NOLAN PORTER WITH STONE FOUNDATION / LIVE AT THE 100 CLUB, LONDON, 7TH, JULY 2012
2月14日、雪降るヴァレンタイン・デーとなったその日、淡路町のCafe 104.5にて、ストーン・ファンデーションのライヴを観てまいりました。
私は正直なところ、Cafe 104.5のサイトでこのイベントを知るまで、ストーン・ファンデーションなるバンドのことはまったく知りませんでした。その紹介文にあった「ソウルとジャズが融合されたイギリス出身のバンド」という1行に興味をそそられ、雪のなか会場へ赴いたんです。それにこの日はフリー・ライヴでしたから!
さて、交通の便が心配されるほどの大雪となったこの日、そんなことなどものともしないUK好きの皆様が集まったこのイベントは、テーブル席から立ち見席までぎっしり埋まるほどの盛況振りでした。
ステージに登場したストーン・ファンデーションはヴォーカル&ギターのニール・ジョーンズを中心に、ドラムス、ベース、キーボードにブラス・セクションが加わる7人編成。1曲目「To Find The Spirit」を聴いてそのモータウン的曲調に嬉しくなりましたね。続く「Bring Back The Happiness」はポップなサビを持つスウィート・ソウル。想像していたようなジャズ感はほとんどなく、もっとブルーアイド・ソウルと言うか、モッズ的。
しかも単なる懐古趣味ではなく、すこぶる曲が良い!!メロディやリズムが良いのはもちろんのこと、曲展開の節々にポップセンスが溢れ、ツボを得たアレンジがまた秀逸。特にホーン隊が格好良かったですね!あのスペシャルズと共にUKツアーを経験したというだけあって、どことなくスカっぽい朗らかさも感じられたり。特にイントロのホーン・リフから楽しさ抜群の「Stronger Than Us」あたりは思わず踊りだしたくなっちゃいました。
他にはリゾート的なグルーヴが心地よい「No More The Fool」や、キレのあるリズムでロッキンに駆け抜けた「Fe-Fi-Fo-Fum」なども印象的でした。ヒップでソウルフルなヴァイヴを感じさせつつ、黒くなりすぎないロックな熱気が心地よいライヴでした。
この日は2部構成だったのですが、私は所要があって残念ながら1部しか観れなかったのが、ちょっと心残り…。
*写真のアルバムは、米ソウル・シンガーのノーラン・ポーターを招いたストーン・ファンデーションのライヴ盤。と言うより、タイトルから判断するに、ストーン・ファンデーションをバックに迎えたノーラン・ポーターのライヴ盤と言った方が良いのでしょうか? 2012年7月、ロンドンのTHE 100 CLUBにて収録。音質はいまいちですが、クラブの熱気が伝わってくるような好盤です。ヴォーカルが良いのはもちろん、芯のあるグルーヴを提供するベースラインや、ソウルフルなオルガンの音色が耳に残ります。もちろんブラスセクションも!
ちなみにノーラン・ポーターは、フランク・ザッパの義理の兄にあたる人だったり、リトル・フィートのメンバーをバックにアルバムをレコーディングしてたりという経歴の持ち主ですが、それ以上に、ポール・ウェラーが「STUDIO 150」でカヴァーした「If I Could Only Be Sure」のオリジネイターとして知られる人だったりするので、この辺りに英モッズ繋がりが感じられて非常に面白い。このアルバムにも収録され、来日ライヴでも披露された「Fe-Fi-Fo-Fum」も彼が70年代に歌ったオリジナル曲。
2月14日、雪降るヴァレンタイン・デーとなったその日、淡路町のCafe 104.5にて、ストーン・ファンデーションのライヴを観てまいりました。
私は正直なところ、Cafe 104.5のサイトでこのイベントを知るまで、ストーン・ファンデーションなるバンドのことはまったく知りませんでした。その紹介文にあった「ソウルとジャズが融合されたイギリス出身のバンド」という1行に興味をそそられ、雪のなか会場へ赴いたんです。それにこの日はフリー・ライヴでしたから!
さて、交通の便が心配されるほどの大雪となったこの日、そんなことなどものともしないUK好きの皆様が集まったこのイベントは、テーブル席から立ち見席までぎっしり埋まるほどの盛況振りでした。
ステージに登場したストーン・ファンデーションはヴォーカル&ギターのニール・ジョーンズを中心に、ドラムス、ベース、キーボードにブラス・セクションが加わる7人編成。1曲目「To Find The Spirit」を聴いてそのモータウン的曲調に嬉しくなりましたね。続く「Bring Back The Happiness」はポップなサビを持つスウィート・ソウル。想像していたようなジャズ感はほとんどなく、もっとブルーアイド・ソウルと言うか、モッズ的。
しかも単なる懐古趣味ではなく、すこぶる曲が良い!!メロディやリズムが良いのはもちろんのこと、曲展開の節々にポップセンスが溢れ、ツボを得たアレンジがまた秀逸。特にホーン隊が格好良かったですね!あのスペシャルズと共にUKツアーを経験したというだけあって、どことなくスカっぽい朗らかさも感じられたり。特にイントロのホーン・リフから楽しさ抜群の「Stronger Than Us」あたりは思わず踊りだしたくなっちゃいました。
他にはリゾート的なグルーヴが心地よい「No More The Fool」や、キレのあるリズムでロッキンに駆け抜けた「Fe-Fi-Fo-Fum」なども印象的でした。ヒップでソウルフルなヴァイヴを感じさせつつ、黒くなりすぎないロックな熱気が心地よいライヴでした。
この日は2部構成だったのですが、私は所要があって残念ながら1部しか観れなかったのが、ちょっと心残り…。
*写真のアルバムは、米ソウル・シンガーのノーラン・ポーターを招いたストーン・ファンデーションのライヴ盤。と言うより、タイトルから判断するに、ストーン・ファンデーションをバックに迎えたノーラン・ポーターのライヴ盤と言った方が良いのでしょうか? 2012年7月、ロンドンのTHE 100 CLUBにて収録。音質はいまいちですが、クラブの熱気が伝わってくるような好盤です。ヴォーカルが良いのはもちろん、芯のあるグルーヴを提供するベースラインや、ソウルフルなオルガンの音色が耳に残ります。もちろんブラスセクションも!
ちなみにノーラン・ポーターは、フランク・ザッパの義理の兄にあたる人だったり、リトル・フィートのメンバーをバックにアルバムをレコーディングしてたりという経歴の持ち主ですが、それ以上に、ポール・ウェラーが「STUDIO 150」でカヴァーした「If I Could Only Be Sure」のオリジネイターとして知られる人だったりするので、この辺りに英モッズ繋がりが感じられて非常に面白い。このアルバムにも収録され、来日ライヴでも披露された「Fe-Fi-Fo-Fum」も彼が70年代に歌ったオリジナル曲。
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