ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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御徒町凧@浅草木馬亭

2011-04-09 17:54:00 | 余話
今日は妻と一緒に浅草の木馬亭にて、御徒町凧さんによる詩の朗読会。いかにも浅草っぽい大衆レトロな木馬亭で、詩の朗読会、ちょっと楽しみ。


帰宅後追記:

浅草の木馬亭。大正時代に隆盛を極めた「浅草オペラ」の仕掛人のひとりである根岸吉之助が開いた演芸場。もともとは通俗教育昆虫館という2階建ての博物館だったそうですが、1935年に2階部分が木馬館という大衆演劇場になり、1975年に1階部分が木馬亭となったそうです。私は、演芸場とか寄席とか入ったことが無かったのでちょっとドキドキしました。簡素な作りでしたが、入り口の感じとか、場内に備え付けられた真っ赤な椅子とか、左右の壁に飾られた提灯とか、そしてステージの雰囲気など、やはり独特のものがありましたね。

そしてそんな木馬亭で御徒町凧さんが詩を読む。このミスマッチ感が良いですよね。御徒町凧さんは、森山直太朗さんの作詞をされている方で、直太朗さんと御徒町さんでひとつのチームと言った感じ。で、今回はその御徒町さん一人による詩の朗読会。私は何度か御徒町さんの詩の朗読会を観に行ってるのですが、今日の御徒町さんもいつも通りマイ・ペースな感じ。開演時間前におもむろに登場し、携帯をいじったり(たぶんツイッターをやっていた模様)、雑談したり。そして開演時間の18時になると詩を読み始める。でも今回は詩よりお話の方に熱が入っていたような印象。観客に話しかけたり、質問を促したりしていました。御徒町さんの読む詩はとても味わい深いですが、詩人として、詩についての思いなどを語る御徒町さんの言葉にも、御徒町さんならではの感受性のようなものが垣間みれて面白かったです。



ちなみに今日は、まず梅園であんみつを食べ、浅草寺に参ったあと木馬亭へ向かい、終演後は洋食ヨシカミでオムライスを食べるという、浅草満喫な一日でした。


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