ゲノム（全遺伝子情報）解読： 米女優 グレン・クローズさん

昨日の朝日新聞夕刊に、「米女優の全遺伝子情報解読　「危険な情事」主演　グレン・クローズさん」という記事がありました。

アメリカのバイオ企業が、アメリカの女優さんの全遺伝子情報を、解読したのだそうです。

アメリカのバイオ企業「イルミナ」が、３月１１日に発表しました。

アメリカ女優のグレン・クローズさんは、映画「危険な情事」に主演する等、有名な方です。
家族に、統合失調症の患者がいて、精神疾患の啓発運動にも参加していらっしゃいます。

クローズさんは、
「精神疾患の遺伝学的な側面を科学者が解明し、より効果的な治療につながることを望みます」というコメントを発表しました。

ロイター通信によると、ゲノム解析には、当初、３０億ドル（約２７００億円）もかかっていました。

イルミナ社の技術を使うと、４万９千ドル（約４３０万円）でできるようになりました。

今後は、千ドル程度まで安くなり、一般的検診（エックス線のように）になると考える専門家もいる、とのことです。
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記事では、著名人のゲノム解読が明らかになるのは珍しいともありました。

ゲノムが解読されると、その人のルーツ、かかりやすい病気、性格の傾向まで分かるのかもしれません。

「ゲノム解読」で検索すると、
世界的な農業害虫「アブラムシ」のゲノム解読に成功
ビール酵母の全ゲノム解読完了 サントリーの研究開発　　といった記事もありました。

日本のウイスキー： 海外品評会で高評価 輸出好調 伸び２桁

昨日の朝日新聞に、「ウイスキー　伸び２けた　海外で高評価　輸出好評」という記事がありました。

日本の国産ウイスキーが、海外で有名は品評会で最高賞を受賞するなど好評なため、出荷量が１０％以上の増加中なのだそうです。

国産ウイスキーの２００９年の出荷量（課税ベース）は、前年比１０．３％の増加でした。
前年を上回ったのは、１９９８年以来、１１年ぶりのことです。

サントリーの「響」
アサヒビール（ニッカウヰスキーを持つ）の「竹鶴」
などが、海外の品評会で最高クラスの評価を得ました。

「免税店や日本料理店だけでなく、酒販店からの引き合いも増えている」（サントリー、アサヒビール）

サントリーは、２００９年の輸出が、酒類が前年比１７％増加です。
（１０万６千ケース）

「角瓶」が、アジアで人気
「山崎」など高価格帯の商品が、欧米で人気

アサヒビールは、２００９年の輸出で、欧米向けが１１％増加しました。
２０１０年は、４０％増加の２万５千ケースをめざす、ということです。
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海外での賞というのは、どんな賞だろうかと、「竹鶴」で検索してみました。

アサヒのホームページの「ニュースリリース」に、

「「ワールド・ウイスキー・アワード２０１０」ブレンデッドモルト・ウイスキー部門
『ニッカ 竹鶴21年ピュアモルト』２年連続３回目の世界最高峰受賞

同一商品で３回の“世界最高峰”受賞は「ＷＷＡ」史上初！
～ニッカウヰスキー商品としては4年連続受賞。海外での評価がさらに高まる～」がありました。
（http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0226_3.html参照）

「ワールド・ウイスキー・アワード２０１０」（ＷＷＡ）で、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト・ウイスキー」を受賞したようです。

２月２５日にイギリスのロンドンで受賞式があり、過去には「余市」も受賞していました。

サントリーのほうは、「第14回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ ２００９」（ＩＳＣ，Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｓｐｉｒｉｔｓ　Ｃｈａｌｌｅｎｇｅ）で、「山崎１９８４」「響１７年」「白州１８年」が金賞を受賞していました。
（http://www.suntory.co.jp/news/2009/10586.html参照）

「ＷＷＡ」と「ＩＳＣ」が、世界のウイスキー品評会の有名なもののようです。