ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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映画『黄金のメロディ~マッスル・ショールズ~』

2014-08-10 22:49:53 | ソウル、ファンク
先日、新宿シネマカリテにて映画『黄金のメロディ~マッスル・ショールズ~』を観てまいりました。

面白かったです!我々ソウル・ファン、南部音楽ファンにとって「マッスルショールズ」という言葉(地名)はまるで魔法のような響きでありますが、その魔力を存分に感じることの出来る映画でした。何せ、マッスル・ショールズ・サウンドの生みの親であるリック・ホールやスワンパーズの面々はもちろん、彼の地で名演を残したアレサ・フランクリン、クラレンス・カーター、キャンディ・ステイトン、故ウィルソン・ピケット、そしてミック・ジャガー&キース・リチャーズといった当事者達が、あの時代のエピソードやその魔力を語るんですから。もちろん劇場いっぱいに響くサザン・グルーヴの数々が最高なのは言わずもがな。スクリーンに広がる神秘的ですらあるマッスルショールズの風景や、憧れのフェイム・スタジオの様子など、彼の地の空気までもが漂ってきそうなおよそ2時間でした。

知っているようで知らないことが沢山あったマッスルショールズの物語。特にリックホールの壮絶ともいえる人生には驚きました。そして彼が語る実父とのエピソードの後に流れるクラレンス・カーター「Patches」。この曲はもともと大好きな曲でしたが、この物語の中で聴くとその魅力にあらためて感動しましたね。ホント名曲!


はい、これぐらいにしておきます。まだ映画は公開中ですからね。いや、最後に一言だけ、終わりに素晴らしい歌声を聴かせてくれたアリシア・キーズも最高でした!! やっぱり現代のR&Bにも、あの時代のサザン・ソウルがしっかり息づいているんですね。



*既に新宿シネマカリテでの上映は終了していますが、東京では現在、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート六本木などで上映中のようです。

その他詳しい情報はオフィシャルサイトまで→http://muscleshoals-movie.com/index.html


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