ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

キース・エマーソン逝去

2016-03-13 23:49:49 | ルーツ・ロック
emerson, lake and palmer pictures at an exhibition full video


エマーソン、レイク&パーマー(ELP)の中心人物だったキース・エマーソンが、3月10日、米カリフォルニア州サンタモニカの自宅で亡くなられました。享年71歳。拳銃で自らの頭を撃った自殺の可能性が高いとのことです。また生前は右手の神経性障害に苦しみ悩んでいたそうです。

とても悲しいですね。

今年の4月にビルボードライヴでの来日公演も決まっていたんです。その来日が発表された当時、お!ビルボードにキース・エマーソン!!と驚いたのがつい昨日のように思い出されます。

本当に悲しいです。


私は学生時代にハードロック/ヘヴィ・メタルが大好きで、その流れでキング・クリムゾンやピンク・フロイド、イエス等、プログレにも手を出した訳ですが、その中で最も白熱したのがELPでした。ハードなハモンドに手数の多いドラムが拮抗するあたりディープ・パープルに近い感じもありましたしね。特にキース・エマーソンのアグレッシヴすぎるハモンドにはぶったまげました。ちなみに私が初めて聴いたアルバムは「展覧会の絵」でした。クラシック音楽をロックに変換するアヴァンギャルドなアート性は、ハードロックの様式美にも共鳴する刺激に溢れていましたね。その後「恐怖の頭脳改革」、「トリロジー」、「タルカス」など、70年代前半の作品にはかなりハマりました。キース・エマーソンはプログレの第1人者の一人ですが、おそらくハードロックに与えた影響も計り知れないものがありますよね。あと80年代にカール・パーマーの代わりにコージー・パウエルが入ってエマーソン・レイク&パウエル(略すとやっぱりELP)になったのもちょっと嬉しかったです。


キース・エマーソンさん、安らかに。





コメントを投稿