をしみじみと話す人もいました。

聞き取り調査の結果を、『コーダの世界―手話の文化と声の文化』(医学書院)という本にまとめました。

内容は、せつない話が多いのに、暗い印象がなく、人の弱さと強さをまるごととらえようとする視点の確かさのためだろうということです。
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自分は聞こえ、親が聞こえない方は、テレビで見たことはあります。
手話で、子どもさんが親に積極的に話しかけていいらっしゃいました。

不安にさせないために、トイレに行くのも伝えていく、人によって思いは様々であることが印象的でした。


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2 コメント

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Unknown (マエダショウタ)
2010-12-12 20:20:50
こんなブログでそんなことを書くな
どれだけ聞こえない親を持つ子供が苦労しているんだと思う?

そんな浅い気持ちで書くな
そういうやつは嫌いだ

こっちはとても嫌みな親で話したい時だけ話しといて俺がしゃべると聞いてくれない

とても屈辱的だ
春から高校生になるのだができれば遠く遠く
離れたところへいきたい
誰もわかってくれる人なんていない
話を聞いてくれる人もごくわずか
ここまで読んでくれたなら礼を言う
ありがとうございました

後半、僕の気持ちを聞いていただく感じの形になりましたがあなたに伝えたいことは軽い気持ちで障害者や親族に障害者がいる人たちのことを書かないでくださいということです
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マエダショウタさんへ (モカ)
2010-12-13 06:59:46
コメントを書いてくださり、ありがとうございます。

マエダショウタさんがおっしゃるように、私は身近に聞こえない方がいません。

そのため、新聞の記事を読み、知らなかったと心を動かされ、ここに書きました。

実際にその立場にいらっしゃるマエダショウタさんが嫌な気持ちになられたのは、すみません。

今回書いてくださったことも、私にとっては知らなかったことです。
教えてくださって、ありがとうございました。
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