ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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土と平和の祭典

2011-10-17 18:19:53 | フェス、イベント
10月16日、日比谷公園で開催された大地に感謝する収穫祭「土と平和の祭典」に行ってまいりました。“農的生活”をテーマに環境と平和を考えるイベント。さらに今年は放射能汚染という問題もあって、大地の大切さを考えさせられるイベントとなりました。とは言え、やっぱり私のお目当てはライヴな訳です! 久しぶりの渋さ知らズ、最高でした!

開演予定時間の15時きっかりに始まった渋さ知らズ。相変わらずぶっ飛んでましたね。リズムもブラス隊もダンサーもMCも全てが混沌としながら、一つの生き物のようにグラグラと燃え上がるよう。お馴染みの「火男」で爆発する無節操極まりないノリは強烈極まりない迫力。スローナンバー「ひこーき」の味わいと、その最後を引き継ぐ片山広明さんの貫禄漂うサックスの音色から名曲「ナーダム」へと雪崩れ込む流れにもゾクゾクさせられました。でも何と言っても「本多工務店のテーマ」の前に登場した南波トモコ嬢ですよ!彼女の存在感たるや! 何と言いますか、格の違うアングラ感を放出してました。もちろんいつものふんどし姿で観客を煽りまくる渡部さんも、相変わらずエネルギッシュな漁師ノリで最高でした!

ラストを飾った加藤登紀子さん。キーボードのみをバックにしたステージ。低く朗々とした歌声は流石に味わい深いものがありましたね。娘さんのYaeさんと共演した「アメイジンググレイス」は感動的でした。そしてラストは渋さ知らズを招いての「Power To The People」で大盛り上がり。渡部さんも自分のステージのように全開ですし、私服に戻った渋さのダンサー達は誰が誰だか分からない感じで、それがまたエンディングならではの賑やかさを醸してましたね。あと、韓国太鼓のチェ・ジェチョルさんの姿もありましたね。真っ赤な衣装で独特のステップを踏みながら、渋さのリズムに乗って太鼓を叩いてました。出演者も観客もみんなが笑顔になるような、気持ち良いエンディングでした。



当初、出演予定でしたFUNKISTのフルート奏者、春日井陽子さんが10月13日に亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。






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