ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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グルジア: ワシャゼ外相 妻は世界的バレリーナ、ニーナさん

2010年03月20日 10時17分34秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「窓 論説委員室から あるソ連外交官の今」という記事がありました。

論説委員の方が、それぞれの分野の興味深い話を紹介されるコーナーです。

論説委員の方は、グルジアのワシャゼ外相が来日した際に、会われたのだそうです。

ワシャゼ外相の奥様は、世界的バレリーナのニーナ・アナニアシビリさんです。

グルジア国立バレエを率いたニーナさんの来日公演があり、それに合わせて来日し、岡田外相との会談等を行いました。

もともとは、ソ連で外交官をしていました。
戦略兵器削減など、多くの難交渉も手掛けました。

ロシアのボリショイ・バレエのスターだったニーナさんと知り合い、結婚しました。
ニーナさんが、外国公演をソ連当局に制限されて悩んだときは、「外交交渉のようにタフに戦え」と励ましました。

ソ連崩壊後は、グルジアでワイン製造などに関わっていましたが、外交経験を見込まれ、昨年8月に外相になりました。

グルジアは、最近も政府系テレビが「ロシア軍侵攻」のニセニュースを流して国内を動揺させるなど、国際的信用は低下気味です。

「家族といる暇がないのがつらい」ほどの多忙で、その手腕で外交的苦境を切り抜けてほしい、ということです。
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グルジアは、旧ソ連の構成国の1つで、南カフカスに位置する共和国です。
(ウィキペディア「グルジア」参照)

グルジアに関するニュースを検索してみたところ、

3月13日に、国営テレビ「イメディ」が、ロシアが侵攻したとのニセニュースを放送し、市民がパニックになった。

3月11日、国際リュージュ連盟(FIL)が、バンクーバー五輪開幕前の練習で事故死したノダル・クマリタシビリ選手(グルジア)の遺族のため、募金活動を開始した。

3月11日、岡田克也外相は、グルジアのバシャゼ外相と外務省で会談した。バシャゼ氏は2008年8月のグルジア紛争以来、日本が行った経済支援に謝意を表明した。

等がありました。


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アレルギー: 食べて治す治療法 国立病院など 牛乳、卵

2010年03月20日 09時44分49秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「医療 食物アレルギー、食べて治す 牛乳や卵 専門医のもとで徐々に摂取」という記事がありました。

食物アレルギーは、原因となる食べ物を医師の指導のもとで、あえて食べて治す方法が、最近は重症の子ども患者を中心に取り入れられているのだそうです。

卵や牛乳などでアレルギーを起こす子どもは、原因となる食べ物を極力食べないようにするのが、これまでの指導方法でした。

複数の病院で、医師の指導のもとで、原因食物を摂り、アレルギーを起こさないようにしいく方法が行われ、効果をあげています。

国立病院機構相模原病院では、2008年から、原因食物を摂らせる治療の臨床実験を始めました。

食物アレルギーで目立つのは、原因食物を摂るとじんましんなどが出る即時型で、時には呼吸困難や血圧低下などが起きて生命の危険がある激しいアレルギー反応のアナフィラキシーを起こします。

国立病院機構相模原病院では、アナフィラキシーを起こす即時型で、自然治癒が見込みにくい小学生の重症者を対象に入院治療を行っています。

入院と薬剤費以外は病院持ちで、患者の負担は約10万円ほどです。

方法は、最初は原因食物を少量ずつ食べ、アナフィラキシーを起こす限界量を見極める負荷試験をします。

牛乳なら50cc、卵なら半個以下で、アナフィラキシーを起こす子どもが対象となります。

初日は、アレルギーを抑える薬を服用しながら、限界量の半分から同量の原因食物を食べます。

10日間、毎日、医師の監視ものとで、食べる量を倍増させていき、牛乳なら200cc、卵なら1個まで増やします。

退院後も、毎日、一定量を食べながら経過観察し、原因食物を含む加工品も段階的に食べていきます。

その結果、治療を受けた19人中11人が、退院後も200ccの牛乳が飲めました。
治療前は、1~12ccで、アナフィラキシーを起こしていました。

卵も、12人中8人が、1個を食べられるようになりました。

国立病院機構相模原病院の海老澤元宏医師(厚生労働省研究班の代表者も兼任)は、
「アナフィラキシーの危険がある重い食物アレルギーの子どもは、全国に1学年あたり1千人程度いると見られます。治療体制の確立が必要です」と話されます。

この食事療法を扱う医療機関は、
  神奈川県立こども医療センター
  岐阜大学病院
  関西医科大学附属滝井病院
  国立病院機構福岡病院    などがあります。

神奈川県立こども医療センターでは、入院中にアレルギーを抑える薬を使用せず、入院期間も3週間程度と長いです。
治療対象も、卵、牛乳、ピーナツ、小麦も扱います。

また、アナフィラキシーを起こさない症状の軽い子どもも対象に、医師の指導を受け、自宅で原因食物を食べる療法も行っています。
38人中16人が、平均6.8カ月で治りました。

神奈川県立こども医療センターの栗原和幸アレルギー科長は、
「本来、人体は食べ物にはアレルギーを起こしません。食べて治す、が広く応用される可能性は大きいです」と説明された、ということです。
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テレビで、牛乳が数滴、顔にかかっただけでアナフィラキシーを起こす子どもさんのことを伝えていました。

記事に、国立病院機構相模原病院で卵アレルギーが治った男の子(8歳)のお母さんが、
「成長すれば、親が用意したもの以外を食べる機会も増えます。安心できました」と言われたとあったのは、本当にその通りだろうと思いました。


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